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連載 - 悪意が嘲う・ゴースト-02

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だれでも歓迎! 編集
 我輩は百獣の王の息子である
 名前はまだない
 この寒き地に突然連れてこられて、早くも十日以上が経った
 我輩のような幼き命でも、この土地は辛うじて生き延びる事ができるらしい

 本日は、随分と人間がたむろしている場所へとやってきた
 人間、と言うのは、この必要以上にたくさん存在する生き物である
 他の猫達が、教えてくれた知識だ
 この土地の猫達は随分と親切であり、我輩に色々と教えてくれる
 我輩が成長した暁には、猫たちを護る事で恩を返そうと思う

 とまれ、この人間の多い場所
 我輩のような小さき存在、踏み潰されないように気をつけなければ…

「きゃあ!見てみて!この猫可愛い~~v」
「本当!ミックスかなぁ。何の血が入ってるんだろ?」

 何やら、騒がしい人間がこちらを見つめている
 ぱしゃぱしゃと音がするが、何の音であろうか?
 思わず立ち止まり、そちらを見あげる

「きゃああ!こっち見たよ!」
「ほら、おいで~」

 何やら、手招きをしてくる
 その反対の手に、食物らしき物を持っていたので、奪ってやろうと近づく
 てちてちてち、ゆっくり、ゆっくり近づいて
 ぽふんっ
 人間の手が伸びてきて
 もふもふもふもふもふもふもふ
 容赦なく、こちらの体を撫で回してくる
 …なんと、愚かな
 幼くも百獣の王の血を引く我輩相手にうかつに手を出すなど、愚の骨頂………………
 …………







「やぁん、おなか見せてきた~!超可愛い~vvvvv」
「人懐っこいね~、この神社で飼われてるのかな??」

 もふもふもふもふもふもふもふもふ
 小さな小さな子供ライオン
 参拝客の女性に撫で回され、満足そうにころりん、腹を見せているのだった


続く予定なんてない




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