―第27章 逢魔ヶ刻の悪夢extra―
―ここは俺の自室。アパートの一室ではあるが、その地下には秘密裏にNASAやペンタゴン、KGBやCIAもびっくりの超高性能スーパーコンピューターが建造されていた!
「…月読、現在どれだけの情報が集まっている?」
「現在この学校町には先の黒服さんの所の『組織』の他に未確認ながらも複数の組織があること、そしてその未確認の組織の一つ、通称「首塚の組織」の構成員が喫茶「ルーモア」のマスターを…」
何だと!?ついに死者が出てしまった!
「…レコーダーの解析によりその構成員の契約した都市伝説が明らかになりました。」
「詳細を聴こうか。」
「契約した都市伝説は「30過ぎて童貞だったら魔法が使える」。その詳細なデータはこちらにまとめておきました…」
「…なるほど、四つの属性を操るだけでなく、データ照合も出来るってわけか。まさに「魔法」だな。」
「あと、「ルーモア」襲撃の際に「隻腕のカシマ」に右腕を切り落とされた、か…」
「特筆すべきはその行動理念です。自分をゲームの主人公になぞらえて都市伝説を絶対悪とし、人間を都市伝説から救うなどという馬鹿げた思考の持ち主で、向こうとは利害関係が一致したから入っているようです。」
「更に、ここに来る前は女性の都市伝説に対しては「ピー」を強要させていたようですが、本番までは行ってないようです。なお、その後はこれまで同様都市伝説の存在を抹消されたみたいです。」
…こいつは最早人間と呼ぶに相応しくない!すぐにでも消してやりたいが…
「肝心の居場所は何処だ!?」
「町内の全監視カメラ、それに上空の監視衛星にハッキングして探していますが…駄目です、発見できませんでした。」
それにしても、「ルーモア」のマスターがやられるとは…
「奴の対処法はあるか?」
「能力を無力化するならば本番行為をさせて童貞を喪失させるか、奴を去勢、つまり奴の汚らしいモノを抹消するか、だと思います。」
「あとは?」
「…あまり推奨はできませんが、存在ごと光にする事も考え得る一つの手です。」
「…そうか、分かった。」
…もし俺があいつを存在ごと光にしてしまったら、あいつとなんら変わらないじゃないかっ!
「よし、俺は決めた。俺個人としては奴は許すことなど出来はしないが、正義を貫いて悪に落ちるよりかはずっといい。奴は※さない。代わりに―」
「俺が器用な業を見せてやろう。」
―待て!次回!!!※一部内容を変更してお送りいたしました事をこの場を借りてお詫び申し上げます。この話の埋め合わせはきっとどこかでやります。
次回予告
―君達に最新情報を公開しよう!
風に体を裂かれ、重力に押しつぶされる主人公。果たして勝ち目はあるのか?そして器用な業とはなんなのか!
「結界都市『東京』」the NEXTRA,"魔法の技とその短所"。次回もこのチャンネルで、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利の鍵だ!
つ「ツインゴルディオンセイバー」
―ここは俺の自室。アパートの一室ではあるが、その地下には秘密裏にNASAやペンタゴン、KGBやCIAもびっくりの超高性能スーパーコンピューターが建造されていた!
「…月読、現在どれだけの情報が集まっている?」
「現在この学校町には先の黒服さんの所の『組織』の他に未確認ながらも複数の組織があること、そしてその未確認の組織の一つ、通称「首塚の組織」の構成員が喫茶「ルーモア」のマスターを…」
何だと!?ついに死者が出てしまった!
「…レコーダーの解析によりその構成員の契約した都市伝説が明らかになりました。」
「詳細を聴こうか。」
「契約した都市伝説は「30過ぎて童貞だったら魔法が使える」。その詳細なデータはこちらにまとめておきました…」
「…なるほど、四つの属性を操るだけでなく、データ照合も出来るってわけか。まさに「魔法」だな。」
「あと、「ルーモア」襲撃の際に「隻腕のカシマ」に右腕を切り落とされた、か…」
「特筆すべきはその行動理念です。自分をゲームの主人公になぞらえて都市伝説を絶対悪とし、人間を都市伝説から救うなどという馬鹿げた思考の持ち主で、向こうとは利害関係が一致したから入っているようです。」
「更に、ここに来る前は女性の都市伝説に対しては「ピー」を強要させていたようですが、本番までは行ってないようです。なお、その後はこれまで同様都市伝説の存在を抹消されたみたいです。」
…こいつは最早人間と呼ぶに相応しくない!すぐにでも消してやりたいが…
「肝心の居場所は何処だ!?」
「町内の全監視カメラ、それに上空の監視衛星にハッキングして探していますが…駄目です、発見できませんでした。」
それにしても、「ルーモア」のマスターがやられるとは…
「奴の対処法はあるか?」
「能力を無力化するならば本番行為をさせて童貞を喪失させるか、奴を去勢、つまり奴の汚らしいモノを抹消するか、だと思います。」
「あとは?」
「…あまり推奨はできませんが、存在ごと光にする事も考え得る一つの手です。」
「…そうか、分かった。」
…もし俺があいつを存在ごと光にしてしまったら、あいつとなんら変わらないじゃないかっ!
「よし、俺は決めた。俺個人としては奴は許すことなど出来はしないが、正義を貫いて悪に落ちるよりかはずっといい。奴は※さない。代わりに―」
「俺が器用な業を見せてやろう。」
―待て!次回!!!※一部内容を変更してお送りいたしました事をこの場を借りてお詫び申し上げます。この話の埋め合わせはきっとどこかでやります。
次回予告
―君達に最新情報を公開しよう!
風に体を裂かれ、重力に押しつぶされる主人公。果たして勝ち目はあるのか?そして器用な業とはなんなのか!
「結界都市『東京』」the NEXTRA,"魔法の技とその短所"。次回もこのチャンネルで、ファイナルフュージョン、承認!
これが勝利の鍵だ!
つ「ツインゴルディオンセイバー」