世界の何処かにある、広く何も無い平野―――
まるで集会か遠足のように、ずらりと黒服が縦数列に並んでいる
まるで集会か遠足のように、ずらりと黒服が縦数列に並んでいる
(R-No.50>よぉーし! 皆ちゅうもーく!
そんな黒服達の前で、大きなコウモリの翼を羽ばたかせている偉そうな少女は、R-No.50
「地獄耳」「ジーナフォイロ」「猫レンジ」に飲まれた黒服だ
そして『デビルマン』が好きだ
「地獄耳」「ジーナフォイロ」「猫レンジ」に飲まれた黒服だ
そして『デビルマン』が好きだ
(R-No.50>これより私達、R-No.防衛班の戦闘演習を始める!
戦闘とは言っても、私達がしなければならないのはあくまで“防衛”!
それも、自分の身じゃなくて他の誰かの身の安全を守る!
演習でも本番でも、そのことだけは決して忘れないように!
戦闘とは言っても、私達がしなければならないのはあくまで“防衛”!
それも、自分の身じゃなくて他の誰かの身の安全を守る!
演習でも本番でも、そのことだけは決して忘れないように!
自分達のトップは決して言わないような至極真っ当な前説を語り終えると、
R-No.50はピッ!と傍にあるコンテナを指差した
R-No.50はピッ!と傍にあるコンテナを指差した
(R-No.50>今回は巨大な敵に出くわした場合を想定して訓練を行います!
このコンテナを民間人だと思って・・・あの敵から死守しなさい!
このコンテナを民間人だと思って・・・あの敵から死守しなさい!
今度は正面、つまり黒服達の遥か後ろを指し示す
そこにいたのは、紛れも無く巨大な怪物
透明な液体状の体は、今にも全てを飲み込まんとしていた
そこにいたのは、紛れも無く巨大な怪物
透明な液体状の体は、今にも全てを飲み込まんとしていた
・・・実はこの化物、名を「ショゴス」という―――そう、R-No.5だ
(R-No.5>【テケリリリリリ・・・テケリリリリリリ・・・】
(R-No.50>以上! 何か質問は―――って多っ!?
(R-No.50>以上! 何か質問は―――って多っ!?
ほぼ全員が手を挙げている
どうやら不満があるらしい
どうやら不満があるらしい
(R-No.50>えっと・・・じゃあR-No.512、言ってみて
(R-No.512>あの、仮にも防衛班のリーダーに全員で攻撃するというのは・・・
(R-No.50>なんだそんなことかぁ。 自惚れるな!!
我等が防衛班の指揮官R-No.5ことレジーヌ・ルーフィオ様は、
私達のような下位ナンバーが束になっても勝てる存在ではない!!
R-No.内でも、彼女を突破できたのはR-No.0、R-No.1、R-No.4だけなのよ!?
そんな強気な疑問を持つのはその3人に勝ってからにしなさい!
(R-No.512>あの、仮にも防衛班のリーダーに全員で攻撃するというのは・・・
(R-No.50>なんだそんなことかぁ。 自惚れるな!!
我等が防衛班の指揮官R-No.5ことレジーヌ・ルーフィオ様は、
私達のような下位ナンバーが束になっても勝てる存在ではない!!
R-No.内でも、彼女を突破できたのはR-No.0、R-No.1、R-No.4だけなのよ!?
そんな強気な疑問を持つのはその3人に勝ってからにしなさい!
青空に響く怒号
どよめく集団
どよめく集団
(R-No.560>そんなこと言われても・・・ねぇ?
(R-No.50102>あぁ、やりづらいよなぁ・・・
(R-No.5500>てか上位ナンバー相手とか無茶すぎるだろ・・・
(R-No.50>〔ゴチャゴチャ言ってないでさっさと準備しなさぁぁぁぁぁい!!!〕
(R-No.50102>あぁ、やりづらいよなぁ・・・
(R-No.5500>てか上位ナンバー相手とか無茶すぎるだろ・・・
(R-No.50>〔ゴチャゴチャ言ってないでさっさと準備しなさぁぁぁぁぁい!!!〕
今度の彼女の声は空には届いたかも知れない
しかし誰かの耳に届くことはなかっただろう
今彼女が出した声は、人間が聞く事が出来ないほど高い音――超音波だったから
しかし誰かの耳に届くことはなかっただろう
今彼女が出した声は、人間が聞く事が出来ないほど高い音――超音波だったから
「ジーナフォイロ」は、巨大コウモリのUMAである
故に、彼女は翼を生やして飛ぶことも出来るし、超音波を出すこともできるのだ
だが、人間には聞こえない超音波も、彼女が使えば武器になる
例えば今この状況、なんと全員が耳を塞いでいた
超音波は、聞くことは出来ないが、耳には届いている
では、その音量もしくは声量を大きくしてやるとどうなるか
それは、見る事も聞くこともできない刃となる
故に、彼女は翼を生やして飛ぶことも出来るし、超音波を出すこともできるのだ
だが、人間には聞こえない超音波も、彼女が使えば武器になる
例えば今この状況、なんと全員が耳を塞いでいた
超音波は、聞くことは出来ないが、耳には届いている
では、その音量もしくは声量を大きくしてやるとどうなるか
それは、見る事も聞くこともできない刃となる
(R-No.5>【・・・R-No.50、君は防衛班を全滅させる気か?】
(R-No.50>ハッ! ついうっかり・・・
(R-No.5>【まぁいい・・・さぁ、早く始めるぞ
君達の実力がどれほどのものか、たっぷりと味わわせてもらおう・・・テケリリリリ・・・
と、私は自分の欲望を抑えつつ部下を見下しながら笑う】
(R-No.50>あ、皆知ってると思うけど、この人が普通に喋ってたらかなり危ないからね
特に女の人は注意してね、でないと性的な意味で食べられるから
男の人は普通に潰しにかかる程度だから大丈夫だよ!
(R-No.501>大丈夫じゃねぇ!?
(R-No.50>ハッ! ついうっかり・・・
(R-No.5>【まぁいい・・・さぁ、早く始めるぞ
君達の実力がどれほどのものか、たっぷりと味わわせてもらおう・・・テケリリリリ・・・
と、私は自分の欲望を抑えつつ部下を見下しながら笑う】
(R-No.50>あ、皆知ってると思うけど、この人が普通に喋ってたらかなり危ないからね
特に女の人は注意してね、でないと性的な意味で食べられるから
男の人は普通に潰しにかかる程度だから大丈夫だよ!
(R-No.501>大丈夫じゃねぇ!?
そんなことを言いつつ、待ちきれなくなったレジーヌは、
大きな液状の腕を伸ばしてコンテナに直接襲いかかる
大きな液状の腕を伸ばしてコンテナに直接襲いかかる
(R-No.50>って早っ!? 少しは手加減しなさいよ!?
巨大な手を睨むように呟きつつも、彼女は額付近に光を集中させる
(R-No.50>『デビィィィィィル・ビィィィィィィィィィィム』!!
集めた光を一気に放出し、レジーヌの手の動きを止める
水分を蒸発させながら、液体が辺りに飛び散り、歓声があがる
水分を蒸発させながら、液体が辺りに飛び散り、歓声があがる
(R-No.50>何を暢気に見てるのよ! あんた達もやるの、ほら!
(R-No.5>【もし戦場でそんなことをしていたらこうなるぞ?】
(R-No.5>【もし戦場でそんなことをしていたらこうなるぞ?】
がしっ!と身体を掴まれてしまったR-No.50
(R-No.50>あ、しまっ・・・うひゃんっ!? え、えぇ!? ふ、服の中に何か入ってくるぅっ!?
(R-No.5>【テケリリリリリ・・・まずは君から頂くとしよう】
(R-No.50>ちょ、こんなところでなんてイヤっあぁっ! みんな見てるのにぃっんんっ!
(R-No.5>【テケリリリリリ・・・まずは君から頂くとしよう】
(R-No.50>ちょ、こんなところでなんてイヤっあぁっ! みんな見てるのにぃっんんっ!
平野のど真ん中で、嬌声が響き渡る
――――自分もこうなるなんて嫌だ!
そう、心に誓った下位ナンバー達(主に女性)は、レジーヌに総攻撃を仕掛け、
残った男性達は触手のように伸びるレジーヌの腕を手分けして弾いていった
残った男性達は触手のように伸びるレジーヌの腕を手分けして弾いていった
こうして、防衛班は日々強くなっていくのだ
ただし、誰か1人は必ず犠牲になるのだが
ただし、誰か1人は必ず犠牲になるのだが
(R-No.50>ぐすん・・・
...To be Continued