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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 赤い靴・DNo-13

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 7月
 定期テストも終わり、後は夏休みを待つばかり……では、なく
 夏休み直前には、学園祭が待っている
 学園祭が終われば、すぐに夏休み
 …まぁ、学園祭と言うのは、ちょっと羽目を外せる機会でもある
 受験生にとっては、受験前の数少ない息抜きだろう

 中央高校に通う生徒、操もまた、忙しく動いていた
 学園祭の準備
 開催日も近づき、忙しくなってきていた
 校内も全体的に慌ただしく、廊下に模擬店で使うのであろうダンボールなどがはみ出ていたりもする

「あ~、もう、忙しい……え~と、あと準備するものは…」

 ぱたぱたと早足で廊下をかけていく操
 廊下を曲がろうとしたところで…

「っきゃ!?」
「わ、わわっ!?」

 どんっ!と
 誰かとぶつかってしまった
 尻餅を憑いてしまった操
 ぽとぽとと、アイスの箱が落っこちてきたのが見えた

「あ…だ、大丈夫?」
「え、えぇ」

 まったく、誰だ
 文句の一つでも言ってやろうと顔をあげると……そこには、CW明けに中央高校に赴任してきた、英会話講師の姿があった
 どうやら、彼とぶつかってしまったらしい
 確か…名前は、ディラン・ドランスフィールド
 ずいぶんと、おどおどした講師だな、と言う印象を抱いた覚えがある

「大丈夫…?怪我、してない?」

 心配そうに、ディランは操を見つめてきて
 そっと、操に手を差し伸べてきた
 …手を取って、立てとでも言うのか

「大丈夫よ」
「そ、そう…?」

 ぱしり、手を弾いて立ち上がる
 それでも、ディランは心配そうに操を見つめてくる

 何故、そこまで心配してくるのか?
 自分は、ただの教え子の一人だと言うのに
 鬱陶しい

「怪我なんてしてないし、問題ありませんから」
「…怪我、してないなら、良かった………女の子だから、傷が残ったら、大変だからね」

 ようやく、ほっとしたようにディランが笑う
 …あれだけぶつかった程度で、痕が残るような怪我などするものか
 随分と心配性な男だ
 ………まぁ、その
 そう言う事を言われて……悪い気は、しないが

 とりあえず、散らばったアイスの箱でも拾う手伝いをしてやろうか
 …それにしても
 随分、多い?

「どうしたんです、このアイスは」
「あ、えっと……色んなクラスの人から、「暑くて作業する気おきねぇ。冷たいもんでも買って来い」って言われたから……」

 ………
 …………
 ……………

 ちょっと待てや、こら

「何、講師の癖にパシりにされてんのよっ!?」
「あぅぅ……っ!?ご、御免なさい……で、でも、本当に暑そうだったし…」
「暑いのはみんな同じよ、7月だもの!!って言うか、あんた、アイスの代金とか受け取ってるの?」
「あ、ぅ、え、えっと……」

 これは、受け取ってないな
 駄目だこいつ、何とかしないと

 この日、操はこの新人講師の、生徒にパシらされる駄目っぷりを、嫌と言うほど見てしまったのだった


続かない




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