「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 夢幻泡影-36g

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
―――手伝え。敵はもう判っている・・・今は戦力が欲しい


―――見た所、今のままのお前等では戦力外だが鍛えれば何とかなるだろう


―――協力する気なら後で根元の洞窟前に来い


(裂邪>・・・なんて、言われてもなぁ・・・

俺は龍一という兄ちゃんと花子たんと、プールの時に見かけたおばs・・・お姉様と別れた後、
己の部屋を探しながらお姉様に言われた事を反芻していた

(裂邪>(敵ってぇと、正義がキブらしき女性に助けを求められたことに関係があるのか・・・?
    なら協力はするけど・・・鍛えるってのがどうもなぁ・・・
    修行とか面倒くさい事はゲームのプレイヤーキャラだけで十分だし)
(ミナワ>どうなさるんですか?

突然、ミナワが俺にそう尋ねた
恐らく修行の事だろう

(裂邪>いや、俺は―――
(ミナワ>鍛えるって、どんなことをするんでしょうか・・・?

興味深そうに呟くミナワ
そこで俺の脳が活発に動き出した

修行する → 今よりもっと強くなる → 「いつもよりステキですご主人様♪」
 →「あの・・・ご、ご褒美、というと失礼かも知れませんけど・・・私を召し上がれ、裂邪♪」

(裂邪>決めた。 俺、あの姉ちゃんに協力するわ
(ミナワ>ほ、ホントですか?
(裂邪>あぁ。てか、そもそも俺って弱いじゃん? 今日なんか死にかけちまったしさ
    どうせゲームの中なんだし、俺がもっと強くならなきゃお前らに申し訳ない
(ミナワ>・・・ご主人様は、弱くなんてありませんよ
     あんなことになったのも、元はと言えば全部私の所為ですし・・・
(裂邪>いや、そんなことないって
    何にせよ、俺が強くならなきゃいけないのは確かだろ?
(ミナワ>うぅ・・・・・・私、泣きませんから
(裂邪>ん?
(ミナワ>ご主人様がどれだけ無茶しても、もう泣きませんから・・・ですから

ぽん、とミナワのネコミミのついた頭を撫でた

(裂邪>おいおい、お前が先に強くなってどうするんだよ;
    わかってる、お前を心配させないように、絶対強くなるから
(ミナワ>・・・お疲れの、出ませんように♪

ふふ、と2人で笑い合う
と、その時

(正義>お兄ちゃん! こんなところで何してるの?

正義が、若干息を切らせながら目の前に立っていた
どうやら俺を探しに来たらしい

(裂邪>あ、悪い、ちょっと迷っちまってな。部屋分かるか?
(正義>すぐそこだけど・・・
(裂邪>え、そ、そうなの?

意外に近かったorz
先に行こうとする正義を見て、俺はそれを止めつつ、

(裂邪>正義。俺、ちょいとやるべきことが見つかってな
(正義>やるべきこと?
(裂邪>さっき、知り合いが俺の事鍛えてくれるって言ってたからさ
    あとでその待ち合わせ場所に行く予定なんだ
    すまんが、暫く別行動になるかも知れん

正義は、少し考えた後、顔を上げて口を開いた

   ...To be Continued

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