―第18章 原因究明―
妹が来た。そして妹は3人の事が「視え」た。しかし、今まで他の人にも視えてなかったのに何故?
―夜。妹が寝静まり、俺は3人に問いかけた。
「なあ、何故妹にお前らの姿が視えたんだ?まさか妹も「契約」を…?」
「…それは有り得ません。何故なら妹さんはこっちに「始発で来た」と仰ってましたよね?幸いにもここは駅から徒歩5分の好立地。」
「ほうほう。」
「更にもし妹さんが公共交通機関若しくはタクシーを使用したならば外に出る確率はぐっと狭まります。つまり…」
「つまり?」
「妹さんは「契約者」じゃない可能性が十分に高いです。それに…」
「それに?」
「たぶん原因は貴方です。」
「お、俺?」
「ええ、貴方自身の「力」が以前より増しています。恐らく場数をたくさん踏んできた結果でしょう。」
そうか…。って、
「月読、「力」って何だ?」
「所謂精神力の事です。最初のころは私達の行動には若干の制約がありました。例えば…」
「繁華街から離れれば離れるほど弱体化する、ってやつだな?」
「そうです。しかも、契約した人数が多ければ多いほど多量の精神力を必要とし、足りなくなると行動に制約を受ける人が出てくるんです。」
「例えば、海に行った時の建速と邇邇芸だな?…そうか、あいつらが来なかったのはそれが理由だったのか。」
「でも実際俺は簀巻きn「黙れっ!」ぶべらっ!!」
「でも海に行った日を境に貴方の精神力は飛躍的に増大している。まるで人数の多さをカバーするかのように。」
「だけど邇邇芸と櫛名田は俺から離れて行ってしまった。つまりは俺の精神力はこれからはほぼ横這いなのか?」
「いえ、それ以前にすでに最大限まで力が引き出されているので上がる事はもうないでしょう。」
「つまりカンストってやつか。」
「でも過信してはいけない。ココロの力が上昇してもそれを支えるカラダが弱いと暴走する。」
「暴走?まさか、雄叫び上げたり、折れた腕が一瞬で治ったりとかそんなんになっちまうのか?」
「そうじゃなくて、私達が使う力の反動を受けてしまう、ということ。」
「どういう事だ?詳しく説明してくれ。」
「例えば、何もしていないのにいきなり全身傷だらけになったり、良くても全身青痣だらけの上全身複雑骨折っていう感じです。」
「そりゃまずいな…何か方法はないのか?」
「マスター、最近稽古してますか?」
「いや、最近してないな。…!まさか!」
「ええ、その通りです。いつもの生活を普通にやり続けること。それが今できる最善の方法です。」
「そうか…よし、早速始めるか!皆、ちょっと付き合ってくれないか?」
「じゃあ俺は剣道の稽古をつけてやろう。何てったってパートナーだからな。」
「後の事は私が…」
「じゃあ私は『結界』張って時間を引き延ばすね。後『転移』で稽古に最適な場所に連れて行くから。」
「…ありがとう。じゃあ早速始めよう!天照、『転移』を!」
「せーのっ!」
―待て、次回!!
妹が来た。そして妹は3人の事が「視え」た。しかし、今まで他の人にも視えてなかったのに何故?
―夜。妹が寝静まり、俺は3人に問いかけた。
「なあ、何故妹にお前らの姿が視えたんだ?まさか妹も「契約」を…?」
「…それは有り得ません。何故なら妹さんはこっちに「始発で来た」と仰ってましたよね?幸いにもここは駅から徒歩5分の好立地。」
「ほうほう。」
「更にもし妹さんが公共交通機関若しくはタクシーを使用したならば外に出る確率はぐっと狭まります。つまり…」
「つまり?」
「妹さんは「契約者」じゃない可能性が十分に高いです。それに…」
「それに?」
「たぶん原因は貴方です。」
「お、俺?」
「ええ、貴方自身の「力」が以前より増しています。恐らく場数をたくさん踏んできた結果でしょう。」
そうか…。って、
「月読、「力」って何だ?」
「所謂精神力の事です。最初のころは私達の行動には若干の制約がありました。例えば…」
「繁華街から離れれば離れるほど弱体化する、ってやつだな?」
「そうです。しかも、契約した人数が多ければ多いほど多量の精神力を必要とし、足りなくなると行動に制約を受ける人が出てくるんです。」
「例えば、海に行った時の建速と邇邇芸だな?…そうか、あいつらが来なかったのはそれが理由だったのか。」
「でも実際俺は簀巻きn「黙れっ!」ぶべらっ!!」
「でも海に行った日を境に貴方の精神力は飛躍的に増大している。まるで人数の多さをカバーするかのように。」
「だけど邇邇芸と櫛名田は俺から離れて行ってしまった。つまりは俺の精神力はこれからはほぼ横這いなのか?」
「いえ、それ以前にすでに最大限まで力が引き出されているので上がる事はもうないでしょう。」
「つまりカンストってやつか。」
「でも過信してはいけない。ココロの力が上昇してもそれを支えるカラダが弱いと暴走する。」
「暴走?まさか、雄叫び上げたり、折れた腕が一瞬で治ったりとかそんなんになっちまうのか?」
「そうじゃなくて、私達が使う力の反動を受けてしまう、ということ。」
「どういう事だ?詳しく説明してくれ。」
「例えば、何もしていないのにいきなり全身傷だらけになったり、良くても全身青痣だらけの上全身複雑骨折っていう感じです。」
「そりゃまずいな…何か方法はないのか?」
「マスター、最近稽古してますか?」
「いや、最近してないな。…!まさか!」
「ええ、その通りです。いつもの生活を普通にやり続けること。それが今できる最善の方法です。」
「そうか…よし、早速始めるか!皆、ちょっと付き合ってくれないか?」
「じゃあ俺は剣道の稽古をつけてやろう。何てったってパートナーだからな。」
「後の事は私が…」
「じゃあ私は『結界』張って時間を引き延ばすね。後『転移』で稽古に最適な場所に連れて行くから。」
「…ありがとう。じゃあ早速始めよう!天照、『転移』を!」
「せーのっ!」
―待て、次回!!