○月×日 21:30 クラブハウス内
眠っているこいつの頬に触れる
まだ、目を覚ます様子はない
さらしを外してやっている間も、目を覚ます事はなかった
流石は魔女の一撃が作った睡眠薬だ
まぁ、つまりは…あぁしないと、目が覚めない訳だ
まだ、目を覚ます様子はない
さらしを外してやっている間も、目を覚ます事はなかった
流石は魔女の一撃が作った睡眠薬だ
まぁ、つまりは…あぁしないと、目が覚めない訳だ
「眠り姫、ってか?」
呟き、くっくと笑う
眠り続けるこいつは、女になっているせいもあってか酷く綺麗な寝顔をしている
頬をなで、指をゆっくりと下へ下へと下げていっていると…ちゃらり、こいつが身につけているシルバーアクセサリーに、指先が触れた
多分、相変わらず手作りなのだろう
随分と、器用に作れるようになったものだ
確か、作り始めたのは中学三年くらいから、だったか
あの頃はうまく作れず、不恰好なものばかり作っていた癖に
今はこの首飾りに、指輪に、ブレスレットに、髪飾りに……まぁ、本当に器用に作れるようになったものだ
そしてこれらは、こいつの褐色の肌によく映え、似合っていて
眠り続けるこいつは、女になっているせいもあってか酷く綺麗な寝顔をしている
頬をなで、指をゆっくりと下へ下へと下げていっていると…ちゃらり、こいつが身につけているシルバーアクセサリーに、指先が触れた
多分、相変わらず手作りなのだろう
随分と、器用に作れるようになったものだ
確か、作り始めたのは中学三年くらいから、だったか
あの頃はうまく作れず、不恰好なものばかり作っていた癖に
今はこの首飾りに、指輪に、ブレスレットに、髪飾りに……まぁ、本当に器用に作れるようになったものだ
そしてこれらは、こいつの褐色の肌によく映え、似合っていて
「………」
小さく、首を振る
自分の胸元で、ちゃらり、小さな音がした
自分の胸元で、ちゃらり、小さな音がした
さて、いつまでもこいつの寝顔を見つめ続ける訳にもいくまい
そろそろ…起こしてやろうか
そろそろ…起こしてやろうか
ぎしり
こいつを寝かせていた畳の上に上がり、その上に圧し掛かる
そして、そのまま唇を押し付けた
こいつを寝かせていた畳の上に上がり、その上に圧し掛かる
そして、そのまま唇を押し付けた
魔女の魔法は王子様の、お姫様のキスで解ける
それが、昔話のお約束
魔女の魔法の薬の効果の、解毒する以外での唯一の解除方
それが、昔話のお約束
魔女の魔法の薬の効果の、解毒する以外での唯一の解除方
「------っん」
ぴくり
こいつの体が…小さく、震えた
こいつの体が…小さく、震えた
「んん…………、-------っ!!」
ゆっくりと、閉じられていた瞼が開いて…こいつが、俺の姿を認識した
慌てて逃げ出そうとした体を押さえつける
慌てて逃げ出そうとした体を押さえつける
「おっと、どこに行くんだ?」
「っお前……!」
「っお前……!」
ギロリと睨みつけられる
だが、この状況で睨みつけてきても、煽られるだけだ
だが、この状況で睨みつけてきても、煽られるだけだ
「あぁ、本当、可愛くなったよなぁ?……お前、いっそ女として生まれた方が良かったんじゃないか?」
「っ放せ!」
「嫌だね」
「っ放せ!」
「嫌だね」
口の端を釣り上げて、笑ってやる
こいつが困惑しているのが、途惑っているのが…はっきりと、伝わってきている
相変わらず、わかりやすい
こいつが困惑しているのが、途惑っているのが…はっきりと、伝わってきている
相変わらず、わかりやすい
「…お前、本当に…魔女の、一撃の…」
--おや、これは嬉しい
あれほどはっきりと裏切ってやったのに、まだ信じてくれる、ってか?
くっくっく、と笑ってやる
あぁ、嬉しい、おかしい
俺は、こんなにもこいつに信じられていて
だが、それを今から、裏切ってやるのだ
あれほどはっきりと裏切ってやったのに、まだ信じてくれる、ってか?
くっくっく、と笑ってやる
あぁ、嬉しい、おかしい
俺は、こんなにもこいつに信じられていて
だが、それを今から、裏切ってやるのだ
「あぁ、そうだよ…俺は、魔女の一撃の契約者。お前を女にしたマッドガッサーの仲間さ」
「-------っ」
「-------っ」
俺の口から真実を聞いて、ようやく、はっきりと認識したようだ
困惑と戸惑いが、更に強くなる
困惑と戸惑いが、更に強くなる
「っどうして……」
「さぁ?どうしてだろうなぁ?…それよりも、お前、自分の身を心配した方がいいんじゃないのか?」
「さぁ?どうしてだろうなぁ?…それよりも、お前、自分の身を心配した方がいいんじゃないのか?」
服の上から、腹部を伝ってゆっくりと、胸部へと手を伸ばす
胸のふくらみに触れた瞬間、びくり、こいつの体が震えた
そのまま無造作に、その胸を掴んでやる
胸のふくらみに触れた瞬間、びくり、こいつの体が震えた
そのまま無造作に、その胸を掴んでやる
「っ、痛……」
「痛いか?お前の事だから、少し痛い方が好きだと思ってたんだがな?」
「痛いか?お前の事だから、少し痛い方が好きだと思ってたんだがな?」
片胸をもみ、そのまま胸の先の飾りを人差し指と中指で挟んでやる
ぶるり、その体が震える
挟み、潰し、その感触をしばし楽しむ
ぶるり、その体が震える
挟み、潰し、その感触をしばし楽しむ
「っや、め……降りろ、離れろ!」
「絶対嫌だね…やぁっと、お前を屈服させられるんだ」
「絶対嫌だね…やぁっと、お前を屈服させられるんだ」
そうだ
お前を、屈服させてやる
お前をこのまま犯し尽くして、屈服させてやるのだ
お前を、屈服させてやる
お前をこのまま犯し尽くして、屈服させてやるのだ
怖がる必要なんてない
その後は、ずぅっと俺が護ってやるから
その後は、ずぅっと俺が護ってやるから
「…邪魔だな」
もっと、触ってやりたい
その為には…この服が、邪魔だ
手をかけ、勢いよく破いてやる
ビリィッ……と、なんとも爽快な音を立てて、こいつが着ていたノースリーブのシャツが、破れて
その胸元が、露になった
怯えたようにこいつは逃げようとするが、逃げられるはずも無い
さっきまで弄っていた胸にもう一度手を伸ばして、今度は直接触れてやる
その為には…この服が、邪魔だ
手をかけ、勢いよく破いてやる
ビリィッ……と、なんとも爽快な音を立てて、こいつが着ていたノースリーブのシャツが、破れて
その胸元が、露になった
怯えたようにこいつは逃げようとするが、逃げられるはずも無い
さっきまで弄っていた胸にもう一度手を伸ばして、今度は直接触れてやる
「っん、ぅ……」
直接触れられて、こいつの口からかすかに甘い声が漏れた
ぞくり、その声に支配欲を刺激される
ーーーもっと、触ってやりたい、乱してやりたい
その声を、もっと聞きたい
ぞくり、その声に支配欲を刺激される
ーーーもっと、触ってやりたい、乱してやりたい
その声を、もっと聞きたい
「…あぁ、そうだ、こっち、放っておいて悪かったな」
「ぇ………っや、め、ひぁう!?」
「ぇ………っや、め、ひぁう!?」
ぴちゃり
ずっと放置していたもう一方の胸に口を寄せる
胸の先を口に含み、唇で挟みながら舌で弄ってやれば、そこはすぐにぷくりと立ち上がって硬度を増してきた
びくびくと体を震わせて、こいつは逃れようと必死な様子で…それが、面白い
ずっと放置していたもう一方の胸に口を寄せる
胸の先を口に含み、唇で挟みながら舌で弄ってやれば、そこはすぐにぷくりと立ち上がって硬度を増してきた
びくびくと体を震わせて、こいつは逃れようと必死な様子で…それが、面白い
「いや、だ……やめ……っ」
「本当に嫌なのか?」
「本当に嫌なのか?」
意地悪く笑って見つめてやれば、頬を赤くしたまま睨みつけてくる
あぁ、本当にわかっちゃいない
お前だって本当は男の癖に、何故わからない?
その表情が…どれだけ、男を煽るのか、どうしてわからないのか?
あぁ、本当にわかっちゃいない
お前だって本当は男の癖に、何故わからない?
その表情が…どれだけ、男を煽るのか、どうしてわからないのか?
褐色の肌に吸い付き、痕を残していく
胸元に、鎖骨に、首筋に
赤い赤い、痕をつけてやる
所有の証のように、いくつも、いくつも
吸い付くたびに震える体
壊してやりたい、泣かせてやりたい
欲望がさらに増幅していく
胸元に、鎖骨に、首筋に
赤い赤い、痕をつけてやる
所有の証のように、いくつも、いくつも
吸い付くたびに震える体
壊してやりたい、泣かせてやりたい
欲望がさらに増幅していく
「…もっと、触って欲しいだろ?気持ちよくしてほしいだろ?」
耳元で囁いてやるが、勢いよく首を左右にふってくる
嘘をつけ
必死に目を閉じて、快楽からのがれ様としている癖に
嘘をつけ
必死に目を閉じて、快楽からのがれ様としている癖に
「本当に嫌なら、お前の能力で俺を焼き殺して逃げればいいだろ?」
「---っ何、を…」
「---っ何、を…」
俺の言葉に、こいつは目を見開いてきた
そうだ、さっさとその契約している都市伝説の能力を使って、逃げればいいのだ
逃げる気になれば、そうやって逃げられるはず
だが、こいつは俺にその能力を使ってこない
俺を殺そうとしない
…お人好しが
そのお人好しのせいで、お前はこれから俺に屈服させられるんだ
そうだ、さっさとその契約している都市伝説の能力を使って、逃げればいいのだ
逃げる気になれば、そうやって逃げられるはず
だが、こいつは俺にその能力を使ってこない
俺を殺そうとしない
…お人好しが
そのお人好しのせいで、お前はこれから俺に屈服させられるんだ
「そうしない、って事は同意と見ていいんだろ?」
「っ違、う」
「何が違うんだ?」
「っ違、う」
「何が違うんだ?」
わかっているさ
俺を殺せないんだろ?
大事な親友の俺を、お前は殺せないんだろ?
それは俺も同じだよ
どんなにお前が憎くても、俺はお前を殺せない
お前は俺の唯一の、たいせつな親友だから
何よりも大切な存在である事に変わりはない、だから殺せない
俺を殺せないんだろ?
大事な親友の俺を、お前は殺せないんだろ?
それは俺も同じだよ
どんなにお前が憎くても、俺はお前を殺せない
お前は俺の唯一の、たいせつな親友だから
何よりも大切な存在である事に変わりはない、だから殺せない
だが、屈服させる事はできるのだ
「--っや、やめ!嫌だ、やめろ!」
「嫌なら本気で逃げるんだな?俺は絶対に止めてやらないからな」
「嫌なら本気で逃げるんだな?俺は絶対に止めてやらないからな」
笑いながら、ジーンズのチェーンベルトを外し、その中に手を差し入れる
ますます暴れ出してきたが、あっさりと押さえ込んでやった
男の体なら、ここまで押さえ込むのは難しいが…こいつが女の状態なら、ほら、こんなに簡単だ
ますます暴れ出してきたが、あっさりと押さえ込んでやった
男の体なら、ここまで押さえ込むのは難しいが…こいつが女の状態なら、ほら、こんなに簡単だ
ジーンズの中に忍ばせた手が、そこに到達する
「っ嫌だ、嫌だ………っ、頼む、から……やめ……」
その目に涙を滲ませて、こいつが俺を見上げて懇願してきた
-----ズキリ
一瞬、胸が痛んだような錯覚
一瞬、胸が痛んだような錯覚
オレガノゾンダノハ、コンナコトダッタノカ?
「------っつ」
何を迷っている?
そうだ、これが俺が望んだ事だ
このまま、こいつを屈服させてやるのだ
そうだ、これが俺が望んだ事だ
このまま、こいつを屈服させてやるのだ
「…安心しろよ。お前が女になってはじめて、何だから…ちゃんと。優しくしてやるさ」
「や、嫌だっ!頼むから…っやめて、くれ」
「や、嫌だっ!頼むから…っやめて、くれ」
--お断りだ
俺は飛び切り残酷に笑ってやって…こいつのジーンズに、手をかけた
俺は飛び切り残酷に笑ってやって…こいつのジーンズに、手をかけた
to be … ?