合わせ鏡のアクマ 32
「・・・なぁアクマ」
「なにさ」
ゴウゴウと水音のうるさい地下施設で『仮面ライダー』はつぶやく。
「俺達、いつになったらここから出られるんだ?」
「さぁ・・・」
現在の状況。前から突然の水流、後ろは行き止まりの部屋。
・・・この様子だと、ここを水没させようとしてるってことか。
それが『鮫島事件』を解決した後の証拠隠滅だと、思いたい。
「後どのくらいもつ?」
「これくらいならあと2,3日は吸い込み続けられるけど、契約者はお腹空くでしょ?」
今アクマは、俺の頭の上にある合わせ鏡を使って前から迫りくる水をひっきりなしに呑み込んでいる。
「あ、そうだ瞬間移動は?家にも置き鏡放ってあるじゃないか」
「それを今使うと、家がビッショビショになりそうだからさっきから気づいてたけど言わなかったんだよね」
「命をなくすよりはいいだろ・・・水死はかっこ悪い気がするんだよな」
「どざえもんだっけー?犬神家だっけー?まぁいいや、そういうことなら・・・ていっ!」
アクマが声を上げた瞬間、俺の視界が切り替わる。
そこは、見慣れた俺の家だった。
「・・・畳拭かなきゃ」
「笛吹さん達大丈夫だと思う?」
「なんとかするだろ、あいつらも都市伝説と契約者だ」
濡れに濡れた部屋の惨状に途方にくれつつ、変身を解いた彼は雑巾を探し始めた・・・
「なにさ」
ゴウゴウと水音のうるさい地下施設で『仮面ライダー』はつぶやく。
「俺達、いつになったらここから出られるんだ?」
「さぁ・・・」
現在の状況。前から突然の水流、後ろは行き止まりの部屋。
・・・この様子だと、ここを水没させようとしてるってことか。
それが『鮫島事件』を解決した後の証拠隠滅だと、思いたい。
「後どのくらいもつ?」
「これくらいならあと2,3日は吸い込み続けられるけど、契約者はお腹空くでしょ?」
今アクマは、俺の頭の上にある合わせ鏡を使って前から迫りくる水をひっきりなしに呑み込んでいる。
「あ、そうだ瞬間移動は?家にも置き鏡放ってあるじゃないか」
「それを今使うと、家がビッショビショになりそうだからさっきから気づいてたけど言わなかったんだよね」
「命をなくすよりはいいだろ・・・水死はかっこ悪い気がするんだよな」
「どざえもんだっけー?犬神家だっけー?まぁいいや、そういうことなら・・・ていっ!」
アクマが声を上げた瞬間、俺の視界が切り替わる。
そこは、見慣れた俺の家だった。
「・・・畳拭かなきゃ」
「笛吹さん達大丈夫だと思う?」
「なんとかするだろ、あいつらも都市伝説と契約者だ」
濡れに濡れた部屋の惨状に途方にくれつつ、変身を解いた彼は雑巾を探し始めた・・・