黒服Y 01
祭に向けての準備が進んでいく
「これはどこに持って行きますか?」
「あ~それはそこの隅に重ねて置いといて」
指示をだす黒服の男はめんどくさそうに作業をこなしてゆく
こうなることは分かっていた
夢の国のせいで黒服の数が減っているのだから
夢の国のせいで黒服の数が減っているのだから
黒服「せっかく上手く立ち回って仕事避けてたのに……何で祭の準備を僕が……」
とは言っても人手が足りないのだから仕方がない
ただでさえ過労死しそうなやつもいるし
修行とか言って海外行った奴もいるし
ただでさえ過労死しそうなやつもいるし
修行とか言って海外行った奴もいるし
黒服「まだ他の黒服けっこう残ってたと思うんだけどなぁ……」
夢の国による事件が起こったときには
もう少し黒服が居たような気がしたのだが
考えていてもしかたがない
もう少し黒服が居たような気がしたのだが
考えていてもしかたがない
黒服「まぁ戦うよりはいいか……銃は撃ちたくないし」
一応持ってはいるのだが、なるべく使うのは避けたい
人を、撃ちたくはない
人を、撃ちたくはない
黒服「まぁいいか。早く準備終わらせるか」
これ以上仕事を避けてるとあの真面目な黒服が倒れかねない
そうなれば皺寄せがこちらに来てしまう
それだけは避けたい
そうなれば皺寄せがこちらに来てしまう
それだけは避けたい
顔をあげてまわりを見てみる
文句を言いながらも
それなりに仕事をこなしているつもりだったが
文句を言いながらも
それなりに仕事をこなしているつもりだったが
自分の回りは若干遅れているようだ
少しペースをあげなければ
少しペースをあげなければ
黒服「……あぁ、めんどくさいな」
黒服「休めるように勝手に休憩所でも作ろうかな……」
ぶつぶつ文句を言いながらも祭の準備は進んでゆく
*
やる気なさげな黒服が準備中のこと
黒服「……なんだこれ」
店舗名:麺 イン ブラック
出資 :組織
内容 :炭を練り込んだ特製麺の焼きそば
出資 :組織
内容 :炭を練り込んだ特製麺の焼きそば
黒服「誰だよこのパクり企画出した奴……」
黒服「店番は他の人にまかせて……僕は見回りに行くか」