【名前】 |
オル |
【読み方】 |
おる |
【分類】 |
人物 / 魔物(魔獣、オルトロス) |
【呼ばれ方】 |
名前のまま |
【備考】 |
【オルトロスだからオル】 |
- ページの登録タグ:
- オルトロス 人物 大樹の村 魔物 魔獣
【詳細】
なろう版第583回投稿分「特殊部隊」にて初登場した
オルトロスの子犬。
元
ゴールゼン王国の者たちが
五村に持ち込んでいたものだったが、逃げ出した際にたまたま蓋が開いていた下水道に落ちていたところを発見されたため、当初は鳴き声でしか判断できず、子犬が下水道に落ちたのだと思われていた。
ちょうど雨が降ってきたため、下水に水が流れ込んで子犬がいる地点が水没してしまうことがわかったため、
ザブトンの子供たちで構成された特別部隊による救出劇が開幕。
暗がりにいたところで警戒心MAXの状況に現れた
デーモンスパイダーたちに恐怖したのか魔法を使い小規模な爆発が起こる程度には抵抗したらしく、糸で厳重に縛られた上で引っ張り上げられ無事?に生還した。
ヨウコの許可なしに村にオルトロスを持ち込んだ連中も、首吊りスパイダー達による隠密特殊部隊にとっ捕まっている。どうやら大きく育てたら五村で暴れさせる算段だったそうな。
インフェルノウルフに劣るとはいえ、オルトロスも立派な魔獣であるため、預かり先は
大樹の村となった。
そこで
クロたちを前にして死んだふりとかしつつ、最終的に
グーロンデに懐いた。オルの名付け親も
グーロンデである。
大樹の村に来てからの日課は自分より弱い相手を探すこと。
ただし、対象は四本足で生活するものに限る。
まだ幼いせいか、群れを成す
豚や羊、
猫相手にも頑張っているが成果は出ず、遠くをながめて黄昏ていることが多い。
なんとかしてやりたい村長がルーに聞くと「
牛を守る番犬として飼育されることが多いかな」と言うので、5メートル四方の簡易牧場に協力を名乗り出た牛を入れてオル専用の牧場にした。
狭いから顔は不満そうだったが尻尾は全力で振っていた。グーロンデに牛を守るよう命令されたら嬉しそうに吠えていた。
ただ、簡易牧場は3日で使われなくなった。
村長に対して頻繁に吠えている子犬、あれだけ頻繁に村長に吠えているのに村民が非難していないのが不思議だが、グーロンデの寵愛を受けているからであろうか?
村長は、オルトロスのオルを可愛い子犬程度に認識しているので、村長の赦しがあるという認識なのか?
なお、所用で村長が大樹の村から離れて一時不在となり、戻ってきた際にも吠えていた。
村長は「忘れたのか?」と残念がったが、吠えている相手が誰なのか思い出したのか、吠えるのをやめて尻尾を振って寄ってきたので、よしよしと撫でようと手を出そうとした瞬間、即座に180度回転してグーロンデのところに走って行き、村長の手が空中で止まる一件もあった。
普段よりお洒落した
ナナ=フォーグマに「見慣れぬやつ!お母さんに近づくなっ!」と警戒心を見せた。
作者によると「オル(犬)は意外と、匂いよりも見た目で判断しているところがある。」せいらしい。
猫のように屋敷の台所に行って悪さをする訳ではなく、定期的に屋敷内や村内を巡回して縄張りチェックをしているようだ。
その時にはグーロンデも一緒にいることが多い(つまり散歩してるということ)。
ドラゴン形態のグーロンデを初めて見た時は美女と結びつかず噛み付いていたが(雨水道捕獲時には魔法を使っていたがこのときには使っていない)、匂いから同一人物であることを理解し、頭が複数ある彼女の外見から、思わず「お母さん?」と母親と勘違して様子を見ていた村長と村長から話を聞いた
鬼人族メイドが感極まっていた。
五村に持ち込んだ連中は大きくなるまでこっそり育てるつもりだったようなので、おそらく産まれてすぐに親から引き離されたか、親からはぐれた個体を利用しようと考えたかしたのだろう。
ライオンのようにキメラを作り出していたゴールゼン王国故に、そういった魔獣を専門に工作を行うチームがいた。ひょっとしたらライオン親子を持ち込んだが逃げられたのでちゃんとした魔獣のオルトロスを利用しようとした…というのは考えすぎか。
最終更新:2025年05月28日 23:46