Auf die Wange Wohlgefallen, 頬なら厚意。
「おにいちゃん、おやすみなさい」
「あぁ。おやすみ」
「あぁ。おやすみ」
こちらの頬にキスしてきたあと、満足そうに笑って目を閉じた弟
…おやすみのキスなんぞ、どこで覚えたのやら
あぁ、あれか、両親が見ていた外国の映画か何かで、か?
…おやすみのキスなんぞ、どこで覚えたのやら
あぁ、あれか、両親が見ていた外国の映画か何かで、か?
双子だと言うのに、弟は歳相応に子供っぽく
それに比べて、自分は何と冷めた事か
弟の無邪気な行動の意味も、一々探ろうとする
それに比べて、自分は何と冷めた事か
弟の無邪気な行動の意味も、一々探ろうとする
…まぁ、自分達はこれでいいか、と少年はそう考えた
弟がいつまでも無邪気でいたならば、自分が護ればいいのだから
弟がいつまでも無邪気でいたならば、自分が護ればいいのだから
大切な弟、己の半身のような弟を
自分は、護り続けようと…少年は、誓った
自分は、護り続けようと…少年は、誓った
十数年後、自分達がどんな大人になったのか
少年たちは、この時予想してすらいなかった
少年たちは、この時予想してすらいなかった