化死窪喪血達が、覇気と霊圧によって、ぼたぼたと落ちていった
その、直後だった
その、直後だった
「…影守さん?何をなさっているんですか?」
かけられた、声に
影守が振り返ると…そこには、弁当の包みを手にし、肩掛け鞄を下げた、広瀬 美緒の姿があった
今日は、仕事は休みなのだろうか
いつものキッチリしたスーツ姿ではなく、落ち着いた色合いのワンピース姿だ
影守が振り返ると…そこには、弁当の包みを手にし、肩掛け鞄を下げた、広瀬 美緒の姿があった
今日は、仕事は休みなのだろうか
いつものキッチリしたスーツ姿ではなく、落ち着いた色合いのワンピース姿だ
「あぁ…ちょっと、問題がありまして」
「………また、都市伝説関連ですか?」
「…多分」
「半分は兄貴っぽいしねー」
「………また、都市伝説関連ですか?」
「…多分」
「半分は兄貴っぽいしねー」
ハクとコンが、鎧状態を解除した
そうですか……と、美緒はため息をつく
そうですか……と、美緒はため息をつく
「本当…この街は、都市伝説関連の騒ぎが多すぎますね…」
「まったくです…ところで、広瀬さん。悪魔の囁きの騒動が終わってまだそんなに時間も経ってないのに、よく、休みが取れましたね」
「…上司に、休むように言われたんです……どうにも、あの髪の伸びる「組織」の黒服が、余計な手を回したようで」
「まったくです…ところで、広瀬さん。悪魔の囁きの騒動が終わってまだそんなに時間も経ってないのに、よく、休みが取れましたね」
「…上司に、休むように言われたんです……どうにも、あの髪の伸びる「組織」の黒服が、余計な手を回したようで」
俯く美緒
…あの黒服の正体に、かすかに気付きながらも
しかし、その真実を知ることを、拒絶する
真実を知ってしまったら
彼女の中の、何かが……壊れてしまうような
そんな、本能的な、恐怖
しかし、その真実を知ることを、拒絶する
真実を知ってしまったら
彼女の中の、何かが……壊れてしまうような
そんな、本能的な、恐怖
それを、美緒は必死に覆い隠す
軽く首を振って、影守を見上げた
軽く首を振って、影守を見上げた
「影守さんは………お仕事、ですよね?」
「はい。これから報告に…」
「あ、それ、私たちに任せてください」
「はい。これから報告に…」
「あ、それ、私たちに任せてください」
ハクの、その言葉に
え?と影守とコンが、首を傾げた
え?と影守とコンが、首を傾げた
「せっかくの花見会場なんですから。あなたは、ゆっくりお花見でもしていたらどうです?」
「え?…いや、俺は」
「それに…」
「え?…いや、俺は」
「それに…」
ちらり
ハクが、美緒の持っている弁当の包みに視線をやった
彼女の意図に気付いたコンが、続ける
ハクが、美緒の持っている弁当の包みに視線をやった
彼女の意図に気付いたコンが、続ける
「あぁ、そちらのお姉さん。一人分にしては随分、量を作りすぎちゃったみたいだしねぇ?一人じゃ食べきれないよね?」
「……っ」
「……っ」
コンの指摘に
ぴくり、美緒の体が、かすかに跳ねた
ぴくり、美緒の体が、かすかに跳ねた
…そう
美緒が持っている弁当の包みは、女性一人分の量にしては、やけに多い
……もしかしたら、と
彼女が、期待していたかもしれない、その証だ
美緒が持っている弁当の包みは、女性一人分の量にしては、やけに多い
……もしかしたら、と
彼女が、期待していたかもしれない、その証だ
「な、何のことですか?おかしな事を言わないでください。訴えますよ?そして、勝ちますよ?」
慌てた様子の美緒
珍しく、感情が表に出ている彼女の様子に、ハクとコンがニヤニヤ笑う
珍しく、感情が表に出ている彼女の様子に、ハクとコンがニヤニヤ笑う
「二人とも、何を言っているんだ?」
…そして
美緒の、そんなあからさまな様子に、まだ気付いていない男が一人
ニヤニヤニヤニヤ
ハクとコンが、ますます笑う
美緒の、そんなあからさまな様子に、まだ気付いていない男が一人
ニヤニヤニヤニヤ
ハクとコンが、ますます笑う
「それじゃ、ごゆっくり~」
「あ、帰り遅くなりそうになったら連絡してくださいね。こちらの夕食どうなるかも、それで決まります」
「っちょ、二人とも…」
「あ、帰り遅くなりそうになったら連絡してくださいね。こちらの夕食どうなるかも、それで決まります」
「っちょ、二人とも…」
さっさと、影守と美緒を置いて行ってしまうハクとコン
やれやれ、と影守はため息をついた
やれやれ、と影守はため息をついた
「すみません、2人がおかしな事を言って」
「い、いえ……あなたのせいでは、ありませんから」
「い、いえ……あなたのせいでは、ありませんから」
影守とまともに顔を合わせられないのか、俯く美緒
その様子に、彼女の機嫌を損ねてしまったかと、影守は困ったような表情を浮かべたのだった
その様子に、彼女の機嫌を損ねてしまったかと、影守は困ったような表情を浮かべたのだった
リア充はもげろと言いつつ終われ