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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 邪気殺し-13

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Retsuya

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だれでも歓迎! 編集
不幸だ

(実>清太ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 2人っきりだぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!
(清太>うるさい、黙れ、話しかけるな
(実>そんなクールな清太も好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

不幸すぎて笑うこともできない
笑い方も忘れてしまいそうだ
見ての通り、この俺、水無月 清太は、幼馴染の皮を被ったストーカーに絶賛付き纏われ中だ

(清太>クールもクソもあるかっ!? ついてくるなっつぅのに!
    地味にクラスで妙な噂立ってんだぞ!?
(実>今更恥ずかしくもないだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??
(清太>てかお前ホントにうるさいぞ! 鼓膜が破れたらどうする!?
(実>“俺の声で鼓膜は破れない”から大丈夫だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(清太>くっそ、こいつ能力使いやがった!

あぁ帰りたい、というか逃げ出したい
骨折ギリギリまで腕を締めあげられていなければ全力で逃げてるのに

(実>ところで清太ぁ!! 子供にはどんな名前をつけたいんだ!?
(清太>ハァ!? 何勝手にそこまで発展させてんだ!?
    そもそも結婚する予定もねぇし!
(実>俺はお前の許嫁だろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
(清太>聞いてねぇわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
(実>既に清太の姉上様は勿論、父上様や母上様にも了承を―――――――

軽くとんでもない事を言った直後、実の足が突然止まった
と同時に、俺の腕もようやく解放された
とりあえず3、4歩離れるが、彼女が見ているのは俺ではなく、今歩いてきた道、つまり背後だった

(清太>どした?
(実>・・・清太ぁ! ここでちょっと待っていてくれ!!

それだけ言い残して、実は今来た道を全速力で走っていった

(清太>いや何で待たなきゃなんないの!?

冗談じゃない
やっと解放されたんだ、逃げるなら今の内だ
俺はそのまま、我が家へ向かって歩き出した





僅か3歩
それだけ歩いて、俺は止まった

(清太>・・・あぁもう! 何でこんな時に限ってあいつが心配になるんだよ!

訳が分からないまま、俺は実の後を追った

(セキエ>ホゥ、ドウシタ清太? 血ノ繋ガッテイナイ女子ノ尻ヲ追イ回スナド珍シイ
     汝トモ在ロウ者ガ浮気カ?
(清太>ちょっと黙ってろよ!?

吠えながら走るのは体力使うんだからな!?
しっかし実の奴、何て足の速さだ!
ちょっとしか目を話してないのにもう姿が見えない!

(清太>セキエの、能力じゃ・・・邪気が篭って、ねぇと、感じ取れない、からなぁ・・・!

だから、がむしゃらに走るしかない
とは言っても道は単純だし、走っていれば追いつくだろう
そう思いながら進んでいると、

(清太>なっ、分かれ道!?

右か、左か、それが問題だ
って俺はハムレットか!?

(セキエ>清太、右ダ
(清太>その根拠は!
(セキエ>勘
(清太>外れたら招致しないからな!

セキエの指示に従い、俺は右方向に身体を向け、姿勢を保ちながらドリフトを決めた
身体が止まったと同時に、俺は右足を前に運んで追跡を再開した―――

「ばぁぁぁぁぁくねつ!! ゴォッドゥ!! フィンガァァァァァァァァァァァァァ!!!」
「甘いわァ! 『大噴火』ァ!!!」

燃える掌と滾る溶岩が相殺する
どうやら見つけたらしい、目的の人物を
超厄介なおまけまでついてるけど

(セキエ>ム、清太、アノ娘ハ・・・
(清太>あの人も契約者だったのか・・・火音姉ちゃん

空出 火音(ソラデ カノン)
実の姉ちゃんで、凄く怖いことで有名
何が怖いって、妹である筈の実と廊下で擦れ違う度に大喧嘩を始める
2人とも声を揃えて『修行だ』と言ってるけど、教室を半壊させる修行って何なんだ
あと、実と違って広島弁で喋る
どうやらあいつの両親は広島出身で、姉ちゃんは広島生まれだけど、
実はこっちに来てから生まれたようで、その所為で標準語寄りらしい

(実>石破天驚!! ゴォォォォッド!! フィンガァァァァァァァァァァ!!!
(火音>『流星火山』!!!

そんなことはどうだっていい
俺は掌に冷気を集中させると、その冷気の弾を2人の間に放り投げた
2人の攻撃を、大きな氷の塊が受け止めた
飛んできた方向を一瞬で見抜いて、実と火音姉ちゃんがこちらを睨んできた

(実>清太ぁ! どうして俺達の邪魔をするんだぁ!?
(火音>誰かと思ォたら貴様か小僧ォ!! ワシの妹を誑かしよってからにィ!!
(清太>火音姉ちゃんそれ誤解だっ!?
    あと、ここで邪魔しなかったらここら辺全部焼け野原になるだろ!?
(火音>それがワシに何の関係があるんじゃァ!?
    この人外魔境にのうのうと住みよるバカ者共が悪いんじゃろォがァ!!
(清太>あんたその酷い性格いい加減直せよ!?

全く、自己中心過ぎるったらありゃしない
でも溶岩が飛び出すって、どんな都市伝説なんだ?
ところでさっきから置いてけ堀を食らってる姉ちゃんが2人も・・・

(清太>あれ?

見覚えのある2人だった

「あ、き、君、もしかして・・・」
「やっぱり! ソウルブラザーじゃないの!」

そこにいたのは、俺のソウルシスターである神崎 麻夜と、その姉ちゃ―――もとい、兄ちゃんだった

(清太>久しぶりだね麻夜姉ちゃん! それと・・・えっと・・・
(少年>あ、自己紹介はまだ、だったね・・・僕は、神崎 漢
(清太>俺は水無月 清太。宜しくな漢兄ちゃん!
(実>ん? 清太、知り合いなのか?
(清太>あぁ、この前ちょっと――――って普通に喋れるんじゃねぇか!?

いつも鼓膜が破れるくらいの大声で喋る癖に!?

(実>しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
   俺の清太への愛が足りないと思われてしまうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?
(清太>寧ろ捨ててくれっ!? 普通に喋れよもう!
(火音>貴様ァ、ワシのバカ妹の心を弄ぶのも大概にせんかァ!!
(清太>だから誤解だっ!? こいつが勝手に俺につきまとtt
(火音>問答無用じゃァ小僧ォ!!

火音姉ちゃんが飛び上がり、空中で身体を捻りながら軽やかに踵落としの態勢を取る
それは俺に届く前に虚空にぶつかり、“何もない空間”に罅が出来て、
割れた空間から溶岩が噴き出して―――って

(清太>危ねぇっ!?

咄嗟に俺は右手を水晶にして、掌を溶岩に向けて広げた
溶岩が触れた瞬間、それは何事もなかったかのように跡形もなく消え去った
良かった、流石にあれは邪気として感知されたようだ

(火音>ほォ、妙な能力じゃのォ・・・潰し甲斐があるわァ!!
(清太>っちょ、俺は別にあんたと戦う気は―――
(実>姉者ぁ!! どうして俺の清太を虐めるんだ!!
(火音>じゃかァしい!! 貴様を虐めちょるのはその小僧だろうがァ!!
(実>違う! 清太は心の底では俺の事を想ってくれている!!
   それに俺は、清太が傍にいてくれるだけで嬉しいんだ!! 幸せなんだ!!!

もうツッコむ気にもならない

(実>清太を悪く言う奴はぁ!!! 例え姉でも地獄に堕ちろぉ!!!
(火音>だから貴様はバカなんじゃァ!!!

やばい、また喧嘩が始まるぞ
このままじゃこの一帯は終わりだ!

(清太>漢兄ちゃん! 麻夜姉ちゃん! この2人止めて!!
(漢>え、えっと、そ、そんな、こと・・・
(麻夜>言われても・・・どうやって?

それもそうだ
こいつらどうやって止めたらいいんだ?

(清太>・・・とりあえず力尽くでいいから! じゃないと滅茶苦茶になるからっ!

何故か涙が出てきた
何でこんな危険な姉妹の為に全力尽くさなきゃなんないんだろう



結局、俺は漢兄ちゃんと麻夜姉ちゃんの協力を得て、
何とか2人の喧嘩を止めることに成功した
日が沈むまでの死闘だった

   ...see you NEXT

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