「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 悪意が嘲う・マドカ-06

最終更新:

guest01

- view
だれでも歓迎! 編集
○月×日


 久しぶりに学校町に来た
 …そうしたら、中央高校の上空を、何か随分と大きな鳥が飛んでいるのを見かけた
 多分、都市伝説だろう
 そして、街中を歩いていたら、白装束を来た女(なんだか、牛の刻参りでもするような格好だった)と、幽霊のような女性が、黒焦げた蝿の群れに追いかけられているのを見た
 どうにも、黒焦げた蝿はあんまりよくない存在っぽかったし、どう考えても都市伝説だったし、問題ないだろう
 あれで、あの二人も助かっただろうし、いいじゃないか

 …と、言うか、さ
 中央高校の上空を飛んでた鳥が、何時の間にかロボットっぽいのと大バトルを繰り広げていたり
 その周りを、何か筋肉っぽいのが飛んでいるのは何なのだろうか
 あれも都市伝説なのか?

 …相変わらず、この街は都市伝説が多い
 多すぎると言っていいくらいだ
 しばらくの間学校町を離れていて、それを実感する


 …翼は、無事だろうか?
 何か都市伝説に襲われていたりしないだろうか?

 と、言うか
 明らかに、中央高校で何か起きている最中な訳で
 まさか、巻き込まれてないだろうね?



(ここから数ヶ月、記述がない)



▲月□日


 昨日から、雪がちらつきだした
 これは、ちょっとつもるかもしれない

 それにしても、学校町に来て軽く二ヶ月くらいたつのだが、翼の姿が見つからない
 バイト先はほぼ全部見つけてチェックしているつもりなんだが…姿をまったく見かけない
 まぁ、あの子は厨房の方にいる事が多いみたいだけれども
 それでも、一切、姿を見る事ができないだなんて

 やはり、私は避けられているようだ
 当たり前といえば、当たり前ではあるのだが
 しかし、ここまで徹底されると、ちょっと傷つく
 どうしても、私と顔を合わせたくないというのか


 …一応、あの子と一緒に歩いている姿を目撃されたちみっこにも声をかけてみたけど、知らないと言われた
 今思えば、本当にあのちみっこは、翼を知らなかったのだろうか?

 …もしかして、知っていたのに、答えなかった?
 いや、まさかねぇ
 ちみっこってのは、純粋な心を持っているはずだろう?
 私は、それを信じたい


(ここから一ヶ月近く、記述がない)




◇月●日


 久しぶりに、あの黒服と顔を会わせた
 初めて、その姿を見た時から、全く姿の変わっていない、黒服と
 …今、ようやく気づいた
 あの黒服、人間ではなかったのだ

 あの黒服なら、きっと、翼の居所を知っている
 そう思ってたずねてみたが、答えてはもらえなかった
 きっと…いや、確実に
 あの黒服は、翼の居所を知っていたはずだ
 私は、翼の母親なのに…それでも、教えてはもらえない

 いや
「……あなたは、母親の義務を全うしていたでしょうか?…あなたに、あの子の母親を名乗る資格があると?」
 そう、黒服に言われた
 その通りだ
 私には、翼の母親を名乗る資格なんて、ない

 …だが、それでも
 翼に会いたいのだ
 あの子が、何か厄介事に巻き込まれそうな気がして、心配なのだ
 嫌な予感がする
 早く、翼の無事を確認したい


(ここから二ヶ月近く、記述がない)



◎月△日


 また、あの黒服と顔を合わせた
 黒服の対応から見て…黒服も、私を嫌っているようだ
 それは、そうだろう
 私は、翼に散々嫌われているし、翼の友人の誠君にも、あまりいい印象をもたれていない
 この黒服にだって、嫌われる条件は整っている

 …それは、わかっているさ
 わかっている、けどさ

 どうして、素直に事情話して、翼の居所を聞けなかったんだ、私は!?
 話せばいいじゃないか
 翼に謝りたいのだと
 母親として、認めてもらえなくてもいい
 ただ、会って、謝りたいのだと…どうして、言えなかったのだろう

 どうにも、あの黒服と顔を合わせると、張り合ってしまう
 翼に、きっと、父親のように思われているだろうあの黒服が、羨ましくて
「…あの子は…私の、家族ですから」
 なんて、言われたら
 余計、悔しいじゃないのさ
 私は、翼に家族として認めてもらえていないのに…血が繋がっていないあいつが、認めてもらえるだんなんて

 …だとしても、ちょっとは素直になって聞き出せば良かった
 翼に早く会いたい、謝りたい


to be … ?


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー