「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 赤マントと赤いはんてん-19b

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○月×日 21:02 一年生教室


 ----ぴくり
 気を失っていた赤マントが…動き出した
 赤マントからはスパニッシュフライは排出されてはいるが…それでも、アクマは念のために警戒する

「……ふむ」

 むくり
 体を起こした赤マント
 軽く頭を振り、教室内を見回して…状況を、把握しようとしているようだ
 そして……アクマと、視線があい
 倒れているアクマの契約者を見て、小さく苦笑した

「…申し訳ない。迷惑をかけてしまったな」
「操られている間の記憶があるの?」
「それはもう、完璧にな……操られている間に伝わってきたスパニッシュフライ契約者の感情までも、完璧に」

 立ち上がった赤マント
 ふらふらと青いはんてんに近づき、体を揺さぶっている

「む~~……あと、5分……」
「そんな事を言っている場合ではないだろう、起きたまえ」

 むにゅむにゅむにゅ
 なかなか目を覚まさない青いはんてんに苦戦している赤マント
 ……こちらも、そろそろ契約者を起こさなきゃなぁ
 教室に備えられた大きな時計を確認しつつ、アクマはそんな事を考える

 ……むにん
 ようやく、起き上がった青いはんてん
 ひらりっ、赤いはんてんに戻る

「あぅあぅ…酷い目にあったのです」
「うむ。まったくだ」

 ゆさゆさ……むくり
 それと、ほぼ同時にアクマの契約者も起き上がった

「…お前、大丈夫なのですか?人間のような都市伝説のような、微妙な気配を感じるのですよ」
「あぁ、大丈夫だ…そっちこそ、大丈夫なのか?」
「幸い、生まれながらの都市伝説故に、体は丈夫なのだよ」

 問題ない、と赤マントは笑う
 赤マントも赤いはんてんも、先ほどの戦いのダメージはほぼ残っていないようだ
 ……何だか理不尽と言うか不公平だ、とアクマの契約者は思ってしまう

「ねぇ、二人とも。どうやって三階まであがったの?」

 アクマが、素朴な疑問を赤マントと赤いはんてんにぶつけた
 学校中の階段には「13階段」の能力が発動されているはずなのだ
 階段を使わずに、どうやって三階まで上った?
 …まぁ、アクマと契約者も、階段を使わずに三階まであがったのだが

「うむ、壁を走ってきただけだが?」
「さらっと言い切ったな、おい」
「あぅ、赤マントは移動能力がチートなのです。転移が封じられてさえいなければ、一気に屋上まで転移も可能なのですよ」

 なんと言う移動能力限定チート
 …そちらに能力が傾いているからこそ、戦闘能力がほぼ皆無なのだろうか?

「相手に「13階段」がいる事は把握していたのでね。階段を使っての移動は自殺行為だろう?」
「でも、壁を伝っていっても危なかったのです。屋上から狙い撃ちとスパニッシュフライなのです」
「と、なると…やはり、「13階段」の解除方法を探すしかないか」
「何時の間にか、外に雷たくさん落ちてるし…外、ますます危険だよね」

 何時の間にか、校舎の外で巨大な鳥と巨大ロボットのバトルがはじまっていたようだった
 ……何、この特撮みたいな現状、ふざけてるの?

「…どうやら、相手にこちらの動きは丸見えらしいからな。ここに留まるのは危険かもしれん」
「なるほど…それじゃあ、移動しようか」

 立ち上がるアクマの契約者とアクマ
 その時……かさかさ、と
 小さな音が、聞こえてきた

「…何の音?」
「あぅあぅ…虫でも這っている様な音に聞こえるのですよ」

 かさかさ
 かさかさかさかさ……
 音の出所に…一同は、そ~~~っと視線を向ける

 かさかさ
 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ………

「「「「なぁあああああああああああああ!!!!!!!!?????????????」」」」

 そこには
 無数の黒いゴのつく魔物の姿が!!!!!

 かさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさかさ………

「こ、こっちからも来てるよ!?」

 …黒い魔物とは、反対方向、から
 そこから…無数の、蜘蛛が迫ってきていた
 なんと言う昆虫パニック状態っ!?

「あ、赤マント!まだ転移はできないのですか!?」
「むぅ、無理だ。何かによる妨害が働いている」

 黒い魔物と蜘蛛
 無数のそれらに囲まれて…一同は、絶体絶命状態に陥ろうとしていた


to be … ?






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