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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 赤い靴・DNo-14d

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だれでも歓迎! 編集
 もぐもぐ
 中央高校学園祭、その喧騒からちょっぴり離れたところで、クレープを食べている裂邪とミナワ
 クレープの店の飲食スペースは満席で、座れなかったのだ
 よって、持ち帰りにしてもらい、人気のない校舎裏でのんびりと食べていた
 せっかくなら、二人きりが嬉しいし

「わぁ、これ、美味しいです」
「お、そうか?一口もらってもいいか?」
「はい、もちろん」

 何とも
 何とも、ラブイチャモード全開だった
 人目があるところでやっていたらもげろ全開である

 …と
 そこに

 にゃあ、と
 鳴き声がした

「あら?御主人様、今の声…」
「猫だな。野良猫でもいるのか?」
「にゃ~」

 ぴょこんっ
 二人の前に、何ともデ……大柄な猫が、姿を現した
 うにゃにゃ?と首をかしげる猫
 その首元には、蝶ネクタイがつけられていた

「か、可愛いです、御主人様」
「た、確かに…首に蝶ネクタイなんてつけてる辺りを見ると、誰かの飼い猫か。誰かが連れてきたのか?}

 人懐っこい様子の猫
 裂邪は、そっとその猫に手を伸ばし…


「ダミア~?どこ?」


 聞こえてきた、声に
 ぴしりと固まった
 聞き覚えのある声
 できれば、二度と聞きたくなかった、声

「あ、いた……駄目だよ、ダミア。勝手に歩き回っちゃ…」

 ひょこりと
 姿を現した、執事服を纏った青年
 黒い髪に黒い瞳、褐色の肌、すらりと背が高い美男子
 そして……人ではない、気配

 裂邪は、この青年を知っていた
 だが、できれば、二度と関わりあいたくなかった相手
 名を、ディラン・ドランスフィールドというが、裂邪はその名前までは知らない
 ただ、彼は、裂邪にとって、犬についでトラウマな存在だった

「……あれ?君、あの時の…」

 気付かれた
 気付かれたくなかったのに
 どうやら、あちらは裂邪の事を覚えていたようである

「え…ご主人様の、お知り合い、ですか?」

 きょとんとするミナワ
 彼女は、裂邪がそのトラウマを体験した時には、まだ裂邪と出会ってすらいなかった
 だから、そのトラウマを、知らない

「うん……彼には、助けられたから」

 やんわりと笑みを浮かべて、ディランはミナワの言葉に答えた
 どこか、懐かしむような表情だ

「…危ない所を、助けてもらって……戦わせてしまって、ごめんね」

 あの時と同じように、裂邪に謝罪するディラン
 本当に、本当に、申し訳なさそうに
 そして

「あの時は、助けてくれて、本当にありがとう」

 そんな、惜しみない感謝の言葉を、裂邪に向けた

「わぁ、私とおんなじです。私も、ご主人様に助けられたから…」
「あ、そうなんだ…………本当に、優しいんだね。君は」

 ミナワの言葉を聞いて
 ますます微笑み、裂邪にそんな言葉をかけたディラン


 まさか、気付くまい
 先ほどまでの己の言葉が、裂邪に色々と精神ダメージを与えていた事に


「…あれ?……ど、どうしたの…?」
「え?……ご、ご主人様?」


 まさか、気付くまい
 裂邪のライフが、とっくに0になっていた事に


 どしゃ!!と
 色々と精神状態限界になった裂邪は、そのまま倒れた

「きゃああああああああ!!??ご、ご主人様、しっかりしてください!!」
「だ、大丈夫!?…ほ、保健室に、運ぶ?」
「お、お願いします!!」

 ぷしゅぅうううううう
 安らかに、魂をヴァルハラへと旅立たせようとしている裂邪の様子に
 ミナワとディランはあわあわと慌て、ダミアは一匹、不思議そうにうにゃうにゃと、倒れた裂邪に猫ぱんちを繰り出しているのだった




続く予定は一切ない



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