「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ヤンデレ弟の日常-17

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匿名ユーザー

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○月×日 19:50


「遅くなっちゃったなぁ…」

 足早に、青年は日が沈んだ街中を走る
 「組織」の仕事で、マッドガッサー一味の姿があったという空きビルの探索を手伝っていたのだが……行方不明になっていた被害者達こそ見付かったが、一味の姿、及び手がかりなし
 付近を捜索しても、何も見付からず
 結局の所、ほとんど空振りのままだった
 まったく、面倒な仕事に借り出されてしまったものだ
 早く、帰らないと
 兄の為に、夕食を作らないと
 そう考え、脚を早めていたその時

「………ん?」

 -----影が
 何かが、頭上に現れ、そのせいで影がさした
 そんな感じがして、青年は頭上を見上げて

「--------!!」

 その、巨大な存在に…月の光を、星灯かりを、完全に覆い隠していたそれに、気づいた





 店内の電話が、けたましく鳴り響く

「はい、こちらレストラン噂の産物………あぁ、新入り君?どうしたんだ?」

 レストラン 噂の産物の若きイケメン店長は電話に応対し、その相手が店でアルバイトをしている青年である事を知って、首をかしげた
 今日は、別の仕事が入っているとかで、アルバイトを休んでいたのだが…

『店長?あのね、何か、変なものを見かけたんだけど…』
「変なもの?」
『うん、それとね……何か、マッドガッサーの仲間みたいな奴の姿も、見かけたんだ。って言うか、今も見えてる』
「………は?」

 …マッドガッサーの、仲間?
 ちらり、店長は金さんに目を向ける
 彼は、マッドガッサーのガスの影響を受け、未だに美少女フィギュアの姿のままだ
 また、店によく出入りしていたハンバーグ爺さんもまた被害を受け、ロリ爺の姿になっている
 …その、問題のマッドガッサーの姿を、見かけた?

『何か、マッドガッサーも傍にいるみたいなんだ、屋上に一瞬、それっぽい姿見えたし…今から様子探っておこうと思うんだけど、うまい事、マッドガッサーなりその仲間なりを捕獲できたら、先輩を元に戻せる方法、聞いてみる?』
「待て、新入り君。今、どこにいるんだ?」

 マッドガッサーだけではなく、その仲間もいる
 と、なると…強力な都市伝説と契約している彼でも、危ないかもしれない
 そう考え、店長は彼に居場所を尋ねる

『えっとね、東区の中央の………………あれ?』
「?どうした?」
『…………------------っ』

 ぶつんっ

「……え」

 ツーツー…
 …通話が、途切れた

「…どうか、したの?」
「店長?新入り君が、どうしたんですか?」

 こっちゃんと金さんが、話し掛けてくる

 ツーツーツーツーツーツー…………

 受話器の向こうからは、ただ、通話が途切れた音だけが、空しく響き渡っていた




to be … ?





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