7月
定期テストも終わり、後は夏休みを待つばかり……では、なく
夏休み直前には、学園祭が待っている
学園祭が終われば、すぐに夏休み
…まぁ、学園祭と言うのは、ちょっと羽目を外せる機会でもある
受験生にとっては、受験前の数少ない息抜きだろう
定期テストも終わり、後は夏休みを待つばかり……では、なく
夏休み直前には、学園祭が待っている
学園祭が終われば、すぐに夏休み
…まぁ、学園祭と言うのは、ちょっと羽目を外せる機会でもある
受験生にとっては、受験前の数少ない息抜きだろう
中央高校に通う生徒、操もまた、忙しく動いていた
学園祭の準備
開催日も近づき、忙しくなってきていた
校内も全体的に慌ただしく、廊下に模擬店で使うのであろうダンボールなどがはみ出ていたりもする
学園祭の準備
開催日も近づき、忙しくなってきていた
校内も全体的に慌ただしく、廊下に模擬店で使うのであろうダンボールなどがはみ出ていたりもする
「あ~、もう、忙しい……え~と、あと準備するものは…」
ぱたぱたと早足で廊下をかけていく操
廊下を曲がろうとしたところで…
廊下を曲がろうとしたところで…
「っきゃ!?」
「わ、わわっ!?」
「わ、わわっ!?」
どんっ!と
誰かとぶつかってしまった
尻餅を憑いてしまった操
ぽとぽとと、アイスの箱が落っこちてきたのが見えた
誰かとぶつかってしまった
尻餅を憑いてしまった操
ぽとぽとと、アイスの箱が落っこちてきたのが見えた
「あ…だ、大丈夫?」
「え、えぇ」
「え、えぇ」
まったく、誰だ
文句の一つでも言ってやろうと顔をあげると……そこには、CW明けに中央高校に赴任してきた、英会話講師の姿があった
どうやら、彼とぶつかってしまったらしい
確か…名前は、ディラン・ドランスフィールド
ずいぶんと、おどおどした講師だな、と言う印象を抱いた覚えがある
文句の一つでも言ってやろうと顔をあげると……そこには、CW明けに中央高校に赴任してきた、英会話講師の姿があった
どうやら、彼とぶつかってしまったらしい
確か…名前は、ディラン・ドランスフィールド
ずいぶんと、おどおどした講師だな、と言う印象を抱いた覚えがある
「大丈夫…?怪我、してない?」
心配そうに、ディランは操を見つめてきて
そっと、操に手を差し伸べてきた
…手を取って、立てとでも言うのか
そっと、操に手を差し伸べてきた
…手を取って、立てとでも言うのか
「大丈夫よ」
「そ、そう…?」
「そ、そう…?」
ぱしり、手を弾いて立ち上がる
それでも、ディランは心配そうに操を見つめてくる
それでも、ディランは心配そうに操を見つめてくる
何故、そこまで心配してくるのか?
自分は、ただの教え子の一人だと言うのに
鬱陶しい
自分は、ただの教え子の一人だと言うのに
鬱陶しい
「怪我なんてしてないし、問題ありませんから」
「…怪我、してないなら、良かった………女の子だから、傷が残ったら、大変だからね」
「…怪我、してないなら、良かった………女の子だから、傷が残ったら、大変だからね」
ようやく、ほっとしたようにディランが笑う
…あれだけぶつかった程度で、痕が残るような怪我などするものか
随分と心配性な男だ
………まぁ、その
そう言う事を言われて……悪い気は、しないが
…あれだけぶつかった程度で、痕が残るような怪我などするものか
随分と心配性な男だ
………まぁ、その
そう言う事を言われて……悪い気は、しないが
とりあえず、散らばったアイスの箱でも拾う手伝いをしてやろうか
…それにしても
随分、多い?
…それにしても
随分、多い?
「どうしたんです、このアイスは」
「あ、えっと……色んなクラスの人から、「暑くて作業する気おきねぇ。冷たいもんでも買って来い」って言われたから……」
「あ、えっと……色んなクラスの人から、「暑くて作業する気おきねぇ。冷たいもんでも買って来い」って言われたから……」
………
…………
……………
…………
……………
ちょっと待てや、こら
「何、講師の癖にパシりにされてんのよっ!?」
「あぅぅ……っ!?ご、御免なさい……で、でも、本当に暑そうだったし…」
「暑いのはみんな同じよ、7月だもの!!って言うか、あんた、アイスの代金とか受け取ってるの?」
「あ、ぅ、え、えっと……」
「あぅぅ……っ!?ご、御免なさい……で、でも、本当に暑そうだったし…」
「暑いのはみんな同じよ、7月だもの!!って言うか、あんた、アイスの代金とか受け取ってるの?」
「あ、ぅ、え、えっと……」
これは、受け取ってないな
駄目だこいつ、何とかしないと
駄目だこいつ、何とかしないと
この日、操はこの新人講師の、生徒にパシらされる駄目っぷりを、嫌と言うほど見てしまったのだった
続かない