それは、エーテルとマクスウェルが、元・人形の館へ引越し作業をしていた時の事
「エーテル、手伝いに来たよ」
「ダレン!?」
「ダレン!?」
その館に、ダレンが姿を現した
傍に、ハンニバルとの騒動の時に姿を見た、彼の親衛隊の一人もいる
傍に、ハンニバルとの騒動の時に姿を見た、彼の親衛隊の一人もいる
「引越し作業、二人だけだと大変でしょう?」
「まぁ、そうだが……いいのか?」
「まぁ、そうだが……いいのか?」
…「組織」に見つかるのではないか?
そんな意味もこめて、尋ねるエーテル
すると
そんな意味もこめて、尋ねるエーテル
すると
「………問題ない」
「うぉ!?」
「うぉ!?」
いつの、間にか
ちょこん、と、屋敷の入り口の…隅っこに
誰か、いた
日本人と思わしき外見で…3,40代程だろうか?
薄暗い雰囲気の男性だ
体育座りで座り込んで、ぶつぶつと呟くように言ってくる
ちょこん、と、屋敷の入り口の…隅っこに
誰か、いた
日本人と思わしき外見で…3,40代程だろうか?
薄暗い雰囲気の男性だ
体育座りで座り込んで、ぶつぶつと呟くように言ってくる
「……結界。「組織」の監視を、拒絶している…………見つからない」
「団は「心の壁」の契約者だ。拒絶した対象を決して結界内に入れず、完全に拒絶する…主に敵対する者に、見つかる事はない」
「団は「心の壁」の契約者だ。拒絶した対象を決して結界内に入れず、完全に拒絶する…主に敵対する者に、見つかる事はない」
ダレンのそばについていた、目元を隠した青年が、そう口にする
…なるほど、彼もまた、ダレンの親衛隊の、一人か
…なるほど、彼もまた、ダレンの親衛隊の、一人か
「……わかった、それじゃあ、頼んでいいか?」
「もちろん。ねぇ、大地、ディーデリヒや独秀も呼んで大丈夫だよね?」
「はい、主…ただ、埃が立つ恐れがあるので、デューイは呼ばないほうが良いでしょう」
「もちろん。ねぇ、大地、ディーデリヒや独秀も呼んで大丈夫だよね?」
「はい、主…ただ、埃が立つ恐れがあるので、デューイは呼ばないほうが良いでしょう」
わかった、と頷いて、ダレンは虚空に呼びかけている
…空間が開き、ジブリルに変化中のディーデリヒが、姿を現した
その背後から、壮年の男性も姿を現す…恐らく、独秀とダレンが呼んだ存在だろう
ディランも、後から出てきて……あ、転んだ。相変わらず、どこかどん臭い
団、と呼ばれた中年が体育すわりのまま「青い空が憎い」とか呟いていた事をスルーしつつ、荷物の運び込みを開始する
ダレンは特別腕力がある訳でもないので、ジブリルに変身中のディーデリヒが、ひょいひょいと荷物を軽々運んでいく
…資料課なので、色々と荷物が多いのだ
…空間が開き、ジブリルに変化中のディーデリヒが、姿を現した
その背後から、壮年の男性も姿を現す…恐らく、独秀とダレンが呼んだ存在だろう
ディランも、後から出てきて……あ、転んだ。相変わらず、どこかどん臭い
団、と呼ばれた中年が体育すわりのまま「青い空が憎い」とか呟いていた事をスルーしつつ、荷物の運び込みを開始する
ダレンは特別腕力がある訳でもないので、ジブリルに変身中のディーデリヒが、ひょいひょいと荷物を軽々運んでいく
…資料課なので、色々と荷物が多いのだ
「どう?エーテル。「組織」は、大変?」
「………まぁ、相変わらずだな」
「………まぁ、相変わらずだな」
苦笑して、曖昧に答えておく
ダレンの事だ、今の現状を知ったら、心を痛めかねない
いつかは伝えるべきだろうが、今、このタイミングでなくとも良いだろう
………大地からの視線が怖いし
ダレンの事だ、今の現状を知ったら、心を痛めかねない
いつかは伝えるべきだろうが、今、このタイミングでなくとも良いだろう
………大地からの視線が怖いし
「そうか……僕に手伝える事があったら、言ってね?協力するから」
「ありがとうな…ただ、お前はもうちょっと、自分の身の安全とか、考えろよ?」
「?」
「ありがとうな…ただ、お前はもうちょっと、自分の身の安全とか、考えろよ?」
「?」
首をかしげているダレン
……あぁ、こりゃ、親衛隊達、苦労してきただろうな…と、感じ取りながら、エーテルは新たな住まいの清掃と引越し作業を続けるのだった
……あぁ、こりゃ、親衛隊達、苦労してきただろうな…と、感じ取りながら、エーテルは新たな住まいの清掃と引越し作業を続けるのだった
オチが思いつかなかったのでここで終わる