「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 不良教師と骨と模型-11

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 ………ざんっ!!と
 お化け屋敷に残っていた最後のパレードも、切り裂かれた
 彼は、ゆっくりと、自分が契約している都市伝説たちに近づいていく

「…終わったようだぞ」
『つ、疲れましたぁ…』
『いやぁ、流石に連戦はきっついですわー』

 へたん
 座り込む骨格標本と人体模型
 彼は新たなタバコに火をつけつつ、呟く

「…秋祭りは明日までだ。お前等がいくら疲れていようと、明日も働けよ」
『んな、殺生な~』
『あぁっ!そんな事を言うなら、ここでタバコ吸っちゃ駄目です~!』

 骨格標本の言葉を、彼は軽く受け流す
 …結局、お化け屋敷にパレードや「夢の国」の黒服は入ってきたが、マスコットたちは入り込んでこなかった
 恐らく……お化け屋敷の傍にいる弟が、どうにしかしてきたのだろう

「…溶かしているところを、誰かに目撃されていないだろうな、あいつ」

 やや不安を感じつつ、彼は呟く


 …そして、ある意味、俺は蚊帳の外、か


 どうやって、骨格標本や人体模型がここで戦えるよう、お化け屋敷の用意ができたのか?
 そもそも…今回の「夢の国」との戦い、そのお膳立てをしたのは誰だ?
 …彼は、何も知らない
 ただ、弟からもたらされた情報で動いただけ
 そのバックボーンなど、彼は何も知らされていないのだ


 ……あの事を、あいつに何も伝えていない報いだろうか?


 ぼんやりと、そんな事を考えながら
 骨格標本の言葉を無視し続けて…彼はしばし、戦いの後の一服を楽しんでいるのだった










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