………ざんっ!!と
お化け屋敷に残っていた最後のパレードも、切り裂かれた
彼は、ゆっくりと、自分が契約している都市伝説たちに近づいていく
お化け屋敷に残っていた最後のパレードも、切り裂かれた
彼は、ゆっくりと、自分が契約している都市伝説たちに近づいていく
「…終わったようだぞ」
『つ、疲れましたぁ…』
『いやぁ、流石に連戦はきっついですわー』
『つ、疲れましたぁ…』
『いやぁ、流石に連戦はきっついですわー』
へたん
座り込む骨格標本と人体模型
彼は新たなタバコに火をつけつつ、呟く
座り込む骨格標本と人体模型
彼は新たなタバコに火をつけつつ、呟く
「…秋祭りは明日までだ。お前等がいくら疲れていようと、明日も働けよ」
『んな、殺生な~』
『あぁっ!そんな事を言うなら、ここでタバコ吸っちゃ駄目です~!』
『んな、殺生な~』
『あぁっ!そんな事を言うなら、ここでタバコ吸っちゃ駄目です~!』
「…溶かしているところを、誰かに目撃されていないだろうな、あいつ」
やや不安を感じつつ、彼は呟く
…そして、ある意味、俺は蚊帳の外、か
どうやって、骨格標本や人体模型がここで戦えるよう、お化け屋敷の用意ができたのか?
そもそも…今回の「夢の国」との戦い、そのお膳立てをしたのは誰だ?
…彼は、何も知らない
ただ、弟からもたらされた情報で動いただけ
そのバックボーンなど、彼は何も知らされていないのだ
そもそも…今回の「夢の国」との戦い、そのお膳立てをしたのは誰だ?
…彼は、何も知らない
ただ、弟からもたらされた情報で動いただけ
そのバックボーンなど、彼は何も知らされていないのだ
……あの事を、あいつに何も伝えていない報いだろうか?
ぼんやりと、そんな事を考えながら
骨格標本の言葉を無視し続けて…彼はしばし、戦いの後の一服を楽しんでいるのだった
骨格標本の言葉を無視し続けて…彼はしばし、戦いの後の一服を楽しんでいるのだった