首なしライダー 12 朝野視点
首なしライダーが祭り会場に向かって疾走している頃
「先輩…早く来てくださいよっ!!」
朝野は必死に走っていた。
朝野は必死に走っていた。
―――――――
「凄い…あの人…」
占いの店のテントの周りを取り囲むんでいた黒服集団は
少し前に来た人が1人で全て倒していた。
その光景を物陰…と言うよりも、少し離れた茂みの中で、朝野は見ていた。
占いの店のテントの周りを取り囲むんでいた黒服集団は
少し前に来た人が1人で全て倒していた。
その光景を物陰…と言うよりも、少し離れた茂みの中で、朝野は見ていた。
そして今、テントの回りにいるのは朝野のみ
先程の強い人はどこかに行ってしまったようだ。
先程の強い人はどこかに行ってしまったようだ。
しかし、いつまたあの黒服集団が現れるのか分からない
今のうちに、占いのテントに向かってみるべきか考えていたら
いつの間にか朝野の後ろに夢の国の黒服がいた
「なっ!まだいたんですか!」
慌てて走りだす朝野
後ろから結構な早さで朝野を追い掛ける夢の国の黒服
「ちょっと…まって…タイムっ!」
朝野は本気で走っているが追い付かれる
ちなみに、朝野は走るのがあまり得意ではない
ちなみに、朝野は走るのがあまり得意ではない
夢の国の黒服は朝野を捕まえようと手を伸す。
「っ!」
間一髪、伸ばされた手を避けると
朝野は占いのテントの中に転がり込んだ。
間一髪、伸ばされた手を避けると
朝野は占いのテントの中に転がり込んだ。
「……大丈夫ですか?」
突然、転がり込んで来た朝野を心配そうに眺めている女性
「…お邪魔します」
どうやら助かったようだ。
どうやら助かったようだ。
「夢の国に追われていたのですか?」
占い師の女性はテントの中にある椅子腰掛けている。
占い師の女性はテントの中にある椅子腰掛けている。
「ここには結界を張っていますから、しばらくは安全ですよ」
柔らかくほほえむ占い師の女性
「そ…そうですかっ…」
テントの中はまるで別世界のように静まり返っており
呼吸を整えようとする朝野の荒い呼吸だけが響いていた。
呼吸を整えようとする朝野の荒い呼吸だけが響いていた。