アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ソニータイマー-15

最終更新:

sonytimer

- view
だれでも歓迎! 編集
「私は誰でしょう?」
突然だが…俺の名を言ってみろ!!! ………え?知らないって?それもそうだ。名乗ってないもん。
何? だったら名乗れって?…残念だがそうはいかないんだよな。…でも確かに名乗らないのは失礼だな…
よし、それじゃあ仮に「山田」とでも名乗っておこう。あ、ちなみにこれ本名じゃないぞ。
山田(仮)「…そういや最近よく都市伝説が出るって聞くな…。気をつけないと…」
そんなことを言いながら歩いている山田(仮)。すると、赤いマントとシルクハットに身を包んだ男に
話しかけられた。
「赤いマントは如何かね?」
赤マントか。おそらくコイツは人殺しの赤マントか?「赤いマントは如何かな」という質問にうまく
答えないと自分の血で真っ赤に染められる…。怖いねぇ…
山田(仮)「赤マント。その質問に答える前に俺の質問に答えてもらおう。さぁ! 俺の名を言ってみろ!!!」
赤「知るわけないだろう。そんなもの。さ、私の質問にも答えてもらおうか」
狙い通り。“相手が自分の名前を知らないこと”これが俺の能力を発動させる条件。
山田(仮)「そうだよなぁ!知らないよなぁ!…ならば!!」
赤「赤いマント如何か…!?」
驚く赤マント。無理も無いだろう。目の前に居た人間が突然消えたのだから。
赤「…瞬間移動系の能力か? それなら…」
右を見てみる。誰も居ない。左を見てみる。誰も居ない。後ろを振り向く。誰も居ない。だとすれば…!
赤「上か」
上を見上げる赤マント。しかし、上にも居なかった。相手がどこにも居ない。だが、それは当然のことなのである。
彼の能力は瞬間移動なんかではないのだから。山田(仮)の契約した都市伝説は『私は誰でしょう?』。
試験時間終了後も延々と解答を続けていた学生に対し、監督官は時間切れ失格を言い渡す。慌てる様子も無く学生は聞いた。
「ところであなたは僕のことを知ってますか?」。怒った監督官は「お前なんか知るものか!!」と答える。学生は「ならば!」
と他の答案の中に自分の答案を混ぜ込み逃げ出した(wikipediaより引用)、と言う都市伝説である。能力は相手に自分の
名前を聞き、相手が自分の名前を知らなかった場合、その相手は自分の居場所と存在を認識できなくなる、と言うものである。
山田(仮)「ハハハハハハ! 残念だったなぁ、赤マント! お前が俺の名前を知らない限り、俺を見つけることは出来ない!
だがある意味運が良かったぜお前! 俺がもし“攻撃能力のある都市伝説”と契約してたら今頃俺に倒されているだろうからなぁ!」
赤マントにそう告げると、山田(仮)は帰っていくのだった。
赤「…」
その場に立ったまま動かない赤マント。おそらく、予想外の能力で驚いているのだろう。そして、その赤マントを隠し撮りする影が…

真「…人殺しの赤マントか。くっくっく…。いい写真が撮れた…。明日日の記事はコイツで決まりだな!」
新聞部の部長だった。彼の言ったとおり、次の日のの都市伝説新聞はこんな内容であった。

        『真っ赤に染まる服~狂気の赤マント?~』
昨夜、道で赤いシルクハットと赤いマントに身を包んだ20代くらいの男性が目撃された。
その男性は道行く人々に「赤いマントは如何かな」などと尋ね、返答した人を殺害し血で真っ赤に染める
などの凶行に及んでいる。犯行の手口や話し方などから都市伝説の『赤マント』なのではないかと言われているが、真相は定かではない。
だが、皆さんも注意していただきたい。次は貴方かも知れないのだから。
[写真]←これが赤マントと思わしき男である。狂ったように立ち尽くしている姿がうかがえるだろう。


                   つづく

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー