「……来ちゃったね」
面倒だなぁ、と青年は呟く
…ごぽり
青年が、足元に置いてあったコーラのペットボトル。それらの蓋は全て開いていて
…そこから溢れ出すコーラが、青年にゆっくりと近づいてきていた「夢の国の黒服」たちを飲み込んだ
たまたま、周りに一般人がいないのをいい事に容赦なしである
…しかし
…ごぽり
青年が、足元に置いてあったコーラのペットボトル。それらの蓋は全て開いていて
…そこから溢れ出すコーラが、青年にゆっくりと近づいてきていた「夢の国の黒服」たちを飲み込んだ
たまたま、周りに一般人がいないのをいい事に容赦なしである
…しかし
「っ!?」
背後に迫る、気配
--そちらからも来たか!?
青年は、コーラをそちらに向けようとして…
--そちらからも来たか!?
青年は、コーラをそちらに向けようとして…
-----どさっ
「あれ?」
青年が、攻撃するよりも先に
彼の背後から近づいてきていた「夢の国の黒服」は、倒れた
頭には、何かで撃ち抜かれた痕があり……その死体は、初めから何もなかったかのように、消えていく
彼の背後から近づいてきていた「夢の国の黒服」は、倒れた
頭には、何かで撃ち抜かれた痕があり……その死体は、初めから何もなかったかのように、消えていく
「とうとう、「夢の国」が動いたみたいだね」
「そうみたい」
「そうみたい」
銃を持ったその黒服に、青年は笑いかけた
どうやら、この「夢の国の黒服」は、このどこかやる気のなさそうな黒服が仕留めたようである
どうやら、この「夢の国の黒服」は、このどこかやる気のなさそうな黒服が仕留めたようである
「…君は、ここから移動しないの?」
「だって、兄さんからあんまり離れる訳には行かないから」
「だって、兄さんからあんまり離れる訳には行かないから」
やる気のなさそうな黒服の言葉に、青年はそう答えた
…そうだ
お化け屋敷には、自分の兄がいる
……だから、これ以上離れる訳にはいかない
…そうだ
お化け屋敷には、自分の兄がいる
……だから、これ以上離れる訳にはいかない
「助けてくれて、ありがとうね。もし、僕の目の前でピンチになってたら加勢するから。兄さんから離れすぎない程度に」
「…うん、あの真面目な黒服から聞いていた通りの、兄以外はどうでもいいと言う救いようのないブラコンヤンデレだね」
「…うん、あの真面目な黒服から聞いていた通りの、兄以外はどうでもいいと言う救いようのないブラコンヤンデレだね」
やる気のない黒服のその言葉に、青年は首をかしげる
……兄の事以外どうでもいいことが、何かおかしいのだろうか?
青年には、それがわからない
……兄の事以外どうでもいいことが、何かおかしいのだろうか?
青年には、それがわからない
「それじゃあ、死なない程度に頑張ってね」
「まぁ、お互いにね」
「まぁ、お互いにね」
青年の言葉に、やる気のない黒服は肩をすくめて、ここから離れていく
青年は、その姿を見送って…新たにコーラのペットボトルの蓋を開けると、足元にそっと設置したのだった
青年は、その姿を見送って…新たにコーラのペットボトルの蓋を開けると、足元にそっと設置したのだった
fin