綺麗な満月が廃工場の壊れた天井からはっきりと見えた
工場の中にいるのは銃を構えながら周囲を警戒してる高校生くらいの男だろうか
男は顔に汗をかいている
その汗は決して熱さによるものではなかった
工場の中にいるのは銃を構えながら周囲を警戒してる高校生くらいの男だろうか
男は顔に汗をかいている
その汗は決して熱さによるものではなかった
男「どこだ・・・どこにいる・・・」
男は何かを探しているようだが月の灯りだけでは十分に辺りを見ることはできなかった
暗闇の中、男を見つめる2つの目があった
その目は獲物でも見るかのような鋭い目だった
その目は獲物でも見るかのような鋭い目だった
2つの目はチャンスを待つ、確実に次で仕留めるために、男の集中が途切れた瞬間を待っていた
そのまま5分が過ぎただろうか、そのときに何かが落ちる音がした
男「・・・!」
男は銃を音のする方向に向け引き金に指をかけ、ためらうことなく引き金を引いた
銃の発砲音を聞き、2つの目が動きだした
今2つの目に背中を向けている男はすぐにこちらに気づいても銃を撃つことはできない
2つの目が月の灯りに照らされる、体は小さいがそこにはしっかりとした牙をもつ「狼」がいた
銃の発砲音を聞き、2つの目が動きだした
今2つの目に背中を向けている男はすぐにこちらに気づいても銃を撃つことはできない
2つの目が月の灯りに照らされる、体は小さいがそこにはしっかりとした牙をもつ「狼」がいた
狼がその牙で男の喉に噛みつこうとした瞬間
ふと狼が横から刺されたような痛みを感じた
痛みは体を突き抜けていくのを感じ、その正体を眼で追う
そこには1発の銃弾
痛みは体を突き抜けていくのを感じ、その正体を眼で追う
そこには1発の銃弾
狼「(なんで・・・なんでこれがここにある!)」
狼は地面に倒れ意識が薄れていく
狼に背中を向けていた男が狼の方を向いた
狼に背中を向けていた男が狼の方を向いた
男「やっと捕まえたぞ、もし後ろから来るのがわかってるなら
例え反対方向に撃ったとしても弾丸が曲がりさえすれば問題はない・・・」
例え反対方向に撃ったとしても弾丸が曲がりさえすれば問題はない・・・」
男は顔の汗をぬぐいながら狼に言う
同時に狼の体に生えていた銀色の毛が抜け落ちる
抜け落ちた後には小学生に見える少女が横たわっていた
同時に狼の体に生えていた銀色の毛が抜け落ちる
抜け落ちた後には小学生に見える少女が横たわっていた
男は少女に駆け寄ると傷の手当をしようとするが
みるみるうちに塞がっていく傷口を見て、感嘆の声をあげる
少女が意識を失ってることを確認すると男は携帯電話を取り出した
アドレス帳のか行から「黒服」を選択し、通話ボタンを押す
みるみるうちに塞がっていく傷口を見て、感嘆の声をあげる
少女が意識を失ってることを確認すると男は携帯電話を取り出した
アドレス帳のか行から「黒服」を選択し、通話ボタンを押す
黒服「もしもし、黒服でございます」
男「依頼完了したぜ、『狼少女』の捕獲に成功、場所は・・・」
黒服「分かりました、お疲れ様です、報酬については後ほど連絡いたします」
男「依頼完了したぜ、『狼少女』の捕獲に成功、場所は・・・」
黒服「分かりました、お疲れ様です、報酬については後ほど連絡いたします」
そういうと黒服は電話を切った
黒服は肩で息をしたあと誰にも聞こえない大きさの声でつぶやいた
黒服「さすがに『魔法の銃弾』はやってくれますね・・・まぁ今後も期待しましょうか」
黒服「さすがに『魔法の銃弾』はやってくれますね・・・まぁ今後も期待しましょうか」