「……やれやれ」
降って来る瓦礫をひょいひょいと避けながら
彼は、小さくため息をついた
近くを横切った時の会話を聞いた限りでは、どうやら都市伝説契約者同士が戦っていた…もしくは、一方が奇襲をしかけた、と言う感じだったが
彼は、小さくため息をついた
近くを横切った時の会話を聞いた限りでは、どうやら都市伝説契約者同士が戦っていた…もしくは、一方が奇襲をしかけた、と言う感じだったが
「物騒な街だな、ここは。昔とてんで変わりねぇ」
ちょうど、辺りに人がいなかったから、良いものを
いたら、確実に巻き込んでいる事だろう
目標以外も死にかねない
それを、気にしていないのか?
いたら、確実に巻き込んでいる事だろう
目標以外も死にかねない
それを、気にしていないのか?
「相変わらず、「組織」ってやつぁ気にくわねぇ」
まぁ、今のところ、正面切って喧嘩を売る理由もないが
いつかは、喧嘩する事になるかもしれない
その時はその時だ
どうせ、自分はヤクザ者
あぁ言う連中と、仲良くできるはずもない
いつかは、喧嘩する事になるかもしれない
その時はその時だ
どうせ、自分はヤクザ者
あぁ言う連中と、仲良くできるはずもない
「さぁて、どうするかねぇ」
物騒な街だと知っていて
それでも、ふらりと立ち寄ってしまった
それでも、ふらりと立ち寄ってしまった
…どうせ、長い人生だ
ちょいと、スリルって奴を楽しんでもいいだろう
ちょいと、スリルって奴を楽しんでもいいだろう
くっく、と笑いながら、それはぬらりくらりと歩いていく
古風な姿をした彼は、誰にも気づかれる事なく、学校町に入り込み
誰にもその存在を気付かれぬまま、自由気ままに振舞う
誰にもその存在を気付かれぬまま、自由気ままに振舞う
「しばし、楽しませてもらおうか」
今のところ、どの勢力にも加わるつもりはない
ただ自分は、ぬらりくらりと、事の成り行きを見守るだけだ
せいぜい、知り合いのところに上がりこんで、酒でも飲ませてもらうとしようか
どうやら、あいつはこの街に執着しているようだし、遭遇できるだろう
ただ自分は、ぬらりくらりと、事の成り行きを見守るだけだ
せいぜい、知り合いのところに上がりこんで、酒でも飲ませてもらうとしようか
どうやら、あいつはこの街に執着しているようだし、遭遇できるだろう
「まぁ、何よりも……まずは、腹ごしらえするとするか」
呟き、彼は見ず知らずの他人の家に上がりこむ
彼は、そう言う存在だから
彼は、そう言う存在だから
ぬらりひょん
彼は、そう呼ばれる存在
自由気ままで勝手気ままな彼は、今のところ、誰の物語にも絡む予定は、ない
彼は、そう呼ばれる存在
自由気ままで勝手気ままな彼は、今のところ、誰の物語にも絡む予定は、ない
fin