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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ソニータイマー-67

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だれでも歓迎! 編集
                  「水晶髑髏と邪気殺し
晶髏「…やばいよやばい、めちゃくちゃやばい。もう2011年の8月じゃないか…。地デジ化完了しちゃてるじゃないか…
それなのに! 僕以外の『水晶髑髏』が一つも見つかってないってどういうことだよ!」
『カタカタ、仕方ないじゃねぇか。世界は広いんだからよー』
晶髏「…無責任だなぁ、まったく…。君も頑張って『水晶髑髏』を探してくれよ…」
『んなこと言ったって…!! おい、契約者! 反応があるぜ! こっからまっすぐ行った辺りに!』
晶髏「…今度こそ『水晶髑髏』なんだろうな」
『保障はできねぇ』
晶髏「はぁ…」
溜息を吐きながら、反応のあった方に向かう晶髏

(清太>はぁ…っはぁ…っ
(セキエ>ワ…童ヨ! ソンナニ急イデ何処ヘ行クツモリナノダ!?(…大体察シハツイテイルガ)
息を切らしながら全速力で走る少年。小学生か中学生くらいだろうか
(清太>はぁ…っ、今日は…姉ちゃんの…帰りが…はぁ…っ、少し…遅く…なる…みたいなんだ…はぁ…っ
(セキエ>…成程ナ。大体分カッタ(相変ワラズダナ)
氷のように冷めた目で見ながら言うセキエ(目はないけど)
(清太>はぁ…っ、だから…今日こそは…!
物凄く必死に走り続けている清太。このやる気をもっと他に向けてくれないものだろうか
(セキエ>マッタク…ム、童よ都市伝説ノ気配ダ。シカモコチラニ近ヅイテキテイル
(清太>またかよッ!? なんでこういうときに限って…
清太が姉ちゃんのベッドを使用できる日は遠いようだ…
都市伝説の気配のする方向を警戒する清太。本当は一刻も早く帰りたい。姉ちゃんが家に帰るまでに!!

晶髏「あの子だね…」
『ああ。あいつから強い反応があるぜ』
晶髏「今度こそ『当たり』なんだろうねぇ…?」
『だから保障はできねぇって言ってんだろ』
晶髏「まったく…。先が思いやられるよ…」

晶髏「ねぇ…君」
すたすたと駆け寄り、肩に手を置いて話しかける晶髏
(清太>え? 俺ですか?
(セキエ>(童、此奴カラ都市伝説の気配ガスル。契約者デアル可能性ガ高イゾ)
晶髏「君さ、『水晶髑髏』って持ってる? もしくは契約してる?」
実に単刀直入に、寸分の狂いもなくはっきりと尋ねる晶髏
(清太>え…? いや、持ってませんけど…
ところで何の疑いもなく敬語使わせちゃったけどいいよね、初対面+年上だし
晶髏「…はぁ。また外れかぁー…。まったく、コイツの水晶サーチも役に立つのか疑問になってくるよなー…(ボソッ)
そっかー…持ってないかー…。それは残念。僕は髑水晶髏(とくみずまさる)。ショウロじゃないよ。契約都市伝説は『ヘッジスの水晶髑髏』他数個。よろしくね。君は?」
(清太>あ…えっと、水無月清太だけど…。契約都市伝説は『水晶は邪気を吸収する』と『水晶は永久的に凍ったままの氷』だぜ
晶髏「おっけー。水無月君ね。覚えとくよ。さーてそれじゃあ」
『おい契約者。都市伝説の気配がするぜぇ?』(セキエ>オイ童、強イ邪気ヲ感ジルゾ
晶髏・(清太>「え?」
びゅんっ、と刃物を振り回すような音が聞こえ、晶髏の首に刃物が飛ぶ
晶髏「!?」
何か結界のようなものが晶髏の首を守ったため無事ですんだが、これがなければ確実に首が飛んでいた
『黒水晶のパワーストーン』。晶髏の新たな契約都市伝説である
晶髏「何なんだ一体!?」
(清太>刃物を使う都市伝説…口裂け女とかか?
晶髏「いや、『私、綺麗?』とも聞かずにいきなり斬りかかるなんて口裂け女の名折れだよ」
(セキエ>来ルゾ!
今度は刃物が清太の首を狙う
(清太>!! 邪気殺し(イーヴィルブレイカー)!
右手を水晶に変え、邪気を吸収。刃物を無効化する清太
『チッ…仕留め損ねたか…』
刃物を持った老婆が姿を現す
晶髏「…刃物を持っていて、首を刈ろうとする老婆ってことは…『首刈り婆』? でもそれは公共施設にしか出ないはず…」
『ご名答じゃよ。ほほほ、「公共施設にしか出ない」? 私は『花子』や『紙をくれ』などと違い公共施設にしか出られない理由がない! 故に普通の道にだって出られるのじゃよ!』
(清太>ああ畜生! 今日こそは姉ちゃんのベッドをくんかくんかできると思ったのにッ!! ああ不幸だ!
晶髏「シスコンの変態なんだね、君って」
失礼なヤツである。いや、普通の反応か。誰だって目の前でこんなこと叫ばれればそいつを変態だと感じるだろう
(清太>うるせぇシスコンで何が悪い!
『漫談とは随分余裕じゃな?』
今度は二つの刃物を召喚し、二人の首を同時に狙う『首刈り婆』。『首刈り婆』は首を刈るための刃物を自在に召喚し、操る力を持つのだ
(清太>イーヴィル・ブレイカー!
晶髏「モリオンバリアー!」
各々の方法で、刃物による攻撃を防ぐ二人
晶髏「便利だね、それ…。ところでその技名の元ネタってやっぱり幻想殺しなのかな?」
(清太>そう! もしかして兄ちゃんも禁書観てるの?
晶髏「いや、アニメ自体はまだ。ネットで見たから知ってるだけ。一番好きなキャラってのも特にはないかなぁ…」
(清太>そっか…残念
『く…また防がれてしまったか…。じゃが、それなら物量で攻めるまでよ…』
今までとは比べ物にならないほどに大量の刃物を召喚、飛ばしてくる『首刈り婆』。元気なお婆ちゃんである
(清太>…!? これはやばい!! イーヴィル・ブレイカー!
晶髏「なんだよこの数…! モリオンバリアー・verワイドガード!!」
先ほどと同じように能力で刃物を防ぐ二人だが、清太の水晶には邪気が溜まりすぎてしまい、
晶髏のモリオンは、守護のし過ぎでエネルギーが落ちてしまった。パワーストーンの宿命である
晶髏「拙い、拙いよどうしよう! このままじゃモリオンパワーが弱まって押し切られちゃうよ!!」
(清太>俺のイーヴィルブレイカーも邪気を吸いすぎた…もう邪気を殺せねぇ…!
晶髏「どうしよう…そういえば君、『水晶は永久的に凍ったままの氷』と契約してるって言ってたじゃない? それで冷凍ビーム的な物を出せたりしないの?」
(清太>一応冷気や氷は出せるけど、あの刃物の数には…
晶髏「駄目か…! ねぇ水晶髑髏、君、オーパーツパワー的な物で水を出せたりしないの?」
『無理だ』
晶髏「そんなあっさり…一体どうすれば…」
『隙だらけじゃ』
刃物を飛ばしてくる『首刈り婆』
晶髏「…ッ!! 『黒いピラミッド水晶』…マグネットリード!」
ところで技名を叫ぶ晶髏は多かれ少なかれ清太に影響を受けている気がする
…まぁ、閑話休題。マグネットリードとは、『黒いピラミッド水晶』の『磁場を狂わせる能力』により周囲の磁力を操作して、鉄でできたものの起動を逸らす技である
直接磁力を付与できる『死の入れ歯』と違い、反撃には向かないが
晶髏「一応攻撃は逸らせたけど…僕達に攻撃手段がないんじゃあ…。何かいい手は…」
(ん? あれは…用水路? よし、それなら…)
用水路を見つけ、何かを思いついた様子の晶髏
晶髏「モリオン・アウェークニング! …『黒水晶のパワーストーン』には潜在能力を高め、引き出す効果があるんだ。これで『水晶髑髏』を強化する!
…さて、じゃあいくよ『水晶髑髏』。あの用水路から水を持ってきて!」
『カッタカタカタカタカタ!!! 了解だぜぇ!! 食らいな! ウォータースネーク!!』
『水晶髑髏』、お前もか
『なっ…刃物を大量に飛ばして防ぐしかないか…!』
刃物を飛ばし、水の蛇を切り裂こうとする『首刈り婆』だが…
『無駄無駄ぁ!! 覚醒した俺の超常現象力をなめるんじゃねぇ!!』
切り裂くことに成功しても、直ぐにもとの形を取り戻して襲い掛かってくる。そして遂に、『首刈り婆』の身体に到達した
晶髏「今だよ水無月君!!」
(清太>ああ! 俺のこの手が真っ青に凍て付くぅ! 勝利を掴めと轟き叫ぶぅっ!! ひょぉぉぉぉおけぇぇぇつっ! クォォォォォォツ!! フィンガァァァァァァァ!!
晶髏「禁書関係なくない?」
清太の手に触れた瞬間、水の蛇は氷の龍へと姿を変える。氷の龍は『首刈り婆』に纏わり付き、その動きを阻害する
『離せ! く…私は首刈り婆! 子供の首を刈るように、氷龍の首を刈ってや…
…!? 傷一つ付かない!? たかが氷にッ!?』
晶髏「無駄だよ? この子の契約都市伝説は『水晶は永久的に凍ったままの氷』。彼は冷気で氷を生み出したり、水を凍らせたりできるんだけど…
常に冷気を送り続ければ、それは擬似的に『溶けない氷』…つまり『永久的に凍ったままの氷』になるわけだ。
『水晶』が『永久的に凍ったままの氷』なら…『永久的に凍ったままの氷』は『水晶』であるということだ! つまり! 今この氷の龍のモース硬度は水晶と同じ7!
金属の刃物程度で、壊せるわけがないだろう?」
(清太>解説乙
晶髏「最後に一ついいことを教えてあげよう。オーパーツに、常識は通用しない。さて…それじゃあ『水晶髑髏』」
『あいよ』
水晶髑髏の下から光を当て、目を光らせる。その光る目を見た『首刈り婆』は催眠術にかかり…
晶髏「さて、ここからが僕の本領だ…。『もうこんな残酷なことはやめて、大人しく暮らすんだよ。いいね?』」
『ハイ。ワカリマシタ』
催眠術にかかった者は、例え誰であれ、晶髏の言うことを聞いてしまう…
晶髏「よし。これでもう大丈夫。あの『首刈り婆』はもう人を襲うことはないよ」
(清太>すげぇ…ってもうこんな時間! これじゃあ姉ちゃんのベッドを嗅げないよ…不幸だ…
晶髏「君の頭の方が不幸だと思うけど? あ、じゃなくて、それは災難だったねー」
(清太>本音がだだ漏れなんだけど
晶髏「あはは、僕って正直者だからね
…あーでも、ものすごく走れば着くんじゃない? 僕の『黒水晶のパワーストーン』の力を貸してあげるよ。これでしばらくの間いつもの倍ぐらいの速さで走れるはずたぜ」
(清太>ありがとう兄ちゃん! 恩に着るよ!
晶髏「どういたしまして。その代わりもし君が他の『水晶髑髏』を見つけたら僕に教えてね」
『黒水晶のパワーストーン』を清太の足に翳しながら言う晶髏
(清太>ああ、分かったよ! ありがとな! じゃあ俺はもう行くよ! バイバイ!
イヤッホウ! 幸運だああああああああああああ!!!
(セキエ>ワワワ童ヨ! モ、モウ少シ! モウ少シユックリ走ッテハクレヌ…
(清太>待っててくれ俺の(姉ちゃんの)ベッドぉおおおおおおおお!
雄叫びをあげながら走って行ってしまった清太
晶髏「…ユニークな子だったね」
『そうだな…』
晶髏「じゃ、『水晶髑髏』を探す作業に戻るとしますか…」
晶髏の世界を救う為の旅はまだまだ続く。2012年世界が滅びるまでに、全ての水晶髑髏を探しに…
余談だが、この後清太は10分間だけ姉ちゃんのベッドを堪能できた。よかったね清太君! でも走ったからベッドが汗だくだよ清太君!


続く…

世界が滅びるまで、あと133日…

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