第3話「チョコレートは明治」
スタタタタタタッと、ある青年が走っている。彼の名前は明治 香々緒(めいじ かかお)。チョコレートが大好きな
高校生だ。今日は期間限定のチョコが発売される日。そんなものをチョコ好きの彼が見逃すはずもなく、ただひたすら
スーパーに向かって走り続けているのだ。
香々緒「速く…しないと! 売り切れ…る!」
ちなみに彼はゲーム研究部に所属している。前回部活を休んだ4人の中の一人である。本人は「大事な用がある」と言って
休んだのだが…そう、これが彼の言う「大事な用」である。部活よりチョコのが大事なのかよアンタ。
香々緒「うるさいよ…君に僕の何が分かるって言うのさ?」
すみません
香々緒「まあ、いいよ………よし、着いた!」
香々緒はスーパーの中に入り、例のチョコを探す。
香々緒「えーっとチョコは……あった! 良かった、まだ売り切れてなかった♪」
嬉しそうな表情で彼はレジに向かう。
香々緒「これ下さい」
店員「600円になります。1000円お預かりします。400円のお返しです。ありがとうございました~」
彼はチョコを買うと店から出て行く。すると、彼は見覚えのある人と出会った。
堂寺「あ…」
その青年は任天 堂寺だった。
香々緒「あ、堂寺君、こんにちは」
堂寺「あれ? 香々緒君? どうしてこんなところに?」
香々緒「ああ、チョコを買ってたんだよ。期間限定のね。」
堂寺「まさか香々緒君の言ってた大事な用って…」
香々緒「うん、そのまさかだよ」
他愛もない会話が続く。
堂寺「やっぱり…。……あ!」
堂寺は何かを思い出したような顔をする。
香々緒「ん? どうしたの?」
堂寺「いやね、ちょっと部長から伝言頼まれててさ」
―――――説明中―――――
堂寺「…と、言うわけなんだ」
香々緒「成程…。ああ、そういえば僕も都市伝説と…」
彼らが話をしながら歩いていると…
「わたし、きれい?」
マスクをつけた女性が声をかけてきた
「「!!」」
え……まさか………
――――――口裂け女?
いやな予感が二人の脳をよぎる。
どうする?とりあえず…逃げよう!
そう思って走り出したのは堂寺だった。
香々緒「え? ちょ、ちょっと!」
急に逃げ出す堂寺を見て動揺する香々緒。
香々緒「…何? もしかして……怖いの?」
堂寺「え? な、何が? ぜぜぜ全然怖くないけどぉぉ? 仮にも僕契約者だよ? クチサケオンナナンカニビビルワケナイジャナイデスカ」
香々緒「嘘だッ!!」
一生懸命逃げる二人だったが……遂に 追いつかれた。
口裂け女の手に握られているものは…“包丁”
「あなた達もわたしと同じようにしてあげる…っ!」
口裂け女の手にある包丁が二人に襲い掛かる…
堂寺「…15時35分22秒…――ソニータイマー起動」
その瞬間、口裂け女の持つ包丁がボロボロと崩れ去る。そして…柄だけが残った。
「!?」
驚きの表情を隠せないでいる口裂け女。無理もない。さっきまであんなに丈夫で輝いていた包丁が
突然…崩れ去ったのだから。驚くなと言う方が…難しい。そして包丁を見るとアルファベットでこう書かれていた。
“SONY”と…
堂寺「…ふぅ。何とか間に合った」
そう言うと口裂け女のほうを向く堂寺。
堂寺「今のが…僕の能力ですよ。僕が“SONY”のマークを刻んだものを好きな時間に…破壊する」
「くッ…!!」
香々緒「へぇ、すごいじゃん。それじゃあ僕も」
そう言ってポケットから箱を取り出す香々緒。
香々緒「食らえ…“チョコボール”!!」
箱から取り出したチョコボールを口裂け女に向かって投げる香々緒。そしてその中の幾つかが口裂け女の口に…入った。
「ん?チョコエーホ?ほーゆーつもりなのかひら?(ん?チョコレート?どういうつもりなのかしら?)」
すると突然、口裂け女の鼻から赤い液体が流れる。―――鼻血だ。
香々緒「ねぇ、知ってる?チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るんだよ?」
そう。彼が契約している都市伝説は<チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る>。チョコレートは栄養価が高いから
食べ過ぎると鼻血が出る…と言うものである。
香々緒「まぁ、もっとも僕の能力だと…鼻だけじゃ済まないんだけどね♪」
彼がそう言うと口裂け女の首筋から…血が吹き出る
「くっ…あ゛ぁ…これは…一体…?」
香々緒「…僕の能力だよ。チョコレートを食べさせた相手の体から出血させることができる」
こうしている間にも、口裂け女の首からは血が流れている。
香々緒「そろそろ…終わりかな?」
―――バタリ。血を流しながら口裂け女が倒れる。いくら都市伝説とはいえ元は人間。血が足りなくなれば当然…
こうして口裂け女を倒した二人は、安心して家に帰って行くのでした。
スタタタタタタッと、ある青年が走っている。彼の名前は明治 香々緒(めいじ かかお)。チョコレートが大好きな
高校生だ。今日は期間限定のチョコが発売される日。そんなものをチョコ好きの彼が見逃すはずもなく、ただひたすら
スーパーに向かって走り続けているのだ。
香々緒「速く…しないと! 売り切れ…る!」
ちなみに彼はゲーム研究部に所属している。前回部活を休んだ4人の中の一人である。本人は「大事な用がある」と言って
休んだのだが…そう、これが彼の言う「大事な用」である。部活よりチョコのが大事なのかよアンタ。
香々緒「うるさいよ…君に僕の何が分かるって言うのさ?」
すみません
香々緒「まあ、いいよ………よし、着いた!」
香々緒はスーパーの中に入り、例のチョコを探す。
香々緒「えーっとチョコは……あった! 良かった、まだ売り切れてなかった♪」
嬉しそうな表情で彼はレジに向かう。
香々緒「これ下さい」
店員「600円になります。1000円お預かりします。400円のお返しです。ありがとうございました~」
彼はチョコを買うと店から出て行く。すると、彼は見覚えのある人と出会った。
堂寺「あ…」
その青年は任天 堂寺だった。
香々緒「あ、堂寺君、こんにちは」
堂寺「あれ? 香々緒君? どうしてこんなところに?」
香々緒「ああ、チョコを買ってたんだよ。期間限定のね。」
堂寺「まさか香々緒君の言ってた大事な用って…」
香々緒「うん、そのまさかだよ」
他愛もない会話が続く。
堂寺「やっぱり…。……あ!」
堂寺は何かを思い出したような顔をする。
香々緒「ん? どうしたの?」
堂寺「いやね、ちょっと部長から伝言頼まれててさ」
―――――説明中―――――
堂寺「…と、言うわけなんだ」
香々緒「成程…。ああ、そういえば僕も都市伝説と…」
彼らが話をしながら歩いていると…
「わたし、きれい?」
マスクをつけた女性が声をかけてきた
「「!!」」
え……まさか………
――――――口裂け女?
いやな予感が二人の脳をよぎる。
どうする?とりあえず…逃げよう!
そう思って走り出したのは堂寺だった。
香々緒「え? ちょ、ちょっと!」
急に逃げ出す堂寺を見て動揺する香々緒。
香々緒「…何? もしかして……怖いの?」
堂寺「え? な、何が? ぜぜぜ全然怖くないけどぉぉ? 仮にも僕契約者だよ? クチサケオンナナンカニビビルワケナイジャナイデスカ」
香々緒「嘘だッ!!」
一生懸命逃げる二人だったが……遂に 追いつかれた。
口裂け女の手に握られているものは…“包丁”
「あなた達もわたしと同じようにしてあげる…っ!」
口裂け女の手にある包丁が二人に襲い掛かる…
堂寺「…15時35分22秒…――ソニータイマー起動」
その瞬間、口裂け女の持つ包丁がボロボロと崩れ去る。そして…柄だけが残った。
「!?」
驚きの表情を隠せないでいる口裂け女。無理もない。さっきまであんなに丈夫で輝いていた包丁が
突然…崩れ去ったのだから。驚くなと言う方が…難しい。そして包丁を見るとアルファベットでこう書かれていた。
“SONY”と…
堂寺「…ふぅ。何とか間に合った」
そう言うと口裂け女のほうを向く堂寺。
堂寺「今のが…僕の能力ですよ。僕が“SONY”のマークを刻んだものを好きな時間に…破壊する」
「くッ…!!」
香々緒「へぇ、すごいじゃん。それじゃあ僕も」
そう言ってポケットから箱を取り出す香々緒。
香々緒「食らえ…“チョコボール”!!」
箱から取り出したチョコボールを口裂け女に向かって投げる香々緒。そしてその中の幾つかが口裂け女の口に…入った。
「ん?チョコエーホ?ほーゆーつもりなのかひら?(ん?チョコレート?どういうつもりなのかしら?)」
すると突然、口裂け女の鼻から赤い液体が流れる。―――鼻血だ。
香々緒「ねぇ、知ってる?チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出るんだよ?」
そう。彼が契約している都市伝説は<チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る>。チョコレートは栄養価が高いから
食べ過ぎると鼻血が出る…と言うものである。
香々緒「まぁ、もっとも僕の能力だと…鼻だけじゃ済まないんだけどね♪」
彼がそう言うと口裂け女の首筋から…血が吹き出る
「くっ…あ゛ぁ…これは…一体…?」
香々緒「…僕の能力だよ。チョコレートを食べさせた相手の体から出血させることができる」
こうしている間にも、口裂け女の首からは血が流れている。
香々緒「そろそろ…終わりかな?」
―――バタリ。血を流しながら口裂け女が倒れる。いくら都市伝説とはいえ元は人間。血が足りなくなれば当然…
こうして口裂け女を倒した二人は、安心して家に帰って行くのでした。
つづく?