三面鏡の少女 02
第122回あたし会議は結局何の建設的結論を出す事なく閉幕した
「あー疲れた……でもホントあたしにも出来る事って無いのかなー」
そう呟きながら、二階にある自分の部屋に戻ると、携帯電話にメール着信を知らせるマークが点いていた
「あれ、誰からだろ?」
ぽちぽちと携帯電話を操作しながら、メールの内容に目を通す少女
そして――
「第123回緊急あたし会議を始めまーす!」
「えー、さっき終わったばっかりなのにー」
「契約者の横暴だー」
「ぶーぶー」
「うっさい! まずはお手元の携帯電話に届いたメールをご覧下さい!」
少女が手にした携帯電話を三面鏡の間に突っ込むと、鏡の中の少女達もまた一斉に携帯電話を手にした
「担当するだけして今の今までほったらかしだったHさんから連絡がありました! もしかしたらあたしが切り札になれるかもしれません!」
「Hさんの切り札になるって事は、なんかえっちい事とかするの?」
「スク水とか着る? 旧スクあるよ?」
「巫女さんとかどう? もしかしてナースとかがいいのかな?」
「女子高生の強みを出すならやっぱり制服よねー」
「ちっがーう!? ていうかメール読め! この鮫島事件ってのが嘘だって信じる事が、いまのあたし達に出来る……いや! あたし達にしか出来ない大仕事なの!」
「Hさんって結構格好いいよねー、超えっちだけど」
「戦ってる姿って頼もしいよねー、ドスケベだけど」
「思案姿とかぐっとくるよねー、やってるのエロ妄想だけど」
「本筋に戻れあたし達!? ともかく! あたし達はこれより二十四時間体制であたし会議を継続します!」
「えーお腹空いたー」
「喉かわいたー」
「ねむーい」
「食べ物飲み物は今から買い溜めしてくる! 眠い子は交代で寝る! でも鮫島事件が嘘だって信じるのは各自忘れないように!」
「これが何かの罠って事は無いかな? あたしを鏡に向かわせておくための」
「Hさんにそんな事する理由は無いから大丈夫じゃない?」
「鏡の前から動けなくさせておいて、後ろからこっそり視姦するためとか」
「立ち膝でお尻突き出してるもんね、あたしの姿勢って」
「Hさんはこんな状況でそんな事する人じゃ……………………うん、その、多分大丈夫じゃないかなと思う」
「その間は何?」
「気にしない! Hさんはきっとあたし達の知らないところで町のために戦ってるから!」
「エロい事考えながらだけどね」
「あたしもえっちな妄想のネタにされてるのかなー」
「あの人おっぱい星人じゃないの?」
「ロリもいけるっぽいよ?」
「ロリがいけるならあたし達ピンチ!? 胸のサイズ的に!」
「五月蝿い黙れ小娘ども」
「自分だってあたしのくせにー、やーいやーい貧n」
ぱたむと三面鏡を閉じる少女
決して不毛な会話の流れが胸のサイズにいったからではなく、いつ訪れるか判らない決着の時に備えた買出しをするために
「ご飯とおやつと飲み物と……あと毛布も用意しとこ。あたしに出来る事があるんだ、頑張るぞー!」
少女は気付いていなかった
何時訪れるか判らない決着の時まで鏡の前にいる事
それが彼女の人生において最大級の地獄となる事を
「あー疲れた……でもホントあたしにも出来る事って無いのかなー」
そう呟きながら、二階にある自分の部屋に戻ると、携帯電話にメール着信を知らせるマークが点いていた
「あれ、誰からだろ?」
ぽちぽちと携帯電話を操作しながら、メールの内容に目を通す少女
そして――
「第123回緊急あたし会議を始めまーす!」
「えー、さっき終わったばっかりなのにー」
「契約者の横暴だー」
「ぶーぶー」
「うっさい! まずはお手元の携帯電話に届いたメールをご覧下さい!」
少女が手にした携帯電話を三面鏡の間に突っ込むと、鏡の中の少女達もまた一斉に携帯電話を手にした
「担当するだけして今の今までほったらかしだったHさんから連絡がありました! もしかしたらあたしが切り札になれるかもしれません!」
「Hさんの切り札になるって事は、なんかえっちい事とかするの?」
「スク水とか着る? 旧スクあるよ?」
「巫女さんとかどう? もしかしてナースとかがいいのかな?」
「女子高生の強みを出すならやっぱり制服よねー」
「ちっがーう!? ていうかメール読め! この鮫島事件ってのが嘘だって信じる事が、いまのあたし達に出来る……いや! あたし達にしか出来ない大仕事なの!」
「Hさんって結構格好いいよねー、超えっちだけど」
「戦ってる姿って頼もしいよねー、ドスケベだけど」
「思案姿とかぐっとくるよねー、やってるのエロ妄想だけど」
「本筋に戻れあたし達!? ともかく! あたし達はこれより二十四時間体制であたし会議を継続します!」
「えーお腹空いたー」
「喉かわいたー」
「ねむーい」
「食べ物飲み物は今から買い溜めしてくる! 眠い子は交代で寝る! でも鮫島事件が嘘だって信じるのは各自忘れないように!」
「これが何かの罠って事は無いかな? あたしを鏡に向かわせておくための」
「Hさんにそんな事する理由は無いから大丈夫じゃない?」
「鏡の前から動けなくさせておいて、後ろからこっそり視姦するためとか」
「立ち膝でお尻突き出してるもんね、あたしの姿勢って」
「Hさんはこんな状況でそんな事する人じゃ……………………うん、その、多分大丈夫じゃないかなと思う」
「その間は何?」
「気にしない! Hさんはきっとあたし達の知らないところで町のために戦ってるから!」
「エロい事考えながらだけどね」
「あたしもえっちな妄想のネタにされてるのかなー」
「あの人おっぱい星人じゃないの?」
「ロリもいけるっぽいよ?」
「ロリがいけるならあたし達ピンチ!? 胸のサイズ的に!」
「五月蝿い黙れ小娘ども」
「自分だってあたしのくせにー、やーいやーい貧n」
ぱたむと三面鏡を閉じる少女
決して不毛な会話の流れが胸のサイズにいったからではなく、いつ訪れるか判らない決着の時に備えた買出しをするために
「ご飯とおやつと飲み物と……あと毛布も用意しとこ。あたしに出来る事があるんだ、頑張るぞー!」
少女は気付いていなかった
何時訪れるか判らない決着の時まで鏡の前にいる事
それが彼女の人生において最大級の地獄となる事を