戦車が、町中でどっかんどっかん発砲している
どこの紛争地帯だと突っ込みたくなるところだが、悲しいかな、ここは現代日本である
が、「組織」の力が働いているのか、はたまた、もう慣れたのか、その砲撃の音に驚く一般住民がいないのも、また悲しい現実である
どこの紛争地帯だと突っ込みたくなるところだが、悲しいかな、ここは現代日本である
が、「組織」の力が働いているのか、はたまた、もう慣れたのか、その砲撃の音に驚く一般住民がいないのも、また悲しい現実である
暴走警官 白銀 友樹が、どこから持ち出したやら戦車にて、氷の悪魔達を倒していく
が、うまい事核が破壊されずにすんだものは、壊されるはしから再生していく
……ファンタジーではないのだ、砲弾の数には当然、限界がある
が、うまい事核が破壊されずにすんだものは、壊されるはしから再生していく
……ファンタジーではないのだ、砲弾の数には当然、限界がある
そして……氷の悪魔達が
戦車に、接触し始めた
その氷点下の体が、戦車をぴしぴしと凍らせようとしてくる
戦車に、接触し始めた
その氷点下の体が、戦車をぴしぴしと凍らせようとしてくる
「っちぃ!!」
戦車から顔を出し、友樹は火炎放射器で氷の悪魔達を焼き払った
ついでに、戦車の表面についた氷も焼き払う
…火炎放射器の燃料も、当然ながら限りがある
あまり、無駄遣いはできない
それは、手榴弾とて同じだ
ストックには、限りがある
ついでに、戦車の表面についた氷も焼き払う
…火炎放射器の燃料も、当然ながら限りがある
あまり、無駄遣いはできない
それは、手榴弾とて同じだ
ストックには、限りがある
「どれだけの数がいやがるんだ……?」
その戦車を、脅威と判断したのだろうか
氷の悪魔達が戦車を取り囲む
破壊しきれなかった分が次々と再生し、その数が減る様子はない
氷の悪魔達が戦車を取り囲む
破壊しきれなかった分が次々と再生し、その数が減る様子はない
……状況、不利
その事実に、友樹は小さく、舌打ちした
その事実に、友樹は小さく、舌打ちした
to be … ?