グーロンデ

【名前】 グーロンデ
【読み方】 ぐーろんで
【分類】 人物 / ドラゴン(神代竜族)
【呼ばれ方】 グーロンデ、神の敵
【備考】 【神の敵】
【大樹の村の女教師の一人】
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【家族構成】


【詳細】

暗黒竜ギラルの妻であり、本来の姿は八つの頭を持つ大型のドラゴン
八岐大蛇がモチーフのようで、ドワーフが驚くほど酒好き。

ドラゴン族故に個人能力は突出しており、特に魔法の達人。
得意とする属性は闇だが、どの属性においてもルーティアを遥かに超える魔法使いである。
得意技として同時に八つの魔法を使えるという。
書籍版11巻にて人間型の容姿が判明、なんだかはっちゃけたお嬢様の様な容姿。

彼女はのんびり農家の異世界の歴史を紐解けば絶対に名前が出るほど有名なドラゴンであるという。
その巨体は巨大な山が動いているとも称されるほどで、鱗さえ尖った黒い岩のようだと言われる。
その鱗を姿見サイズの鏡に加工すると悪魔族を召喚できる。
明言された訳では無いが古代から生き続け相応の力量を持つグッチが決まりごととは言えロープレの悪魔のようなやり取りを強いられていたあたり、その鏡が相当な代物というのがわかる。

人間に擬態すると長い黒髪を持つ黒いドレスを着用した超美人。

彼女が歴史上で有名なのは、行った行為があまりにもあんまりなため。
ハクレンや、ライメイレンなど行った行為が原因で恐れられているドラゴンは数いるが、彼女は欲望のままただ暴れ周り被害をもたらしたという点で他のドラゴンらとは異なる。
竜王であるドースよりも武勇伝があるとか。

もっとも闇雲に暴れるというよりも、進行方向にある障害物(国とか)を薙ぎ払う感じだったようなので、進んでいる方向がわかれば避難は難しくなく、人的被害は少なかった。

その逸話には世界樹を破壊したことも含まれる。
例によって進行方向にあったらしい当時の世界樹を邪魔であるとして破壊した上燃やしてしまい、さらには彼女に挑んだ軍団を全て返り討ちにしたことから、「神の敵」という異名で恐れられ彼女の存在は広く知れ渡ることになった。
当時尖ってた現在の夫、ギラルに挑まれ返り討ちにした、そこから何がどう転んだのかわからないが夫婦になるとおとなしく巣にこもるようになったらしい。
ただ、巣に入ってくる侵入者には容赦なかったという。

そこから300年経過し、今から500年前。
グーロンデは表に出ずおとなしくなったとは言え、過去にもたらした被害はとんでもないものであり、その恐怖を忘れられなかった者たちが結託。
教会勇者14人と、その従者260人がギラル不在の時を狙って巣に侵入し、彼女を襲った。
応戦したグーロンデは挑んできた連中を返り討ちにし殲滅したものの、天使族も加担していたため彼女にも有効打をもたらす武器や装備が充実していたため彼女本人の負傷も決して軽いものではなく、8つある頭部は一つを残して潰され、翼や尻尾までもが切断されてしまうという大きな傷を受けてしまう。

その教会勇者達は死亡後その特性故に教会で復活したと思われるが、自分の居なかった間を狙って愛する妻をこんな目に合わせた勇者と支援した国々は激怒したギラルの報復を受けることになり、徹底した生活基盤の破壊という報復を受けることとなった。
その報復行為はグーロンデの脅威を上書きしてしまうほどだったといい、当時のギラルの怒り度合いが伺い知れるというもの。
なお、ギラルは彼女が登場する前から勇者嫌いとして度々作中でも描写されており、その徹底度合いはこのことが由来の可能性が高い。
教会勇者の項目も詳しいが、勇者が復活する能力に対するとある逸話はこの時期のギラルが行ったことではないかとも見られている。

一人娘であるグラルは負傷した状態でもなんとか無事に産み落とすことが出来たが、本体の負傷はひどく切り落とされた羽やしっぽこそ時間経過の再生でなんとか戻せたが潰された7つの頭はどうにも出来ず腐敗してしまい、その再生にはかつて自分が砕き、燃やした世界樹の葉が必要だった。
この事を知った彼女は「因果応報」と諦めてしまったようで、せっかく産んだ娘に対しても自分の姿を見せず、巣の奥から声をかける程度の交流しか持たなかったという。
ほかでも描写されているが、ドラゴン族は基本的に身内や同族に対する情が深い(ヒイチロウに対するライメイレン等)ため、そんな対応しか出来なかった彼女の心情は計り知れない。

そんな中、夫であるギラルは大樹の村と交流を持ち始め、天使族が自分たちの里で持て余した世界樹の苗が成長し成木となった頃、傷口の腐敗の進行がグーロンデ本人の生命力を上回り始めたため、もって数年の余命ということが明らかになる。
500年にもわたり腐り続けたあたり、当時勇者たちが所持していた装備や力量がうかがえるものの、それに数百年レベルで耐えてきた彼女の耐久性、忍耐性は凄まじい。

自分の余命を悟ったグーロンデは夫に対し「娘に会いたい」と願い、それが街尾火楽に伝わった結果、あっさりと世界樹の葉が彼から100枚ほど譲渡され、それを治療に使った結果、重傷だった肉体が完全に復活。
数百年ぶりに元の姿を取り戻すことに成功した。
なお、切断された尻尾はに変化し、大樹の村に訪れた際、村長に手渡された。

以後大樹の村を訪れるようになり、旦那が自分との惚気話をすると照れ隠しに旦那を殴る可愛い一面を見せ(もっとも同席していたスイレンヘルゼは怯えていたが)、作中16年目秋、大樹の村への移住を決めることとなった。

村では魔法の教師に就任。村の子供たちは大喜び。
家が出来るまでの暫くは村長屋敷の客室にて生活する。(グラル用の家はヒイチロウとの愛の巣として遠慮?)
娘とも普通に触れ合えるようになり、一応過去敵対していた天使族の上位層とも村長のはからいにより和解することが出来た。
夫のギラルとは、とても仲の良い夫婦であり仲睦まじい姿を村長に見せている。ギラルはグーロンデにべた惚れなのがよく判るがグーロンデもギラルが相手をしてくれないと拗ねたりと仲が良い。

大樹の村に連れてこられたオルトロスの子供に懐かれ、母親と慕われている。

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最終更新:2023年12月02日 12:31