―第19章 心身疲労―
「でえぇぇいっ!!!」俺は今、人気のない道場で建速に稽古をつけてもらっていた。勿論剣道の。
ただいまの時間は天辺を越えてはいるがその時計の針は動く事はない。何故なら、学校町全体に『結界』を張って時間を止めているからだ。
勿論窓から外を見ようとしても窓は開かないし、開いたとしても世界が反転したように色を失っている。時間が止まっているため、人の目を気にすることなく思う存分稽古を行える。しかし―
「ハァハァ…くそっ!」
「この位でへばっていてはまだまだだぞマスター!」
それでも体感時間は2~3時間位ぶっ通しで打ち合っている。でも実際は時計は動かないので定かではないが。
「お前、こんなに強かったのか?」
「これでも八岐大蛇を倒したのでね!さあ、どんどん行くぞ!!」
―それから何時間過ぎただろうか。それでも一向に時計の針が動く気配はない。
「…ハァハァ、さすがにぶっ続けっていうのは結構きついな。」
「この位でへばるとは…まだまだですね、マスター!!」
…こいつ、人格変わってないか?今までのヘタレっぷりは一体なんだったんだ?
「お前一体どうしたんだ?いつものお前じゃないぞ?」
「実は俺は剣とかそういった棒状の物を持つと性格が変わる性質でね、こっちが本来の俺なのさ。」
ついに多重人格者まで出しやがった!作sy(メタ発言は削除されました。
「…ったく!それだったら毎回お前に任せときゃよかった…よっ!」スパーン!
「遅いですね!これでどうです!」バチコーン!
「まだまだぁ!行くぞ!」スパーン!
「ふんっ!これならいかがです?」バチコーン!
「なんのぉ!これでとどめだぁっ!」
「ならばこれで…お別れですっ!」
―それから俺達は長い事打ち合い続けた。…やはり常人離れした体力を身につけてしまったようだ。ヤレヤレ…
「しかし…お前やっぱ強いな。」
「…だ、だからって竹刀吹っ飛ばして十七分割する必要ねぇだろ?」
「それとこれとは話が別だ。」
「おいおい、冗談きついぜ…」
「でえぇぇいっ!!!」俺は今、人気のない道場で建速に稽古をつけてもらっていた。勿論剣道の。
ただいまの時間は天辺を越えてはいるがその時計の針は動く事はない。何故なら、学校町全体に『結界』を張って時間を止めているからだ。
勿論窓から外を見ようとしても窓は開かないし、開いたとしても世界が反転したように色を失っている。時間が止まっているため、人の目を気にすることなく思う存分稽古を行える。しかし―
「ハァハァ…くそっ!」
「この位でへばっていてはまだまだだぞマスター!」
それでも体感時間は2~3時間位ぶっ通しで打ち合っている。でも実際は時計は動かないので定かではないが。
「お前、こんなに強かったのか?」
「これでも八岐大蛇を倒したのでね!さあ、どんどん行くぞ!!」
―それから何時間過ぎただろうか。それでも一向に時計の針が動く気配はない。
「…ハァハァ、さすがにぶっ続けっていうのは結構きついな。」
「この位でへばるとは…まだまだですね、マスター!!」
…こいつ、人格変わってないか?今までのヘタレっぷりは一体なんだったんだ?
「お前一体どうしたんだ?いつものお前じゃないぞ?」
「実は俺は剣とかそういった棒状の物を持つと性格が変わる性質でね、こっちが本来の俺なのさ。」
ついに多重人格者まで出しやがった!作sy(メタ発言は削除されました。
「…ったく!それだったら毎回お前に任せときゃよかった…よっ!」スパーン!
「遅いですね!これでどうです!」バチコーン!
「まだまだぁ!行くぞ!」スパーン!
「ふんっ!これならいかがです?」バチコーン!
「なんのぉ!これでとどめだぁっ!」
「ならばこれで…お別れですっ!」
―それから俺達は長い事打ち合い続けた。…やはり常人離れした体力を身につけてしまったようだ。ヤレヤレ…
「しかし…お前やっぱ強いな。」
「…だ、だからって竹刀吹っ飛ばして十七分割する必要ねぇだろ?」
「それとこれとは話が別だ。」
「おいおい、冗談きついぜ…」