「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 悪意が嘲う・マドカ-01

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だれでも歓迎! 編集
×月○日

 今日から、日記でも書いていこうかと思う
 どうせ私のことだから、三日坊主で終わるか気の向いた時だけ書いていくかどちらかだろう
 ただ、何となく、始めて見たくなったのだ
 それを阻止する権限など、誰にも存在しては居ない
 何故、始めてみたくなったかと言うと、書き記したいことが今日、二つあったから
 良い事と、悪い事
 まずは、悪い事から書いていこうと思う
 腹が立つことを書いた後に、愉快な事を書いた方が気分的にもいいはずだ

 今日、親から今度見合いをしろと言われた
 式は卒業式の翌日に予定している、とも言われた
 どうやら、何度か見合いをさせて、私が高校生の間に結婚相手を決めてしまおうとしているらしい
 これは何か?私には男を見る目がないと?
 家に男を何度も連れ込んだのがそんなに駄目だと言うのか
 どれもこれも、あの瞬間は愛した男なのだから、問題はないだろうに
 これだから、旧家と言う奴は何もかもこ煩くて困る
 貧乏でもいいから、普通の家に生まれたかった
 あの親が決める見合い相手だ、どうせ、堅苦しい詰まらない男ばかりだろう
 誰が、結婚相手など選んでやるものか
 親が連れてくる見合い相手など、全て選んでなどやらない
 全て、断り続けてやるのだ


 さて、良いことを書き始めようか
 今日、私は「都市伝説」と言う奴と契約した
 都市伝説、そんなものが実在するとは思ってもいなかった
 だが、それは実在して、しかも人間と契約までしてしまうらしい
 それに、私はたまたま選ばれたのだ
 口裂け女や人面犬みたいな、ちゃちい都市伝説じゃない
 もっともっと、凄い物だ
 多分、この力をもってすれば、様々な悪事を行う事ができるのではないか、と思う
 だが、私は別に悪事を行うつもりはない
 じゃあ、この力はどうしようか?
 万が一、どうしようもなくなった時、この力に頼ろうと思う
 少なくとも、私や、私が護りたいと思ったものを護るくらいはできるはずだ
 ただ、その為にはちょっと練習が必要だろう
 今度から、少しずつ練習しようと思う
 生き物で実験するのは残酷だ、石とかそう言う物で実験してみようと思う










 (ここから一ヶ月以上、記述はない)







△月◎日

 まいった
 親が連れてくる見合い相手なんて、選ぶつもりはなかったのに
 今回の男は、どう言う訳か気に入ってしまった
 そいつも、また堅苦しそうな男だ
 だが、今までの相手とは、決定的に違う部分があったのだ
 今までの男達は、皆、こちらの両親の顔色を窺っている、つまらない男ばかりだった
 だが、あの男は違った
 私の両親の事なんて、多分、踏み台程度にしか思っていない
 私のこととて、出世の道具とか見ていないだろう
 あのふざけた両親の顔色を疑ってこない
 そして……私のことを、とことん、支配し尽くそうとしてくる相手
 面白いじゃあないか
 私を支配する?
 やれるものなら、やってみろ
 両親や教師すらさじを投げた私を、支配してみるがいい
 もし、私を支配し尽くす事ができたならば、私はお前に完全に惚れてやろう
 結婚相手、と言うよりは、まるで決闘相手のような感覚
 明らかに間違っている方向だとはわかっているが、とにかく、今回の相手は気に入ってしまったのだ
 気に入った理由は告げず、ただ気に入ったとだけ告げたら、両親はさっさと結婚の話を進め始めたようだった
 速すぎるだろうに、まだ私の卒業まで一年は残ってる
 あれか、そんなに逃げ道を消したいのか
 見合いを持ち込まれまくってる時も男を連れ込んだりしていたのがそんなに気に食わないか
 悪いか!!!
 人生なんぞ、一生に一度だ
 とことん楽しまなきゃつまらないだろうに

 ところで、都市伝説の使い方だが、結構慣れてきた
 最近は、飛んでいる虫相手なら、躊躇なく扱えるようになってきた
 あれよ、あれ
 害虫駆除くらいならいいわよね、問題なんてない、うん
 ただ、それ以上多きな生き物相手、となると、流石に気が咎める
 多分、その気になれば人間相手にだって発動できるのだろうけれど…
 使う日が来ない事を、祈るばかりだ






(ここから、一年以上記述はない)








●月□日

 自分の中で、命が育っている感覚
 それが、酷くうれしかった

 あっはっはっはっは!!!ざまぁみろや、両親め!!
 見合いとは言えできちゃった結婚だ!!
 どうだどうだ!お前らの顔にドロをぬってやったぞ!!!!
 あぁ、もう、傑作傑作
 堕ろせとは言わせない
 これは、私の中で育っている命なのだ
 私が産み落とす予定の命なのだ
 誰の自由にもさせるものか
 籠の中で育てられた私とは違って、この命には自由に生きて欲しいと願っている
 私と違って、幸せって奴を感じて生きて欲しいものだ
 名前は、もう決めている
 旦那になる予定の奴には相談なんてしていない
 だって、面白味のない名前を提案してきそうだし
 男でも、女でも、どっちでも、もう名前は決まっている


 翼 だ


 翼をもった鳥のように、自由に生きて欲しい
 その願いを、私はその名前にこめようと思う


 ところで、今日、初めて人間相手に能力を使った
 うわ、やっば、わりとグロかった
 胎教に影響がでないか、流石にちょっと心配した
 まぁ、タバコは控えたとは言え酒飲みまくってる女のセリフじゃあないがね!!!
 でも、あれヤバイわ、まじヤバイ
 あれ、どうなったんだろう、死んだだろうか
 いや、正当防衛だけどさ
 「他の男の子供できたから別れるわ」って言ったら、こっちを殺してこようとしたんだし
 それにしても、あいつも都市伝説契約者だったとは
 あれだ、都市伝説にも能力使ったんだけど……いやー、グロかった
 ダブルでグロいから、びっくりして逃げ出したわけで、本当、どうなったんだろう
 あれ、通りすがりの子供が見たら泣く事間違いない


 …御免、通りすがりの子供
 そして、あの辺りのご近所さん
 悪いのは、あそこで私に襲い掛かってきた包茎野郎、って事で






 (ここから、出産日まで記述はない)





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