12月24日 0:27
「先生、ご生誕ウン千年おめでとうございます」「うむ、ありがとう」チィン
生誕の記念日なのだから戦いに赴く前に祝っておこうという長細の提案によって、二人はワインを共に飲む。
「…しかし現代のワインというものは味が良くないな」「はは、先生の御存命だった時代はさぞおいしい酒の類があったことでしょう」
「…しかし現代のワインというものは味が良くないな」「はは、先生の御存命だった時代はさぞおいしい酒の類があったことでしょう」
「メリィィィィx・クリスマァァァス!」
そんな二人の前に、突然大声を張り上げながら、全身赤い服に身をまとうサンタが現れた。
そんな二人の前に、突然大声を張り上げながら、全身赤い服に身をまとうサンタが現れた。
「…誰だ?」「先生、この人は先生の御生誕の日に現代の良い子にプレゼントを配って回る『サンタ』と呼ばれる者です」
「その通りぃ!というわけで君たちにもプレゼントだよ!」
そう言ってサンタは背中に背負っていた袋を二人に向けて開く。
「ほぅ、私にもくれるというのか。私は生誕記念の贈り物として受け取っておくよ」
「その通りぃ!というわけで君たちにもプレゼントだよ!」
そう言ってサンタは背中に背負っていた袋を二人に向けて開く。
「ほぅ、私にもくれるというのか。私は生誕記念の贈り物として受け取っておくよ」
……その袋の中には、筋骨隆々とした成人男性が数名。
「ハァイ!…そこのモヤシ男はあまりヤり応えが無さそうネ。そこのオッさん、Meたちとや ら な い か」
出会い頭にいきなり危険な言葉をかけられた。
「…弟子君」「…何でしょう先生」
弟子と書いて「くにしげ」と読む長細は、袋詰めの兄貴たちに若干引き気味である。
しかし、先生のほうはカタカタと震えている。
しかし、先生のほうはカタカタと震えている。
「この男たち…初対面でいきなり私に失礼ではありませんか?私は仮にも神として奉られる存在なのですよ?
それを出会い頭に私に頭を下げることもなくオッさん呼ばわりなど……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
それを出会い頭に私に頭を下げることもなくオッさん呼ばわりなど……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
先生の後ろには、怒りのオーラが見えている。先生の怒りによる身震いに合わせ、周りの空気までもがビリビリと震えている。
「不届き者は…排除するのみ!『ルベルグンジ』!」
先生が、袋の兄貴たちに向け、言葉を放つ。
その直後、兄貴たちの目に、謎の十字架が現れる。
「ワォウ!?いきなり真っ暗になったデース!」「前が見えないデース!」
その十字架は、兄貴たちの視力を奪い、活動を無にする。
「ワォウ!?いきなり真っ暗になったデース!」「前が見えないデース!」
その十字架は、兄貴たちの視力を奪い、活動を無にする。
「なっ!?お前…こいつらに何をした!?」サンタがかなり動揺したようで先生をにらみつけて問う。
「…お前…?神と同等である私に向かって、お前、ですと…?どうやら君も…礼儀がなっていないようだ…」
先生の怒りのオーラがさらに大きくなるのが見える。気がする。
先生の怒りのオーラがさらに大きくなるのが見える。気がする。
「君も私と同じ罰を受けなさい…!『ルベルグンジ』!」
ドグシュ!
先生が言葉を発した直後、肉に何かが突き刺さるような音。
「ぐあぁぁぁぁ!!!!」
そのすぐ後に聞こえる、サンタの断末魔。
サンタの手首には、何か杭のようなもので貫かれた痕。
その痛みのあまりに屋根の上から転げ落ちるサンタ。そして地につくと同時に…消滅した。
そして、それと同時に兄貴たちも袋ごと消滅した。
その痛みのあまりに屋根の上から転げ落ちるサンタ。そして地につくと同時に…消滅した。
そして、それと同時に兄貴たちも袋ごと消滅した。
「……不届き者めが」「先生…!空をご覧になってください…」
弟子に言われるとおりに空を見る。
空には、先ほどのサンタと同じとみられる者が、大量に舞っていた。
「今年の聖夜を荒らす輩は…あのサンタとやら、のようですね…」「夜明け前より活動開始…ですか。いつもよりもはるかに速いですね」
聖夜に、神とその弟子、弟子 一(くにしげ はじめ)が舞う。サンタという名の不届き者を排除するために。