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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 赤い靴・DNo-20l

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匿名ユーザー

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『---わかった。じゃあ、着替え四人分もってくりゃいいんだな?』
「あ、えと、その、ぼ、僕の分は大丈夫だから…」
『馬鹿、お前がそう言っても、お前と仮契約したって子が気を使うだろうが。お前の分も持っていくから着替えとけ。服、お前の物を持っていくが、構わないな?』
「う、うん………あ、えぇと、あのね…」
『なるべく、誰が着ても問題なさそうな服を持っていくから、安心しろ……あぁ、タオルは先に、ザンが持って行ってるから、来たら受け取っておけよ』
「ぁ………ありがと、ジブリル……」

 A-No.18782にその場の処理を任せ、場所を移動したディラン達
 「組織」で押さえているらしい空き家の住所を聞かされていた為、そこに入り込んでいた
 所詮は空き家なので暖房設備が完備されている訳ではないが、それでも、雪を避けるくらいはできる
 そこでディランは、ジブリルと連絡を取って、着替えを持ってきてもらうよう、頼んでいた
 同じ部屋の中には、繰の姿もある
 ヘンリーとパスカルは、何か話があるようで、別の部屋だ

 …くしゅん、と
 小さく、繰がくしゃみした声が聞こえて、ディランは視線をそちらに移す

「大丈夫?」
「あ…え、えぇ、大丈夫よ。これくらいで風邪ひいたりしないから」

 それよりも、と
 じっと、ディランを見上げてくる繰
 その視線に、ディランは小さく、首をかしげて見せる

「……先生、は。大丈夫?風邪、ひいたりしない?」

 …ほんのり、頬を赤らめて
 少し恥ずかしそうに視線をそらしながら、ぽそぽそとそう問いかけてきた繰
 先ほどの視線がこちらを心配していたものである事に気付き、微笑む

「僕は、大丈夫だよ。淫魔は体が丈夫だからね」
「そ、そうなの?」

 うん、と頷いて見せるディラン
 …淫魔は確かに丈夫だが、ディランの場合、道具のように扱われていたころの影響もあって丈夫なだけなのだが…そこは、口に出さないでおいた
 今は、あまり繰を心配させたくないのだ

 ーーー過去の忌わしい記憶から、もう、逃げない
 自分は、立ち向かわなければならない

 そんな事を考えながら……ディランはそっと、己が身に着けている、首輪のようなデザインのチョーカーに触れた
 ……カチリ、と小さく音が鳴り、その音に繰は首を傾げ、顔を上げる
 ディランがつけていた、そのチョーカー、それから………小さな何かが取り出される

「何?それ」
「……僕のせいで死んだ友人の形見……かな」

 ほんの少し自虐的に笑うと、そういう言い方しないの、と怒られた
 御免ね、と謝罪して……その小さなデータチップを握りしめる

(……後で、パスカルさんに、これ、渡さなきゃ……)

 ………己の友人が、バーナードが、襲撃を受ける直前に、ディランに渡してきたそれ
 故に、奪われることなくすんだ、彼の最期の仕事の全てが詰まった物
 これを、バーナードの同僚であるパスカルに渡す事が、彼の何よりの供養になるだろう

 そして、その行為は
 ディランにとって、過去との決別を意味するものであり
 同時に、その過去へ決着をつける決意にも、繋がるのだ






to be … ?










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