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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ソニータイマー-53

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sonytimer

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「甘い香りのするケーキの絵」
中央高校の美術部に所属する2年B組、絵藤 香介は、今日も愛用のクレヨンで絵を描いていた
香介「クレヨンは良いよねー。柔らかくて優しい絵が描けるんだから」
と、独り言のように(というか独り言なのだが)呟く香介
香介「~~~~~~~~~~~」
そして、絵が描きあがる。描かれているのはケーキの絵。チョコのショートケーキだ
香介「今回も美味(うま)く出来たかなー」
しばらくすると、ただの絵であるはずのショートケーキが、画用紙から飛び出した
香介「~~~。うん、良い味だ」
彼の契約都市伝説、『甘い香りのするケーキの絵』。契約したばかりのころ(幼稚園時代)は描いた絵から本物の匂いがするだけだったが、
今では描いた絵を具現化できるまでに成長している
香介「うーん、やっぱりクレヨンは良いなー。本当、良い味が出る」
「やぁ、今日も上手く蚊けたようだね」
ケーキの味に浸っている香介に話しかける人物。彼は宇宙島飛呂虫。香介の友人である
香介「うーん、程良い甘さが口の中に広がって…」
飛呂虫「おいおい、虫しないでくれよ」
香介「あ、飛呂虫君じゃない。居たの?」
飛呂虫「さっき話し蚊けたけど!? 傷つく! 蝶傷つくよ!」
どうやら気づかれていなかったらしい
香介「まぁまぁ、落ち着いて。ケーキ食べなよー。ほら」
飛呂虫「なん蚊む蚊つくんだけど。まぁ、蟻蛾たく貰っとくよ。
うん、美味しい。さす蛾香介君だね」
香介から受け取ったショートケーキを食べ始める飛呂虫
香介「でしょ? 幼稚園の頃から描き続けてきた甲斐があるってもんだよー!
そういえば飛呂虫君もそれくらいの頃に初めて契約したんだっけ?」
飛呂虫「そうだよ。初めて契約したの蛾『昆虫宇宙飛来説』だったね。で、小3くらいで『昆虫異次元飛来説』と契約して、最近だと中3の頃に『毒蛾は有毒な鱗粉をばらまく』と契約したね」
『昆虫宇宙飛来説』は、『昆虫は、宇宙からやってきた隕石に付着していたDNAが、トビムシに合わさって独自の進化をしたものである』みたいな感じの都市伝説である。能力は虫に宇宙からのDNAを付与して、別の虫に変える、というものである
『昆虫異次元飛来説』は『昆虫は異次元からやってきた』という都市伝説である。能力は異次元から虫を呼び出すというものだ
『毒蛾は有毒な鱗粉をばらまく』は、モスラやモルフォンなんかの影響で多くの人がしていた勘違いで、『毒蛾は羽ばたくと有毒な鱗粉をばらまく』という都市伝説である。能力は毒蛾に有毒な鱗粉をばらまかせる、というものだ
香介「相変わらず虫系都市伝説なんだねー」
飛呂虫「まあね。そういう君はどうなの? 『甘い香りのするケーキの絵』い蛾いに何蚊と契約したの蚊い?」
訊ねる飛呂虫
香介「僕は今のところこれだけだねー」
飛呂虫「そうなの蚊ー」香介「一応新しい都市伝説と契約したいとは思ってるんだけどねー…。『モナリザの謎』とか」
飛呂虫「へぇ。ま、頑飛蝗ら良いんじゃない蚊な?」
『モナリザの謎』はそれなりにレアな都市伝説なのだ
香介「そうするよー。さて、そろそろ帰ろうかなー」
画材を片づけながら言う香介
飛呂虫「ん?蚊えるの蚊い? じゃ、僕もそろそろ蚊えるとする蚊な」
それを見て飛呂虫も立ち上がる
香介「んじゃ、そういうことでー」
飛呂虫「じゃあねー」
こうして、香介と飛呂虫は帰路につくのであった…



                 続く

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