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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ソニータイマー-80

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だれでも歓迎! 編集
                    「ロリコンとロリコンの邂逅」
これは、世界終焉の10月28日より少し前のお話…。だけど、CoA編は解決した後のお話。
僕、任天堂寺はいつものように光機と小奈美と一緒に歩いていた。歩くたびに揺れる小奈美のツインテール。
堂寺「漂う幼女の香り…。相変わらず小奈美は可愛いなぁ…なんてことを考えながら歩くのであった」
小奈美「声に出てる!」
堂寺「はっ…! な、なんてこった! こんなところで僕の趣味が露見してしまうとは!」
ニンテンドーDS用ソフト、『あつめて!カービィ』をプレイしながら叫ぶ僕
光輝「いや、最初からバレてたよ」
そんな他愛もない会話をしながら、(僕はゲームをしながら)僕達は歩いていた


その頃…(3人称視点だよ!)
(裂邪>はいミナワ、あーん
ポッキー(今日11月11日はポッキーの日である)を持ち、ミナワ―『童謡・シャボン玉』の少女の口元に差し出す黒尽くめの少年、黄昏裂邪
(ミナワ>あーん
(裂邪>うまいか? ミナワ
(ミナワ>はい、美味しいです♪ と、いうかご主人様がくれるものならなんでも…///
(裂邪>ウヒヒ、相変わらず可愛いことを言うなぁミナワは♪
(ミナワ>もぉ、裂邪ったらぁ…///
などと、白昼堂々イチャイチャするカップル。(片方は幼女である)恐らく、いや確実に、妬見女疾風がこの現場を目撃したら大惨劇が訪れるであろう
ところで、一番最初に『照れ』を///で表した人は天才だと個人的には思う。まぁ、それはそれとして…

(任天堂寺の1人称視点に移行するよ!)
堂寺「まぁでも問題はないはずだよ。幼女は可愛い。これは真理なんだから…よし、ステージクリア!」
光輝「いや問題大有りだよ!?」
小奈美「やっぱり異常者(アブノーマル)は性癖も異常(アブノーマル)なのかしら…私はまともだけど」
ちなみに、光輝も小奈美も僕と同じ異常者である。やはり、異常者の兄弟姉妹は異常者になるものなのだろう…なんてことを考えながらゲームをしていると…
(裂邪>じゃ、今度映画館にでも…
堂寺「可愛い幼女と少年が見えた。少年の方は僕の守備範囲から外れている…あと5歳くらい若ければ良かったのだが」
光輝「だから声に出てるって!」
まぁ、そんな風に歩いていたのだが、偶然にも少年の方と目が合った…瞬間
堂寺「君、名前は?」
僕は無意識のうちに、僕は彼に名前を聞いていた。僕は人見知りなので、初対面の人に自分から話しかけることなど滅多に無いのだが…
(裂邪>黄昏裂邪だ。兄ちゃんは?
堂寺「黄昏裂邪君か―良い名前だね。邪を引き裂く、みたいなかんじで。僕は任天堂寺、STGが大好きだよ。よろしくね」
(裂邪>ああ、よろしく
そして、僕たちは固い握手を交わした―そう、この瞬間がまさしく、ロリコンとロリコンの邂逅となったのだ…
堂寺「ところで君と一緒に居たその可愛らしい女の子は君の妹?」
(裂邪>ミナワのことか? 妹じゃない…俺の嫁だ(キリッ)。そして俺の契約都市伝説でもあるんだが…俺の嫁だ(大事なことなので2回言いました)
裂邪君はキメ顔でそう言った
堂寺「なん…だと? いや、君まだ18じゃないよね。結婚できるような年齢じゃないよね?
…契約? ってことは君も契約者なの?」
(裂邪>ウヒヒヒ、その辺は心配無用だ。なぜなら俺たちがその頃に結婚することはすでに決まっているからだ!
そしてその通り、俺は契約者…ってその口ぶりからして、堂寺兄ちゃんもそうなのか?
堂寺「なるほど…。うん、そうだよ。『ソニータイマー』他3つと契約してるんだ」
疾風君が聞いたら大変なことになるな、うん。
(裂邪>そうなのか…俺はミナワの他に3つの都市伝説と契約、2つの都市伝説と仮契約してるぜ。ところで、堂寺の兄ちゃん。兄ちゃんの隣に居たあの幼女は…
堂寺「僕の可愛い妹だよ! …よくそんな多重契約して飲まれずに自分を保ってられるね…すごいなぁ」

小奈美「何か盛り上がってるわね…」
(ミナワ>何の話をしているんでしょう…?
光輝「どうせ下らないことかろくでもないことだよ、兄さんのことだから…あ、僕の名前は任天光輝。RPG…特にポケモンが大好きだよ。よろしくね」
小奈美「私は任天小奈美。好きなジャンルはSRPGとRTSよ。よろしくね!」
(ミナワ>ミナワです。よろしくお願いします…

堂寺「お待たせ小奈美ー。紹介するね。たった今友達になった黄昏裂邪君だよ、よろしくね」
小奈美「黄昏さんですね? よろしくおねがいしま…」
裂邪(ウヒヒ、可愛いなぁ)
小奈美「―――ッ!」
急に裂邪君から距離をとる小奈美。どうしたんだろう?
小奈美(なぜか寒気を感じたわ…)よろしくお願いします
まぁ、普通にお辞儀したわけだけど(お辞儀する姿も可愛い)
小奈美「ところで何の話をしてたの、お兄ちゃん?」
堂寺「ん? ああ、幼女って可愛いよね、みたいな話をしてたんだよ!」
小奈美「本当にろくでもない!」
未来日記、天野雪輝の名言(?)が飛び出した
光輝「ああ、成る程。兄さんと同じ種類の人間なわけか…」
僕の弟、任天光輝は基本的にアンチロリコンである。そのうち一つ目の黒い球体を召喚してもおかしくない
(裂邪>いやー小奈美ちゃん可愛いよな、堂寺の兄ちゃん!
堂寺「そうでしょう? でも、小奈美は僕のものなんだからね! 君には渡さないよ?」
小奈美「いやお兄ちゃんのものでもないから。私は私のものだから」
(ミナワ>ご主人様、また浮気ですか?
(裂邪>いや、もちろん一番はミナワだけさ
(ミナワ>裂邪ったらぁ~///
いや、僕達もいるんだけど。空気読んでほしいんだけど。と、そんな風に話していると…
『この中で』
『誰が一番』
『キレイ?』
三人組のマスクをした女性が現れた。おそらく、『口裂け女三姉妹』だろう
堂寺(どうしよう光輝…なんて答えたら良いかな?)ヒソヒソ
光輝(いや、どう答えても切り刻まれると思う…)ヒソヒソ
小奈美(じゃあ、皆キレイよ、っていうのはどうかな?)ヒソヒソ
ミナワ(それ、全員に殺されると思います…)ヒソヒソ
裂邪(もう、正直な気持ちを伝えるしかないんじゃないか…?)ヒソヒソ
堂寺(正直に…よし!)ヒソヒソ
堂寺「年増に興味はありません! 引っ込んでてください!」
「「「「正直過ぎるわ!」」」」
全員から盛大にツッコまれた
『『『殺す!』』』
やばい、怒らせた! 早くセーブを…と3DSを操作する僕だったが…
堂寺「え…?」
しかし操作を終える前に、僕の心臓は貫かれていた。僕の腹は抉られていた。
別に気づかなかった訳じゃない――見えなかった訳じゃない。僕は視界に移るものを一つ残らず認識できるのだから。
しかし、それでも100mを3秒で走りきる『口裂け女』の速さは伊達じゃなく――
堂寺「ま…だ…セーブ…して…な…」
僕の人生はこんな台詞を最期に、ゲームオーバーとなった…
小奈美「お兄ちゃんっ!」
光輝「兄さん!」
(裂邪>兄ちゃん!
(ミナワ>堂寺さんッ!
『ふん』『私達を』『貶すからだ』
小奈美「お兄ちゃん…! お兄ちゃん! お兄ちゃん!!! 嫌だよ、目を開けてよ…」
光輝「…確かに兄さんはロリコンだよ。ロリコンでショタコンでシスコンで…どうしようもない変態野郎だ…。
だけど! それでも! そんなのは兄さんを殺して良い理由にはならないだろ!」
(裂邪>自分を否定された…それだけの理由で俺の友達を殺しただと? ふざけるなよ…。闇のように深い心を持つ俺でもこれは許しておけない―ああ、腸が煮えくり返りそうだ
(ミナワ>自分の美しさを! 魅力を否定されたなら、それを補う努力をすれば良いでしょう! 自分を否定した人を殺せば自分が一番になれる? ふざけないでください!
小奈美「お兄ちゃん…! エスターク、お兄ちゃんに心臓マッサージ! 人工呼吸は私が担当するわ!」
こんなこともあろうかと、常に人工呼吸用のマウスピースは常備しているのよ、と小奈美
『了解した』
勿論、蘇生するならここで優先すべきは止血だ。しかし、小奈美は真っ先に心臓マッサージをさせた。それは作為か天然か。天然だったら恐ろしい。作為だと思いたい
まぁともかく、心臓マッサージするには巨体のエスタークは屈まなければならなくて、ちょうど小奈美はその陰になる―そう、口裂け女達からは小奈美が何をしているか見えないのだ
『無駄だ』
『私達が』
『殺した。』
『心臓を貫けば』
『内臓を引き裂けば』
『人間は死ぬ』
『『『諦めろ』』』
光輝「…君達は、僕たちが倒す!」
としでんせつの くちさけおんなさんしまい が しょうぶをしかけてきた!▼
(裂邪>シェイド、ウィル!
《シャドー》
《ファントム》
《レイヴァテイン》
《インフォーム!!》
不思議なベルト―ウルベルトのボタンを押し、シェイドを呼び出す黄昏裂邪
(シェイド>イツデモ良イゾ、裂邪
(ウィル>お待たせしやした、旦那ぁ!
光輝「ゆけ! メタモン! そして、レジスチル!」
『お久しぶりですっ』
『ギギギギー』
足まで覆うほど長い裾の、桃色のコートを着込んだショタっ子と、指が三本の丸い金属人間が現れる
小奈美「私も戦う…。お兄ちゃんを殺した貴方達を、絶対に許さない! 5分で片付けてあげるわ! エスターク、スズメバチ、黒いキューピー人形の一部、お願い!」
心肺蘇生を終えたのか―あるいは失敗したのか、それは定かではないが、小奈美も臨戦態勢に入った
『ふん、何人増えようが同じことだ』
『当たらなければどうということはねぇ』
『貴様らも、私達と同じ口にしてやる!』
鎌を構え、襲い掛かってくる『口裂け女三姉妹』。100mを3秒で走りきる速さはやはり伊達じゃない
(裂邪>ミナワ、バリアブル! ウィルは電光で目晦まし! シェイドはシャドー・サイスだ!
(シェイド>了解した
(ミナワ>了解です!
ウィルの電光とミナワのバリアブルで足止めし、レイヴァテイン・サイスとシャドー・サイスの二刀流―もとい二鎌流で『口裂け女三姉妹』に攻撃する裂邪
光輝「メタモン、裂邪君に変身!」
『了解です!』
メタモンが体の形を変え…
『ヒハハハ! 『スコルピオ』!』
黄昏裂邪の、レイヴァテイン・サイスの必殺技を使う。必然、二鎌流の裂邪とメタモンのコンビネーションとなるわけだ
『くっ…なかなかやるようだ!』
『だが甘い!』
『鎌で私達に敵うと思うな!』
口裂けの方も、鎌を出して応戦する―物理的な数が違うため、一度でもW裂邪と口裂け女が拮抗すれば、一人は抜け出せるわけで
『そこは姉上達に任せたぞ! こいつらは私が刈る!』
鎌を振りかざし、猛スピードで斬りかかってくる。この鎌の切れ味にこのスピードが乗ったら一溜まりも無い
――ボウ
『熱ッ!』
突如、巨大な炎が三女を襲い、鎌を溶かしてしまった。ドラクエで言えばメラゾーマ、FFで言えばファイガだ
『くっ…貴様かエスターク! メラゾーマで私の鎌を消し去るとは…』
『小娘よ。勘違いしているようだから言っておこう。――今のはメラゾーマではない。メラだ』
魔王の威厳を以って、堂々と言い放つエスターク。ダイの大冒険の名台詞である
『――――ッ!』
これには驚きを隠せない三女。まさかこの台詞を現実で聞くことになるとは思っていなかったのだろう
『クハハハハハ! どうした小僧! さっきの威勢はどこへ行った?』
(裂邪>ヒハハハ! どこにも行ってねぇよ!
『ふん。さっきその子供に変身していたようだが――所詮偽者は偽者。あちらには遠く及ばんようだな』
『ヒハハ! 及ばないのはHPとPPだけだよ!
…とは言ったものの、このままじゃ拉致が明かねぇな…一旦退こう、もう一人の俺!』
(裂邪>いやもう一人って…俺が紛れも無く本物なんだけど!?
『クハハハハ! 逃がすかよ!』
『逃がさん。絶対にだ』
長女と次女が鎌で動きを封じようとするが…
『シャドーダイブ』
メタモンが『シャドーマン』に変身し、簡単に抜け出してしまった
『フム、不思議ナ感覚ダナ、群体ニ変身スルトイウノハ』
(裂邪>ありがとう! さて、仕切りなおしだ!
『仕切りなおさせなど、しない』
次女がいち早く攻撃に入る
(裂邪>ミナワ!
(ミナワ>はい!
が、ミナワのバブロッドから出る巨大なシャボン玉が次女の攻撃を受け止める
『姉上!』
三女がフォローに入る
光輝「レジスチル、アイアンヘッド!」
『ジジジジー!』
しかし、鋼鉄の塊が三女を襲う
『遅い!』
しかし レジスチルの こうげきは はずれた!▼
小奈美「この調子でガンガンいって頂戴、エスターク、オオスズメバチ、黒いキューピー!」
と、指示をする当の小奈美はゲーム機を弄っているわけだが
『了解だ』
エスタークはいきをおおきくすった▼
『ぶーん』
オオスズメバチの群れが口裂け女三姉妹に襲い掛かる
『ふん、他愛無い!』
次女が宙に浮き、メスを投げて蜂を打ち落とす。口裂け女には空中に浮くことができるという説があるのだ
『なぁ、ところでそこの小僧!』
光輝「僕?」
『そうだてめぇだ! ヨーグルト食べるか!?』
光輝「食べないよ! 今はそんな気分じゃないんだ!」
『そうか…なら私がてめぇを食ってやんよ!』
裂けた口を更に大きく開き、襲い掛かってくる長女。口裂け女には、『私、きれい?』と聞くバージョンの他に
『ヨーグルト食べる?』と聞いてくるバージョンがあり、『食べない』と答えると自分が口裂け女に食べられてしまうのだ
光輝「レジスチル」
レジスチルを呼び戻し、大口を開ける長女の目の前で、爆発させた
『がはぁ!?』
光輝「ねぇ知ってる? レジ三兄弟は原爆がモデルなんだよ?」
『てめぇ…!』
あの爆発を受けてもまだ立っていられるあたり、流石都市伝説と言うべきか、はたまた持ち前のスピードで急所を外したか。どちらにしても怒らせてしまったようだ
ぽん、誰かが裂邪の肩に手を置く
(裂邪>なんd…
(ミナワ>駄目ですご主人様! しゃーぼんだーまーとーんーだーかーたーまーでーとーんーだーかーたーまだーでーとんでーはーもーのーをーとーめーたー♪
肩を叩かれ、反射的に振り向こうとする裂邪の肩にシャボン玉を飛ばし、三女の持つ鋏から裂邪の顔を守るミナワ
『く…防がれたか!』
ちなみに、口裂け女には質問をせずに肩を叩いて、振り向いた人の顔を切り裂くバージョンも存在するのだ。その場合、叩かれたほうの肩とは逆の方向から振り向けば避けられる
小奈美「あれ? シャボン玉ってそんな歌だっけ?」
(ミナワ>気にしたら負けです!
まぁ、本当は幼気でシャボン玉の弾力を歪曲させているだけなのだが。ここで教えれば敵にも知られてしまう
『ちぃ! まさか全員失敗するとはなぁ!』
長女が言う
『姉様、こいつらなかなか強い。かませ系都市伝説No1の私達ではきついのでは?』
『姉上、そう言う発言は自重してほしいな。驕りも自信喪失も戦闘においては致命傷だ! 気を引き締めて行くぞ!』
次女と三女も言う
『『『こうなった以上、まとめて片付ける!』』』
鎌と鉈と斧を持ち、襲い来る三姉妹。しかも、空中を100m3秒級のスピードで走っている
(裂邪>! ミナワ、バリアブル! ウィルは俺の後ろで電光、シェイドは玄武!
レイヴァテイン・シールドで守りの体勢に入りながら命令する裂邪
(ミナワ・ウィル・シェイド>了解(ダ・です! でぃ!)
返事をし、命令どおりに行動する三人(?)
小奈美「! 全員、迎撃準備!」
『了解した』
エスターク、オオスズメバチ、黒いキューピー人形に迎撃準備をさせる小奈美
光輝「く…まさか空中から巨大な凶器で攻撃してくるだなんて…!


     …………読んだとおりじゃないか」
しかし、光輝だけはその行動を読みきっており、
『はーい! よろしくね次女さん! アイアンヘッド!』
アイアントに変身したメタモンに先制攻撃させていた
『かはっ…負けるものか…!』
持っている斧で応戦、体勢を立て直す次女。光輝が三人の行動を読めたのは、彼の異常性に起因する。
彼の異常は一寸先の光(ネクストリード)。すさまじい推理力、洞察力により、相手の次の行動を読むことができる。
つまり、ポケモンバトルにおいて、相手が交代するか、補助技を使うか、物理技を使うか、特殊技を使うか…などといったことを読むことができるというわけである。ただし、次の行動しか読めない
『落ちろ…』
『きゃっ!?』
次女に力負けし、突き落とされてしまうメタモン
光輝「あー…これは流石に予想外だった…けど、これで少しは足止めできた!」
まぁ、次女だけだけど
小奈美(さて、そろそろね…)
『姉上は止められたが私はそうは行かんぞ! さぁ影の貴様! 私がこの鎌で貴様を刈り取ってやる!』
『クハハハハ! エスタークだったかぁ? 魔王だか何だか知らねぇが、私の鉈で蜩のようにあっさり殺してやんよ!』
三女と長女も武器を構え意気込む…が


「ソニータイマー、セット。セット。セット。午後2時35分27秒、一斉起動!」

『『『!??』』』
突如、口裂け女達の武器が木っ端微塵に砕け散った
『なん…だ!』
『何が起こ…駄目か!』
『遅れた上に武器まで…私としたことが…』
勢いあまって止まれそうにないので、キックに変更して応戦する三姉妹だったが、やはり止められてしまった
堂寺「良かった…。やっと戻ってこられた…」
『な…てめぇ! 死んだはずじゃあ…!』
長女がたじろぐ
(裂邪>兄ちゃん…生きてたのか!
(ミナワ>良かったです…ご主人様がうれしいと、私も嬉しい…
堂寺「いや…僕は本当に死んだよ。本当痛かった。あれは一生物のトラウマになるね」
元より忘れたことはないのだけれど
『では何故貴様がそこに居るのだ!』
三女が尋ねる
堂寺「さぁ? そこは皆の思いが届いたとか、幼女のキスで目覚めたとかで良いんじゃない?」
小奈美「キスはしてないわよ」
堂寺「なんてこった! …次は頼むよ?」
小奈美「次は無いわよ」
堂寺「はは、そりゃそうだ」
『では蘇ったと言うのか? ありえん。死者蘇生レベルの都市伝説と契約するにはかなりの要領を食うはずだぞ』
小奈美「うーん、まぁそうね。現実なら。でも、ゲームならどうかしら? 」
ちなみにこの復活劇は、小奈美の契約都市伝説、『水中呼吸のマテリアでエアリスが復活する』によるものである。ゲームで一定の操作をすることで1時間以内に死んだ人間を復活させる…
そう、彼女はエスタークの陰に隠れて人口呼吸する振りをして、DSを操作してこの能力を発動させていたのだ
堂寺「さて、戻ってきたことだし、以前かなり厨二病っぽい知り合いに名づけてもらった名前を名乗らせて貰うよ――」

堂寺「シルフェイド見聞録(レコーディングメモリー)、任天堂寺」
光輝「幻魔大戦(ポケットモンスター)、任天光輝」
小奈美「将棋王(チェックメイトマスター)、任天小奈美」
「「「仲良くしてね?」」」
(裂邪>…俺は?
堂寺「夢幻泡影(ラグナロクカルテット)とかで良いんじゃない?」
ちなみに夢幻泡影とは、アリスソフトから発売されたアダルトADVゲームである
(裂邪>OK。夢幻泡影(ラグナロクカルテット)、黄昏裂邪!
(シェイド>シェイド
(ミナワ>ミナワ!
(リム>リムバク!
(ウィル>ウィルだぜぃ!!

堂寺「さて、よくも僕の大事な妹を悲しませてくれたね…。幼女を苛める奴は僕が許さない! 君達は僕たちが! ゲーム感覚で片付けてあげるよ!」
『クハハハハハ! だがてめぇは私達に一度殺られてるってことを忘れんなよ? てめぇ一人増えたって同じことだ! 全員まとめて切り裂いてやんよ!』
『同感だ…だが油断するなよ姉上! コイツが私達の武器を破壊した張本人なんだろうからな!』
『三女の言うとおり。姉様、気を引き締めていこう』
猟奇的な長女に助言する三女と次女
(裂邪>…本気を出されたみたいだな…リム!
《ドリーム》
《インフォーム!!》
獏のリムを呼び出す裂邪
(リム>お待たせバク~
(裂邪>さて、行くぞ!
「「「「「『シャドーズ・ウトガルド!!!』」」」」」
シェイドの影が裂邪とリムを飲み込み、一体化。ウィルは炎の翼となってリムの背中に付き、
ミナワのシャボン玉が裂邪の胸と腕、リムの四肢に付き、ミナワがリムに乗った姿…まるでケンタウロスのような姿になった
堂寺「!? 何なのそれ!? 融合!?」
都市伝説との融合を目の当たりにし、驚く堂寺
『! そうか、どこかで見たと思ったら…お前、黄昏裂邪か!』
何かを思い出したように、次女が言う
『ただの噂か都市伝説だと思っていたが、まさか実在するとは…。『都市伝説と融合する契約者』…お前のことだったか!』
(裂邪>あれ? 俺って結構有名?
(ミナワ>素敵ですご主人様♪
堂寺「ねぇソニータイマー。都市伝説と契約者って融合できるものなの?」
『サァナ…。オレモコンナヤツニ会ウノハ初メテダ』
堂寺「ふーん…じゃ、これが終わったら聞いてみよう。さて、僕がCoA編で手に入れた新たな攻撃型都市伝説の力、とくとご覧じろ! さぁ、ゲーム再開(コンティニュー)だ!」
小奈美「お兄ちゃん! 私が5分で片付けるって宣言してからどのくらいたった?」
堂寺「3分17秒だよ」
小奈美「おっけー! あと2分くらいね!」
『クハハハ! 後2分? 舐めんのも大概にしろよぉ? てめぇなんざ赤子の手を捻るよりも簡単に殺戮してやんよ!』
長女が鉈を振りかぶり、高速で襲い来る…はっきり言って怖い
堂寺「記憶通り!」
堂寺の手から、STGの弾のようなものが出て、長女に当たる
『その程度!』
『姉上、私も助太刀する!』
(裂邪>お前の相手は俺たちだ。『ウィルウィップ』!
炎の羽を鞭のように使って三女を薙ぎ払う
『姉様、三女、大丈夫か?』
斧を構えながら突進してくる次女
光輝「だから読めてるって。メタモン!」
『了解です! 変身!』
次女の前に立ちはだかり、変身するメタモン
『さて…行くぞ、私?』
『またあの技か。模倣(コピー)が原作(オリジナル)に勝てると思うな!』
そこには、全く同じ姿の者同士が戦うという異様な光景が広がっていた

堂寺「さぁ、コンティニューした僕が! 弾幕撃ち込みまくってピチュらせてあげるよ!」
『クハハハハ! やってみな! 私はこの鉈でてめぇを真っ二つに惨殺すてやるよ…蜩のなく頃に!』
(裂邪>ヒハハハハハ! 夢幻泡影四天王の力、とくと味わえ! 『シャドーサイス』『ウィルウィップ』『ブレイカブル』『』
光輝「さて、メタモン。裂邪君の都市伝説との融合は強力だ。だから…」
『了解だ』
『口裂け女』だったメタモンの姿が変わり、黄昏裂邪の姿に変わる
『ヒハハハハ! さぁ、ここからも本番だ!』
『…このタイミングで変身だと?』
警戒する次女
光輝「『もりのようかん殺人事件』『レジ三兄弟原爆説』『ダークライはカナダの子供が描いた絵が元』『バタフリー⇔モルフォン』とメタモンを融合――」
『ポイズンフェアリー!』
バタフリーとモルフォンの羽を付け、毒ガスをオーラと翼のように纏い、右腕がレジスチル、左腕はダークライで、黒い破れかけのコートを羽織り、赤いスカーフを巻き、岩と氷を鎧のように体に散りばめた姿になった
『さあ、行くぜ。ダークホール!!』
『!?』
飛んでかわそうとする。命中80の技、ダークホールをギリギリでかわす
『へぇ、なかなかやるなぁ…ねむりごな』
今度は羽を羽ばたかせ、ねむりごなを飛ばす
『ちなみにそっち、風下だぜ?』
『!!』
咄嗟に鼻と口を押さえ、斧を振り回しねむりごなを振り払う次女。しかし、僅かに吸い込んでしまった
『く…頭が…ボーっとする…。眠い…。だが…姉様と妹の為にもここで眠るわけには…』
『上手く決まらなかったけど効いてるには効いてるみたいだね。隙だらけだ…ダークホール!』
『っ!』
避けようとするが、ねむりごなの影響で上手く動けない。次女はダークホールに飲み込まれ、眠ってしまった…
『悪夢』
次女は悪夢を見始めた! 次女はうなされている…。次女はナイトメアでうなされている…
『ヒハハハハ! 悪夢+ナイトメアのコンボに苦しむといい!』
完全に悪役の台詞である
『く…はぁ、はぁ、舐めるな…私は口裂け女…知名度は折り紙付きだ…』
『!? いつの間に…!』
『はぁ…喰らえ、その身を切り裂いてやる…』
服の中からメスや鋏を飛ばしてメタモンを狙う次女
『鉄壁…!』
鉄壁で防御力をぐーんとあげて凌ぐものの、不意打ちだった為相当のダメージを負ってしまった。要するに急所に当たった

小奈美「…さて、準備完了よ。そして手札も揃ったわ―――」
後ろの方でゲーム機を弄っていた小奈美が呟く。尤も、戦闘に忙しくて殆ど誰も聞いてないだろうが
堂寺(…あ、出来たんだ。じゃ、ここからが小奈美の本領発揮だね…)
裂邪(準備…? いったい何のことだ?)
…流石ロリコン2人は格が違った
小奈美「ねぇ知ってる? シムシリーズって言うゲームがあるんだけど…そのゲームでさ、偶に操作を一切受け付けないキャラが出来ることがあるのよ。
そんな時は、現実の人間を操作してるんだってさ―――こんな風に!」
小奈美がゲーム機を操作すると、口裂け女達は宙に浮き、そのままの状態で留められた
『『『!?』』』
小奈美の三つ目の契約都市伝説、『シムで現実の人間を操作することがある』。周囲の生物及び都市伝説を確認、そのキャラクターをゲーム内で作ることで、
ゲーム機を使いその生き物を操作できる、という能力である
小奈美「それじゃあお兄ちゃん、黄昏さん、ミナワちゃん、シェイドさん、リムさん、ウィルさん、エスターク、やっちゃって頂戴。
堂寺お兄ちゃんはこっちで光輝お兄ちゃんはあっちで黄昏さん達はそっちで―――それで詰み(チェックメイト)よ!」
小奈美の異常、それは大詰め勝記(チェックメイト)。今、現在判明している情報の中で、相手に勝利するあらゆる手順が分かる、というものである。
この異常のおかげで小奈美は将棋やオセロなんかでは無敗の成績を誇るが、不確定要素の多い遊戯王やトランプでの戦績はそこそこである
堂寺「おっけー! 小奈美の頼みとあれば僕は大抵のことはするよ! STG・246連射!」
光輝「自重しろよこのロリコン…メタモン、悪の波動!」
『ヒハハハハハ! 了解!』
(裂邪>ミナワ、シェイド、ウィル、リム、行くぞ!
『『『『ああ(ええ(おぅ(よし)))!!!!』』』』
『喰らうが良い…メラゾーマ!』
それぞれの必殺技(かどうかは分からない)が口裂け女三姉妹に炸裂する。堂寺の弾幕が246発、即ち累計256発が長女に当たり、
メタモンのあくのはどうとエスタークのメラゾーマが次女に命中、裂邪達のコンビネーションが三女にクリーンヒットする
『かはっ…何故だ…威力はそこまで無いはずなのに…!』
『ごほっ…そうか…これがお前の本気(メラゾーマ)か…』
『くはっ…すまない、姉上…任務失敗だ…』
こうして、『口裂け女三姉妹』は倒され、消滅した―――――と思いきや
『…あれ?生きてる…?』
『どういうことだ…?』
『まさか情けをかけられたというのか…? ふん、私も修行が足りんな…』
長女、次女、三女が起き上がり、不思議そうに呟く
『どころでだ』
長女が小奈美の方を向き、言う
『どういうわけかわからねぇが…てめぇの仲間になりたくてたまらねぇんだよなぁ…なぜだ?』
『む、奇遇だな姉様。私もそう思っていた』
『…もしかして姉上たちもだったのか? ここまで気が合うとは予想外であった!』
小奈美「へぇ、つまり貴方達は私の仲間になりたいと…そういうわけね?」
『…まぁ、そうなるな』
小奈美「勿論かまわないわよ」
『口裂け女三姉妹』が仲間になった!
(裂邪>ちょ、小奈美ちゃん?
小奈美「ん? ああ、私の契約都市伝説、『エスタークを5ターン以内に倒すと仲間になる』ですよ。これで私は5分以内に倒した相手を例外なく仲間に出来るんです。
それに私こういう展開大好きなんですよ…『かつての敵が味方になる』。そんな少年漫画の王道のような展開がね…」
だから私はチェスより将棋のほうが好きなんです、と付け加えて
(裂邪>なるほど…ま、それが一番安全だよな
『ところで、一つ聞きたい』
次女が、小奈美に訊ねてきた
小奈美「何?」
『お前は人を生き返らせる都市伝説と契約しているだろう? だったら何故そこの少年が死んだときあそこまで取り乱した? 生き返らせられるのに』
堂寺を指差しながら、言う
小奈美「ああ、そんなこと…。簡単な話よ。例え生き返ろうと変態の兄だろうと―――」

「――家族が死んだら悲しいわよ。それに漫画やゲームじゃないんだから…『死んでもどうせ生き返る』とか、命をそんな風には考えられないわ」
『そうなのか…人間というのは面白い考え方をするな』
なるほど、とあごに手を当て考え込む次女
『私も一つ聞きたいことがある』
今度は長女が、堂寺に向かう
『私を倒したあの技…威力はそこまで高くなかったはずだ。なのになぜてめぇは私を倒せたんだ?』
堂寺「ああ、それが僕の『CoA編で新たに手に入れた攻撃型都市伝説』だよ。『バキュラに256発撃ち込むと倒せる』…
僕はこれでどんなに固いものもどんなに強いものも256発の弾を撃ち込めば倒せるんだ。その弾は遠距離攻撃でさえあればなんだろうと適用されるのさ」
『そうか…合点が行ったぜ』
まぁ、そんなこんなで仲間になった『口裂け女三姉妹』をゲームの中に入れて、この場をあとにする一行だった…
堂寺「…幼女のにおいがする」
(裂邪>奇遇だな。俺も感じるぜ…ウヒヒヒヒ…
幼女の気配を感じ取り、走り出す2人
光輝「いい加減にしろよこのロリコン! 折角シリアスで終わると思ったのに…」
(シェイド>マタソレカ貴様ハ! イイ加減ニシロ!
そんな2人を追いかけ止めようとするブレーキ役達
光輝「…苦労してるんだね、君も…」
(シェイド>貴様モナ…
こうして、苦労人同士の間に新たな友情が生まれるのであった…




                       続く…



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