魔神神話

【名前】 魔神神話
【読み方】 まじんしんわ
【分類】 用語 / 古典 / 神話
【備考】 なし
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魔神

【詳細】

のんびり農家の異世界において、魔族に広く伝わる神話。
物語は第一部と第二部で構成されており、第三部以降が存在するのかは不明。十六年目の春におこなわれたパレードを主導した文官娘衆(村の古典大好き文官娘衆?)によって題材として選ばれた。

第一部は魔王と敵対勢力(天使族?)との対立を魔神が仲裁するお話。
侵攻してきたおどろおどろしい一団に獣人族ハイエルフなどの亜人勢力が戦いを挑むも敗れて散り散りに……。彼らを率いていた存在が絶体絶命の状況に陥ったところで颯爽と現れた魔王と四天王が華麗に助けるも、追い散らしたはずの敵が天使族を援軍として引き連れ再登場。
降ったと思われた勢力の寝返りもあり、魔王と四天王は一転窮地に追い込まれてしまう。この事態に慌てて撤退を決断する魔王たちだったが、迫りくる敵の追撃から魔王を守るため四天王が決死の足止めを敢行。一人欠け、二人欠け……遂には魔王と亜人勢力を率いていた存在の二人だけになってしまった。
しかし、彼らがもう駄目だと諦めかけたとき、大きな鐘の音とともに魔神が降臨。魔神は魔王には『文字の書かれた木板』を、敵対していた天使族には『苗木』を渡してこの争いを仲裁したのだった。

尚、上記は春のパレードのために文官娘衆が監修したもの。そのため、本来の魔神神話に獣人族天使族がそのままの配役で登場するのかは不明である。

『苗木』を授けたというエピソードから世界樹天使族を連想するが、天使族内では世界樹は大地の神と契約して授かったと伝えられているため真偽不明
地上に対して神が直接干渉することは禁止されているため、地上に降りた魔神が苗木を与えたと考えるほうが自然か。
この場合は大地の神と契約して授かったということになっているのは、人間の国で生きていくためには魔族の庇護者である魔神と距離を置く必要があったという政治的都合からだと思われる。
ただ、複数本の予備が存在していたが徐々に失われていったという話もあることから、
創造神に【万能農具】を与えられたうえで地上に送り込まれた火楽のようなエピソードを持つ人物が天使族に居た可能性もある。

第二部は魔神が消えて再び争いが再開されるお話。
戦いの見せ場が多く、派手なので一般的には第一部より第二部の方が人気らしい。ただし、魔王様が負けまくる模様。

パレードを主導した文官娘衆曰く、大樹の村で第二部をやるには配役で揉めそうなので断念したとのこと。
ただ、諦めるつもりは毛頭ないようで、いずれウルザが成長したら是非とも英雄女王の役をやってもらいたいと考えている。

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最終更新:2023年04月01日 17:15