隙間男と契約者
公園の近くにある自販機の前に幼女がひとり
「んっしょ、んっ!」
小さい体を精一杯伸ばし、500円硬貨を入れようとしている
「ん~~!!ふぅ~~~!!!」
なかなか届かない
「ダメれすぅ……とろか……にゃい」
幼女、ちょっと涙目
「んしょ!ふぃ~っしょ!……ぁ?!」
チャリーン
音を立てて地面を転がる500円
しゃがんで500円を拾おうと追いかけるが
くるくると軽快なダンスを踊る500円を上手くつかめない
そうこうしている内に、500円は自販機の下に潜り込んでしまった
幼女、超涙目
「ぅっ……うっ……ふぃっ……ぅっ」
小さい体を精一杯伸ばし、500円硬貨を入れようとしている
「ん~~!!ふぅ~~~!!!」
なかなか届かない
「ダメれすぅ……とろか……にゃい」
幼女、ちょっと涙目
「んしょ!ふぃ~っしょ!……ぁ?!」
チャリーン
音を立てて地面を転がる500円
しゃがんで500円を拾おうと追いかけるが
くるくると軽快なダンスを踊る500円を上手くつかめない
そうこうしている内に、500円は自販機の下に潜り込んでしまった
幼女、超涙目
「ぅっ……うっ……ふぃっ……ぅっ」
そこへ若い男がひとり
「お嬢ちゃん、お金落としちゃったの?」
しゃがんだまま男を見上げ、コクリと頷く
「ちょっと待ってろ、すぐ取ってやるからな」
そう言って手を隙間に入れようとするが殆ど入っていない
「もうちょっとかな……」
地面に寝る様にして手を伸ばす
顔は何故かしゃがんだままの幼女の方を向いている
(ピンクの水玉か……フヒッ……フヒヒ)
「う~~~ん、中々届かないなぁ~」
「がんあって、おにぃちゃん」
(「がんあって、おにぃちゃん……好き」……フヒヒ)
恍惚の表情を浮かべる男
「よしッ!取れたッ!!」
全く届かない位置にあるはずの500円が、スッと
薄っぺらい何かによって男の手の中へと渡すのが一瞬見えた
が、幼女は気付かない
「ホント?! わぁ~、ありぁとぉ~!!」
幼女、歓喜
しゃがんだまま男を見上げ、コクリと頷く
「ちょっと待ってろ、すぐ取ってやるからな」
そう言って手を隙間に入れようとするが殆ど入っていない
「もうちょっとかな……」
地面に寝る様にして手を伸ばす
顔は何故かしゃがんだままの幼女の方を向いている
(ピンクの水玉か……フヒッ……フヒヒ)
「う~~~ん、中々届かないなぁ~」
「がんあって、おにぃちゃん」
(「がんあって、おにぃちゃん……好き」……フヒヒ)
恍惚の表情を浮かべる男
「よしッ!取れたッ!!」
全く届かない位置にあるはずの500円が、スッと
薄っぺらい何かによって男の手の中へと渡すのが一瞬見えた
が、幼女は気付かない
「ホント?! わぁ~、ありぁとぉ~!!」
幼女、歓喜
「何を飲むんだい?入れてあげるよ」
「ホント? いれてくれりゅの?!」
「ああ、挿れようか?」
「うん!いれて、いれて!」
(「うん!挿れて、挿れて!」……フヒッ……ビクンビクン)
「ホント? いれてくれりゅの?!」
「ああ、挿れようか?」
「うん!いれて、いれて!」
(「うん!挿れて、挿れて!」……フヒッ……ビクンビクン)
「で……な、何飲むの?」
「うんとね、かるぴす!」
(「うんとね、おにぃちゃんのかるぴす!」……フヒヒ……ビクン……ウッ!!……ビクンビクン)
「うんとね、かるぴす!」
(「うんとね、おにぃちゃんのかるぴす!」……フヒヒ……ビクン……ウッ!!……ビクンビクン)
ガタン!ドコッ!
「はい、カルピスとおつりね」
「ありあぁとぉ~!!」
「ありあぁとぉ~!!」
男は幼女の頭を撫で回しながら
「とどかない時は誰かに頼むんだぞぉ~」
などと言っている
「うん!ありぁとでした!」
幼女、満面の笑み
「とどかない時は誰かに頼むんだぞぉ~」
などと言っている
「うん!ありぁとでした!」
幼女、満面の笑み
「ふぅ……イイコトしたなぁ……」
幼女に手を振りながら男
「ですね……」
自販機の下からスルリと出て、隙間男が応える
「水玉……だったね」
「ピンク……でしたね」
幼女に手を振りながら男
「ですね……」
自販機の下からスルリと出て、隙間男が応える
「水玉……だったね」
「ピンク……でしたね」
『ひゃっほーーーーーい!!!』
そして、二人はハイタッチを交わす
『いやっほーーーーーーーーーい!!!』
2度、3度と二人で周る様にハイタッチ
『ひぃーいゃっほぉーーーーーーーーーい!!!』
その後、不審な人物がいるとの通報を受け
パトカーがとある公園へと来たらしいが……
パトカーがとある公園へと来たらしいが……
『ちょw警察wwwこういう時だけ仕事はえぇぇぇぇぇぇwww』
彼らの行方は不明である