『えいっ!!』
『内臓ボンバーっ!!』
『内臓ボンバーっ!!』
「………」
彼は、タバコを咥えたまま、少し下がって、その様子を眺めていた
…このお化け屋敷の傍には、弟がいる
どこから入り込んだか知らないが、このお化け屋敷の中にも入ってくるくらいだ
恐らく…弟も、応戦していることだろう
…このお化け屋敷の傍には、弟がいる
どこから入り込んだか知らないが、このお化け屋敷の中にも入ってくるくらいだ
恐らく…弟も、応戦していることだろう
「……死ぬなよ」
ぼそり、呟く
そんな彼の背後から、奇形の黒服が手を伸ばし…
そんな彼の背後から、奇形の黒服が手を伸ばし…
------ざんっ!!と
その手が、何者かに切り落とされる
続けて首も切り落とされ…奇形の黒服は、掻き消えた
続けて首も切り落とされ…奇形の黒服は、掻き消えた
「………」
…首筋をさする
今日は、あの気配が随分と濃い
これは、つまり…
今日は、あの気配が随分と濃い
これは、つまり…
「…俺は、いつ殺されてもおかしくない、ってか?」
…まぁ、そうだろう
この混沌とした状況の中、人体模型と骨格標本がいるとは言え、ほぼノーガードで突っ立っているのだ
いつ、殺されてもおかしくないのだ
この混沌とした状況の中、人体模型と骨格標本がいるとは言え、ほぼノーガードで突っ立っているのだ
いつ、殺されてもおかしくないのだ
……だが
それをわかっていながら、彼はこうして、敵をひきつける
彼を殺そうとする者たちを、何者かが切り捨てていく
それをわかっていながら、彼はこうして、敵をひきつける
彼を殺そうとする者たちを、何者かが切り捨てていく
今は、ここにいないはずの何者か
それが、彼を死なせないために迎撃する
それが、彼を死なせないために迎撃する
「…獲物は他の奴に渡さない、ってか」
小さく、舌打ちする
まったく、執念深い事だ
首筋をさすりながら、彼は呟く
まったく、執念深い事だ
首筋をさすりながら、彼は呟く
「……まぁ、いい、そっちがその気なら……その日が来るまで、俺はお前を利用するだけだ」
その日が、そう遠くない事はわかっている
…だから、こそ
俺を殺しにお前が来る、その時まで…俺は、お前を利用し尽くしてやろう
そして、俺を殺しにきたお前に、俺は殺されはしない
…だから、こそ
俺を殺しにお前が来る、その時まで…俺は、お前を利用し尽くしてやろう
そして、俺を殺しにきたお前に、俺は殺されはしない
短くなったタバコを握り潰し、彼は新たなタバコを取り出し、火をつけるのだった