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連載 - とある警察幹部の憂鬱-25

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匿名ユーザー

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 戦車が、町中でどっかんどっかん発砲している
 どこの紛争地帯だと突っ込みたくなるところだが、悲しいかな、ここは現代日本である
 が、「組織」の力が働いているのか、はたまた、もう慣れたのか、その砲撃の音に驚く一般住民がいないのも、また悲しい現実である

 暴走警官 白銀 友樹が、どこから持ち出したやら戦車にて、氷の悪魔達を倒していく
 が、うまい事核が破壊されずにすんだものは、壊されるはしから再生していく
 ……ファンタジーではないのだ、砲弾の数には当然、限界がある

 そして……氷の悪魔達が
 戦車に、接触し始めた
 その氷点下の体が、戦車をぴしぴしと凍らせようとしてくる

「っちぃ!!」

 戦車から顔を出し、友樹は火炎放射器で氷の悪魔達を焼き払った
 ついでに、戦車の表面についた氷も焼き払う
 …火炎放射器の燃料も、当然ながら限りがある
 あまり、無駄遣いはできない
 それは、手榴弾とて同じだ
 ストックには、限りがある

「どれだけの数がいやがるんだ……?」

 その戦車を、脅威と判断したのだろうか
 氷の悪魔達が戦車を取り囲む
 破壊しきれなかった分が次々と再生し、その数が減る様子はない

 ……状況、不利
 その事実に、友樹は小さく、舌打ちした




to be … ?






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