○月×日 20:40 中央高校敷地脇
「ふむ、到着したな」
「あぅあぅ、時間がかかったのですよ」
「あぅあぅ、時間がかかったのですよ」
赤い衣服を纏った二人が、そこにいた
赤マントと、赤いはんてんだ
旧友である黒服より連絡を受け、すぐにでも駆けつけようとしたのだが……校舎内に直接転移しようとしても、それが発動しない
どの程度転移が封じられているかわからず、赤いはんてんの力でトイレをワープして移動してきたのだが、途中、スパニッシュフライの群れにも襲われ、酷い目にあった
…そう言えば、途中、スパニッシュフライに追いかけられる白装束の女性を見たが、大丈夫だったろうか
無事ならいいのだが
赤マントと、赤いはんてんだ
旧友である黒服より連絡を受け、すぐにでも駆けつけようとしたのだが……校舎内に直接転移しようとしても、それが発動しない
どの程度転移が封じられているかわからず、赤いはんてんの力でトイレをワープして移動してきたのだが、途中、スパニッシュフライの群れにも襲われ、酷い目にあった
…そう言えば、途中、スパニッシュフライに追いかけられる白装束の女性を見たが、大丈夫だったろうか
無事ならいいのだが
「恐らく、この敷地内への転移が不可能…と言ったところか」
「あぅぅ、面倒なのですよ」
「ふむ、だが…」
「あぅぅ、面倒なのですよ」
「ふむ、だが…」
校舎を見あげる
屋上には、不審な物体と…人影
屋上には、不審な物体と…人影
「目的地がわかっているだけ、楽だと思わんかね?」
「それは、同感なのですよ」
「それは、同感なのですよ」
す、と赤マントは赤いはんてんを抱き上げた
そして、重力の法則を無視し…その体が、浮かび上がる
まるで、塀を垂直に走るかのように、赤マントは塀を登っていった
正確には、塀より数十ミリ程離れて、滑るように進んでいっているのだが
この赤マント、壁さえあればそこを地面のように認識し、移動できるのだ
塀を昇りきり、そこから壁に飛び移る
…傍の、職員玄関傍のマンホールが空いているのが気になったが…今は、屋上へと急ぐべきだろう
そのまま壁を昇り、一気に屋上に向かう
そして、重力の法則を無視し…その体が、浮かび上がる
まるで、塀を垂直に走るかのように、赤マントは塀を登っていった
正確には、塀より数十ミリ程離れて、滑るように進んでいっているのだが
この赤マント、壁さえあればそこを地面のように認識し、移動できるのだ
塀を昇りきり、そこから壁に飛び移る
…傍の、職員玄関傍のマンホールが空いているのが気になったが…今は、屋上へと急ぐべきだろう
そのまま壁を昇り、一気に屋上に向かう
「----っ、赤マント!」
「む!」
「む!」
っひゅん!!と
放たれた矢
ひらり、赤マントはそれを交わす
見あげると、屋上で一人の女性が、赤マント達に向かって弓を構えていた
ほぼ真下に向かって射抜こうとしてくるとは…良い腕をしている
放たれた矢
ひらり、赤マントはそれを交わす
見あげると、屋上で一人の女性が、赤マント達に向かって弓を構えていた
ほぼ真下に向かって射抜こうとしてくるとは…良い腕をしている
「ふむ、マッドガッサーの仲間かね?」
「あぅあぅ、そうとしか思えないのですよ!…あいつの頼みで、まだ攻撃できないのです」
「あぅあぅ、そうとしか思えないのですよ!…あいつの頼みで、まだ攻撃できないのです」
旧友たる黒服は、マッドガッサーの一味を殺さずに事を済ませたいと思っているようだった
だから…赤いはんてんの能力で攻撃する訳にはいかない
接近して、青いはんてんに変身して動きを封じ込めるしかない
すなわち…どちらにせよ、接近するしかないのだ
だから…赤いはんてんの能力で攻撃する訳にはいかない
接近して、青いはんてんに変身して動きを封じ込めるしかない
すなわち…どちらにせよ、接近するしかないのだ
「しっかり捕まっていたまえ!」
「わかっているのです!」
「わかっているのです!」
矢を避けながら、壁を駆ける
二階、三階と壁を駆け抜け…あと少し!!
二階、三階と壁を駆け抜け…あと少し!!
だが、その瞬間
弓を構えていた女性が……笑った
弓を構えていた女性が……笑った
「------っな!?」
「あぅぅぅぅぅ!!??」
「あぅぅぅぅぅ!!??」
ぶぅぅぅぅぅぅうううううんっ!!
スパニッシュフライの群れが、一斉に二人を包み込んだ
二人の口に……スパニッシュフライが飛び込む!!
スパニッシュフライの群れが、一斉に二人を包み込んだ
二人の口に……スパニッシュフライが飛び込む!!
「---さぁさ、これであなたたちも私の虜」
そんな女性の声を、二人は確かに聞いて
20:43
二人は、スパニッシュフライの支配下に落ちた
20:43
二人は、スパニッシュフライの支配下に落ちた
to be … ?