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連載 - 悪意が嘲う・操られた者達-06

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 …夜道に、足音が響き渡る

「……はぁ」

 暗い道を、藤崎は1人でぼんやりと歩いていた
 ふらふらと歩くその表情に…正気の色は、もはや残っていない
 タコ妊娠に半分以上飲み込まれかけ、タコ妊娠の本能で、餌である女性を求め続け
 そして、辛うじて残っている藤崎 沙織としての心は、ただ

「…日景君…どこにいるんだろ…?」

 ただ、翼のみを求め続けていた
 ふらふら、ふらふら
 夜道を彷徨い、翼を捜し続けている

 しかし、以前遭遇して以来…翼と、遭遇できていない藤崎
 会えないがゆえに、さらに心は翼を強く求める

「日景君………日景君、会いたいよ…」

 呟きながら、ふらふら、ふらふら
 彷徨う彼女の、長い、スカートの裾から


 ………じゅるり
 太い、太い、タコの足が見え隠れする


「…会いたい……会って……私だけの、ものに…」
『ソウサァ、オ前ダケノモノニシテシマエ!一生、他ノ誰ニモ奪ワレナイヨウニ!!!』

 内側から響く声に、藤崎は笑う
 くすくす、微笑みながら歩いていると…前方に、高更生くらいの少女達が、たむろっている様子が見えた
 こんな深夜に、タバコを吸いながら集まっている様子から見るに…不良少女達なのだろう
 少女の1人が藤崎に気づき、やや不機嫌そうに睨みつける

「っだよ?見てんじゃねーぞ」
「………」

 …ゆっくりと
 藤崎は、少女たちに近づいていく
 そんな藤崎の様子に、少女達は憂さ晴らしの対象にでもしようと思ったのか、それとも、カツアゲでもしようと思ったのか…彼女を取り囲み始める

「あたしらに何か用かよ?」
「ここ通るんなら、通行料よこしな!」

 そんな、少女達の問いかけに…藤崎は答えない
 代わりに……じゅるり
 スカートの裾から…触手のように伸びた、タコの足が
 少女の1人を、捕えた

「え………きゃああああああああああああああああ!!??」
「な……っ!?」
「っちょ、え、な、何だよ、これ……」

 くすくす
 藤崎は笑う
 どこか、うっとりとした表情で、笑って

 べちゃり
 彼女の足の間から……巨大なタコが、落ちた

「タ、コ……?」
「---っひ!?や、な、何だよ、これぇ………っ!?」

 しゅるり
 じゅるり
 タコの8本の足が、少女達を全員、捕えてしまった
 タコの足は、少女達の太ももを捕え、その先へと進んでいく

「気持ち悪………っ、ひ、やあああああああああああああ!!!???」
「やだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ………っ!?」
「誰か、助け………っ」

 べちゃり
 続けて、二匹目のタコが、また落ちて
 じゅるり、少女達に向かっていく

「…うん、もっとタコを増やさなくちゃ…日景君に会った時、不便だもん……増やさなくちゃ……」

 くすくす、くすくす笑いながら
 藤崎は、目の前でタコに弄られていく少女達を、見下ろしているのだった



to be … ?





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