「-----っ!!」
ぴくり
少年は、それを感じとった
いつものお気に入りのお菓子を手に…立ち止まる
少年は、それを感じとった
いつものお気に入りのお菓子を手に…立ち止まる
「…うー…始まった……不吉、不吉…」
てちてち、少年は歩く
一人で、歩く
…今日は、父親は仕事
一緒にはいられないのだ
一人で、歩く
…今日は、父親は仕事
一緒にはいられないのだ
…でも、大丈夫
父親は、大丈夫だ
少年は確信していた
父親は、大丈夫だ
少年は確信していた
「不吉…不吉、不吉、うー………………きひひひっ」
にたり
その口元に、笑みが浮かんだ
その口元に、笑みが浮かんだ
ひたり
背後から、近づいてくる気配
…それに、少年は気付いている
背後から、近づいてくる気配
…それに、少年は気付いている
「無駄、無駄だよ…君じゃあ、駄目。きひひっ」
くるり
少年は振り返り、それに向かって…異様に長い腕を伸ばしてくる「夢の国」の黒服に向かって、無気味に笑う
少年は振り返り、それに向かって…異様に長い腕を伸ばしてくる「夢の国」の黒服に向かって、無気味に笑う
「…お前じゃあ、駄目。全然駄目だね」
きひひひひひひひ
不気味に笑う少年
少年は、「夢の国」の黒服から逃げようともしない
その手は、少年を捕まえようと、目前まで迫り…
不気味に笑う少年
少年は、「夢の国」の黒服から逃げようともしない
その手は、少年を捕まえようと、目前まで迫り…
「------っ!!??」
突如
現れた、巨大な髑髏に…………ばくり
「夢の国の黒服」は、飲み込まれた
現れた、巨大な髑髏に…………ばくり
「夢の国の黒服」は、飲み込まれた
「きっひひひひひひひひひひひひひ!!!」
少年は、不気味に笑う
「夢の国の黒服」を租借し……髑髏は消えた
「夢の国の黒服」を租借し……髑髏は消えた
「……うー。不吉…うーうー…」
てちてち
少年は、不気味な笑いを止めると
また、てちてちてち
一人で、祭会場を歩き回るのだった
少年は、不気味な笑いを止めると
また、てちてちてち
一人で、祭会場を歩き回るのだった
fin