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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ソニータイマー-71

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sonytimer

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                    「鷽月頼也、その過負荷(マイナス)」
さて、皆さんは異常(アブノーマル)というものをご存知だろうか? 幼女、乳児、人形、昆虫等、普通でない物に好意、愛情、恋愛感情、性的関心を抱く特殊性癖…ではない
一部の人が生まれながらにして持つ、一種の才能、体質、性質のような物だ。その才能が普通とはあまりにもかけ離れている、普通に考えてありえない、故に『異常』…
主な例だと、拝戸純の『囚納』、花房真樹の『異常、都市伝説に対する異常なまでのスルー・ステルススキル』、
上田明也の『言葉を操る異常』、任天堂寺の『異常なまでの認識・処理・記憶能力』(…良い機会なので『完録(ブルーレイメモリーカード)』とでも名付けよう。)
羨道望の『才念調』、拝戸直の『他人の限界が分かる異常』などである
では、過負荷(マイナス)はご存知だろうか? 過負荷(マイナス)―異常と違い、その人の育った環境、性格なんかが影響して発現する。そしてその能力は理由も理屈も存在しない。無意味で無価値で無関心で無責任な屁理屈である…詳しくは漫画『めだか箱』を読んでくださいな
はてさて、『マイナスの会(仮)』のリーダーである鷽月頼也もまた、その身に過負荷を抱えている。『大負号』…あらゆるものの『負の側面』を増幅させる、そんな過負荷
頼也『まーそんなそれはそれとして! 僕は歩いているのだ』
『あは!』『球磨●禊がモデルだから大嘘憑きか却本作りが僕の過負荷だと思った?』『甘ぇよ。』『…が、その甘さ』『嫌いじゃないぜ』
鷽月頼也、数話ぶりの登場である
頼也『それにしても、本家球磨さんはしばらく僕が登場しないうちに丸くなったよなー』
そんなことを言いながら歩いている。負のオーラをまき散らしながら
『Hey! Guy!』
低い声の男が、話しかけてきた
頼也『何かな? 僕に何か用?』
『これ…英語でどういう意味だ?』
低い声で、自分の胸の位置を指差しながら尋ねる男。そこには大きく“台所”の文字が…。奇抜すぎるデザインの服である。“台所”って。なんでそれをチョイスしたんだ
頼也『キッチンだよ! それにしても、その服格好悪いね!』
『…だ』
頼也『え?』
『誰が“チキン”だ! 』
そう叫び、思い切り頼也を殴ってきた男。『kitchin』。キッチンをチキンと聞き間違えて滅茶苦茶殴ってくる都市伝説である
頼也『!?』
巨体で殴られ、吹っ飛ばされた頼也
頼也『い』『ったーい』『うわー右腕が動かないー』『呼吸もなんだか苦しいぞぉ』
『鎖骨が折れて肺に突き刺さったかなー』『一生後遺症が残るなーこれは!』
殴られた体を持ち上げながら言う頼也
頼也『あーでも痛くなくなってきた?』『治る兆しかなー』『それとも壊死する兆候かなー』
『まっ』『どっちでも似たようなもんかあ!』
巨大な螺子を取り出し、『kitchin』に攻撃を仕掛ける頼也。これは、ポケットから取り出した普通のプラス螺子を嘘の都市伝説『チパッ草』の『虚栄』で巨大化―虚大化させた物である
『うぁあああああああ! 殺す! 殺す! コロス!』
しかしなおも殴り続ける『kitchen』
頼也『ぐ…ッ』
鳩尾に入ったようだ
頼也『はぁ、はぁ、はぁ』『今度は内臓が破裂したんじゃないかなー』『お腹が裂けるように痛いや!』
『ま、それでも』『僕は君を“螺子”伏せる』
そう言って両手に螺子を出現させ、投げる頼也
『あ゛あ゛ああああああああああああああ!』
しかし、それはかわされ、『kitchen』は更に殴りかかってきた。しかし、飛ばされた螺子は、後ろの固い塀に深々と突き刺さった…
塀は固く、頼也の筋力も弱いため、螺子を突き刺すことは普通は不可能である。では、何故刺さったのか。答えは単純明快。これが頼也の『過負荷』ということである
学校町に昔からあった塀なので、“硬い”が当然“古い”。そう、その“古い”こそがこの塀の欠点(マイナス)。頼也はそのマイナスを肥大化させ、螺子が触れる部分だけを、螺子が簡単に突き刺さるほどに古く脆くした、というわけである
『はぁ、はぁ、なかなかタフじゃねぇか。だが、俺をチキン呼ばわりしたお前を俺は許さねぇ…!』
やっとまともに会話する気に…なっていなかった
頼也『だからkitchenだって。』『ま、』『やられっぱなしってのも癪だし!』『僕も本気を出そうかなー』
すると、みるみるうちに殴られた傷が…否、傷だけでなく、服の汚れや傷さえも、治って…否、戻(なお)っていった
『!? どういうことだ!? それがお前の都市伝説か!? くそっ、なんて回復力なんだ…』
戦き、慄き、戦慄する『kitchen』
頼也『おいおい、それじゃあまるで僕の能力が回復能力みたいじゃないか』『回復能力のように前向き的な都市伝説と』『僕が契約するわけないだろう?』
『事実(すべて)を虚偽(なかったこと)にする』『それが僕の『僧文是』だ――――つまり! この傷も、この汚れも、“全部嘘(オールフィクション)”ってね!』
と、頼也はキメ顔でそう言った―――――
『『僧文是』だと…? ふざけるな! 無敵すぎるにも程がある…!』
頼也『おいおい、騒ぐなよ』『弱く見えるぜ?』
『んじゃ』『まー終わりにしようか』『さようなら!』『噛ませ犬君。』
今度は大量に投げられた頼也の螺子が、『kitchen』の身体に深々と突き刺さり…文字通り、螺子伏せた
頼也『あ、ちなみに『まつ、かなう、そ』も嘘に関わる都市伝説だからね』
…誰に言っているのだろうか? まぁ、そんなこんなで、負完全・鷽月頼也は都市伝説を一体螺子伏せたのであった…




                         続く…

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