アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - わが町のハンバーグ-10c

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
場所は変わってレストラン「うわさの産物」…
「…で、これが『金華猫』の体か」「あぁ、それを若者に食わせば、若者は目覚めるはずじゃ」
「…しかし、本当にこの猫が…僕の体を乗っ取っていたというのかい?」
「…信じがたいじゃろうがな」



僕が目覚めたとき、彼がすぐ隣で寝ていた。どうしたものかと周りを見渡してみると、どうやら図書館のようだ。
「目覚めたか、若者の知り合いよ」「……あなた達は、誰だ?」
僕は、そこにいたお爺さんと、迷彩服を着たおじさんに問う。「そして何故あなた達はここにいるんだい?」
「乗っ取られてる時の記憶は残っとらんのか?」
…?乗っ取られた?どういう意味だろうか?全く見当がつかない。
「あぁ、紹介がまだじゃったな。わし達はそこで寝とる、いや眠らされとる若者の関係者じゃ」「訳あって素性は晒せねぇがな」
「…まぁ彼の知り合いということが分かれば十分だよ。じゃあ今の状況を教えてほしい。何故僕が、そしてあなた達がここにいるのかを」

……

僕は、ここで起こったすべてのことを知った。僕が『金華猫』に体を乗っ取られていたこと。そして、彼に告白をしてしまったこと。
その『金華猫』は、ここにいる二人が倒したということ。
「……」「まぁ信じろとはいわねぇ。でもいま言ったことは紛れもない事実だ」
確かに信じがたいことではある。だが実際、僕には昨日の夜からの記憶が全くない。気が付いたら図書館で寝ていた。
そして床にはこの前僕が見て、強烈な頭痛に襲われたあの猫と思われる死体が転がっている。

「…どうやら信じるしかないようだね」僕は誰に言うでもなく呟いた。
「よし、ならばこやつらをある場所まで運ぶでな、手伝ってくれ」



「よっしゃ、できたぜー!金華猫の生けづk「何で生け作りなんじゃ!もちっと視覚にやさしいもんを作れ!」…冗談だっつの。ほい、猫肉バーグ」
「…しかし、本当に何でも作れるのだね」
前々から「ここの店長はどんな食材でも料理を作る」とは聞いていたが、まさか猫肉でハンバーグを作ってしまうとは。
「まぁ、味は保証できんがな」「何をぅ!?最近は微妙に売れてきてるんだぜ!?」
「……一人は倒れて、一人は消滅、だけどね」ここの店員と思われる和服の少女が鋭い突っ込みを入れる。
「ま、まぁ味は置いといてこれを食わせば少年は目覚めるはずだ」そう言って彼にハンバーグを食べさせる。

……

「ぐはっ!マズッ!」

「…起きて一言目から味批判かよ…orz」「…なんにせよ、目を覚ましたな」
「…危ないところだった…もう少しで俺の貞操が…あのゴリラの野郎…」…一体夢の中で何があったのだろうか…
「もしかして…『猿夢』と戦って…?」「あ?クーさん…?」


「…すまないね…僕の体が乗っ取られたばかりに」
「き、気にすんなって。乗っ取られたクーさんに責任はないし、一応俺の目的は果たせたしな」
「…『猿夢』と戦うこと、かい?」「…まぁ、な…」

…何故、彼は危険を冒してまで危険なものと戦おうとするのだろうか。
そして、彼の関係者だというお爺さんとおじさんは、いったい何者なのだろうか。
すごく聞きたかったが、おそらく話してはくれないだろうから、聞かないでおこう。

「と、ところで…その、乗っ取られてるt「あ、あぁ…あれ、俺忘れるからさ。うん」…ぁ」

            実は本音なんだ。

そう言ってしまえば簡単なのだが、僕にはその勇気が無いようだ。だから、

「…そうしてくれると、ありがたい」

言いたくはないことを言ってしまう。だから、次は言いたいことを言う。

「…一つ、お願いしたいことがあるんだ」「ん?」

「よければ、その…君の手伝いをさせてもらっても構わないかな?」

「…はぇ?」「いや、ただ僕の知識を何かの役に立たせられないか、と思ってね」
「いや、でもまたクーさんが危険になるかも知れねぇし…」
「フフ、その時は君やその関係者たちが助けてくれるだろう?」「う…」



「本当に良かったのかね…クーさんを協力させるようにしちまって」帰り道で二人に問う。
「なあに、協力するもんは多いほうがいい。それにあの嬢ちゃんはどうやら妖力を持つもんを引き寄せる力がみてーだぜ」
「うげ、マジか」「うむ。じゃから、わしらの近くにいたほうが、何かと安全じゃろうしな。それに…」
「それに?」

「いや…これはわしの口から言うべきではないな…何でもないわ」

「なんだよー、爺さんのイジワルー」
「いやーはっはっはっ。若いっていいな、爺さん?」「全くじゃな…学生時代が懐かしいわい。あの頃はよくモテてのぅ…」


これから起こることは、誰にも予測できないことかもしれない。
友の『虫の知らせ』でも、こっちゃんでも。しかし、契約者たちは戦う。相手がどんなに強大だろうと。
戦えハンバーグジジイ!戦え絵の中の霊!

「…こんなしめ方でいいのかよ」



タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー