【名前】 |
パレード |
【読み方】 |
ぱれーど |
【分類】 |
用語 / イベント |
【備考】 |
【どうしてこうなった】【春のパレード】 |
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- イベント
【詳細】
大樹の村では、十四年目の春から
大樹の村で行われているイベント。
村民ほぼ総出で行われる。
その他では、偉い人が街等に来るとパレードを行うのが作品世界の一般的な歓迎の行事のようである。
なろう版129話で、
大樹の村に
フーシュが来ているのをみて
マイケルさん曰く、「あの方が来るとなれば、人間の国だと大パレードですよ。」とのことであった。
また、なろう版516話で、
五村で
獣人族三人組が婚約の挨拶を村長へした時も五村で村長を中心にパレードを行っている。
三人の祝福に合わせ、五村で結婚を考えていた(あるいはすでに結婚していた)人たちがパレードの最後尾に付いて回る事で、「自分たちの結婚も皆に周知してもらえる」うえに「費用は全て村長持ち」という「幸せのおすそ分け」をしてもらえるのもあって、村を2周半もするパレードになり、当然の様に村長コールが起こった。
更に、なろう版734話でも、
シャシャートの街を訪れた
村長を中心にパレードを行っている。
516話も734話も魔王がその場に居たがまるで村長の付き人のような態度で、村長を案内していた事が書かれている。
このようにパレードをすると、誰の為のパレードなのか、序列はどうなっているのか等を住民に知らしめる意味があるため、偉い人が訪れるとパレードをするのが一般的であるようだ。
大樹の村での事の起こりは十二年目の冬に
村長が
五村に出かけた際、
ヨウコの屋敷に戻ったら新人門番に不審者として止められた事を、
鍋をつつきながら軽いトークのつもりで話したら周囲が思ったより重く受け止め、もっと五村に顔を出すようにとなった際、
ザブトンの作った服で一番派手な服を着させられて10日間過ごした事に端を発する。
十三年目の春、冬眠から目覚めた
ザブトンは寝ている間に派手な服を着て五村へ行った件に大層ご立腹で、埋め合わせをして欲しいと、更に派手な服を用意していた。
お前の作った服を着て行ったんだぞと説明しても関係ないらしい。
今日一日だけの約束で着たら村の住人の評判はよかった。
更に短い杖を持たされたら歓声が上がった。マントも付けた時点で諦めて、自分で村中を歩く事にした。神輿で担がれそうになったから。
アルフレートも似たような恰好をしていたが、横にいる
ウルザや
ナートに褒められたせいか誇らしげだった。
村長はみんな楽しそうだったからよしとしたが、見そびれたと悶えている者もいるので何とかしてあげたいとは思いつつも、あの服をもう一度着る心の整理がつかず、コスプレだとしても村長と
アルフレートだけなのは恥ずかしい。
最終的に「来年、全員で着飾ろう」となった。
そのまま年の最初の代表者会議を始めたら、メインはクレームだった。
「今回のようなことをする際は、事前に連絡をお願いします」
「連絡が遅ければ、我々は参加できないところでした」
「料理をするにも準備が必要なのですが」
「
温泉地の
死霊騎士と
ライオンさんの一家からクレームの手紙を頂いております。読み上げます」
村長はただただ謝っていた。
後日、
南のダンジョンのラミア族と
北のダンジョンの
巨人族から「何故呼んでくれなかったのか」と嘆きの使者が到着した。
こうした経緯から、
文官娘衆などから監修が入り、翌年から毎年春の恒例行事となる。
徐々に今は廃れてしまった古いしきたりなどを再現したりし、行う演出が派手になっている。
また、村長誘拐未遂事件というちょっとしたアクシデントも起こっている。
最終更新:2022年08月03日 17:43