我輩は百獣の王の息子である
名前はまだない
この寒き地に突然連れてこられて、早くも十日以上が経った
我輩のような幼き命でも、この土地は辛うじて生き延びる事ができるらしい
名前はまだない
この寒き地に突然連れてこられて、早くも十日以上が経った
我輩のような幼き命でも、この土地は辛うじて生き延びる事ができるらしい
本日は、随分と人間がたむろしている場所へとやってきた
人間、と言うのは、この必要以上にたくさん存在する生き物である
他の猫達が、教えてくれた知識だ
この土地の猫達は随分と親切であり、我輩に色々と教えてくれる
我輩が成長した暁には、猫たちを護る事で恩を返そうと思う
人間、と言うのは、この必要以上にたくさん存在する生き物である
他の猫達が、教えてくれた知識だ
この土地の猫達は随分と親切であり、我輩に色々と教えてくれる
我輩が成長した暁には、猫たちを護る事で恩を返そうと思う
とまれ、この人間の多い場所
我輩のような小さき存在、踏み潰されないように気をつけなければ…
我輩のような小さき存在、踏み潰されないように気をつけなければ…
「きゃあ!見てみて!この猫可愛い~~v」
「本当!ミックスかなぁ。何の血が入ってるんだろ?」
「本当!ミックスかなぁ。何の血が入ってるんだろ?」
何やら、騒がしい人間がこちらを見つめている
ぱしゃぱしゃと音がするが、何の音であろうか?
思わず立ち止まり、そちらを見あげる
ぱしゃぱしゃと音がするが、何の音であろうか?
思わず立ち止まり、そちらを見あげる
「きゃああ!こっち見たよ!」
「ほら、おいで~」
「ほら、おいで~」
何やら、手招きをしてくる
その反対の手に、食物らしき物を持っていたので、奪ってやろうと近づく
てちてちてち、ゆっくり、ゆっくり近づいて
ぽふんっ
人間の手が伸びてきて
もふもふもふもふもふもふもふ
容赦なく、こちらの体を撫で回してくる
…なんと、愚かな
幼くも百獣の王の血を引く我輩相手にうかつに手を出すなど、愚の骨頂………………
…………
その反対の手に、食物らしき物を持っていたので、奪ってやろうと近づく
てちてちてち、ゆっくり、ゆっくり近づいて
ぽふんっ
人間の手が伸びてきて
もふもふもふもふもふもふもふ
容赦なく、こちらの体を撫で回してくる
…なんと、愚かな
幼くも百獣の王の血を引く我輩相手にうかつに手を出すなど、愚の骨頂………………
…………
「やぁん、おなか見せてきた~!超可愛い~vvvvv」
「人懐っこいね~、この神社で飼われてるのかな??」
「人懐っこいね~、この神社で飼われてるのかな??」
もふもふもふもふもふもふもふもふ
小さな小さな子供ライオン
参拝客の女性に撫で回され、満足そうにころりん、腹を見せているのだった
小さな小さな子供ライオン
参拝客の女性に撫で回され、満足そうにころりん、腹を見せているのだった
続く予定なんてない