鬼人族

【名前】 鬼人族
【読み方】 きじんぞく
【分類】 種族名 / 亜人
【代表キャラ】 アンラムリアスアズキ鬼人族メイド達
【備考】 なし
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亜人 用語 種族名 鬼人族

【詳細】

亜人種の一つ。

額に小さな角を持つ種族。それ以外はほぼ人間と大差ない見た目をしている。
生まれたばかりのときには角がないが、成長するに当たり一本か二本の小さな角が生えてくる。
大体肉体が成熟し切る頃に角の成長も止まる模様。

デーモンスパイダースタンバッシュに耐性があるのか気絶しなかった(事前に聞いていたから?詳細不明)。
しかしながらを見てアワアワしていた(事前に聞いていなかったから?詳細不明)。

現時点で鬼人族は女性しか登場しておらず、吸血鬼であるフローラ=サクトゥの元でメイドとして働いていた20人がそのまま大樹の村に移住した。
村長(火楽)の背中を流す際に鬼人族男性と比較する一文があるので男性は存在する(もしくは存在していた。後述するが成人の生き残りがいるかは現状不明)。

トップはアン

前述の通り、角以外の見た目は、ほぼ普通の人間の女性だが、身体能力は桁違いであり、模擬戦でメイド達の一人とあたってしまった文官娘衆の一人は泣き叫んだ。
ただ、魔法を除いて特殊能力のようなものは持ち合わせていないようで、基本的には腕力で戦う。

アントラインを出産した際、他の鬼人族達が「未来は明るい」と涙を流していたため、もしかすると種族的に繁殖が難しい、
もしくはハイエルフのようにほぼ女性しか生き残っていないのかもしれない。

書籍版3巻にて「鬼人族の再興も夢ではなくなった」というセリフが追加され、見識の広い貴族のフラウレムをして「レアな種族」と言われたことも合わせて考えると、
アンがいた集団の男性は絶滅、フローラのところにいた20人が生き残りの大部分で、種の滅亡を待つしかない状態だったと思われる。もしくは、別の鬼人族の集団には男性がいる可能性がある、レアな種族というだけでいない訳では無いようであるから。

漫画版のオマケ小説(コミカライズ版6巻表紙カバー裏に記載の小説)により鬼人族の男性は「単騎で敵陣に突入して暴れ、その場を制圧する」というスタイルが伝統的な戦い方で、
その戦い方しかできなかったせいで鬼人族の男性は短命だったと明かされた。やはり男性は少ないようである。
一方、鬼人族の女性の戦い方は闇に紛れての暗殺者っぽい感じが本来らしい。アンのステゴロは彼女個人が得意としているか武闘会ゆえの戦い方だったのかもしれない。

何故マンイーターのように他種族の男から種を求めなかったかについてだが、
少なくとも数千年単位の歴史を持ちながらも妊娠の前例が無かった吸血鬼や、逆に女性しかいないために交雑を基本とし、そこから純粋が生まれてくる天使族など、
種族によって交雑の可否が区々であるこの世界において鬼人族は交雑が出来ない種族だったのだろうと考えられる。
そもそも大樹の村に移住することになった種族の中でも、ミノタウロス族はサイズの問題で人間との交配は難しく、ケンタウロス族との交配は不可能と言われている。
獣人族では問題なかったが、人間との交配は出来る種族と出来ない種族がいるのは間違いない。

そんな中、吸血鬼であるルーの懐妊という前代未聞をやってのけた火楽という推定人間の存在は彼女らにとって光明に映ったことだろう。
(タイミングは多少前後するがルーの懐妊が判明したのとアンがより積極性を見せたのは同話内である。)

ちょっと細かいことだが、「鬼」人、と表記されるということは、鬼に該当する種族がいたのだろうか。
過去オーガという種族がいたのが確認できるが…
彼女たちのルーツは東方にあるようで、ヒトエの「武者」とか「隠密」と言った言葉遣いもまた東方に関わりがあると言われている。

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最終更新:2023年06月22日 16:48