秋田の聖母マリア (テレビ放送の一部を発見、1979年) - ロストメディア日本語非公式wiki | The Lost Media Wiki Japanese version （unofficial)

概要

秋田の聖母マリアは、秋田県秋田市添川湯沢台にある聖母マリア像にカトリック教会が与えた称号で、教区司教によって認可された数少ない聖母出現の一つで、この像は海外での知名度が高いです。
シスター笹川は1973年6月6日から1981年まで聖母マリアと天使の訪問を受け、予言的なメッセージを受け取ったと主張しました。その後、教会の木像は1975年から1981年の間に101回涙を流しました。1979年12月8日には東京12チャンネル(現：テレビ東京)が涙を流す姿を生放送し、様々なニュース番組で再放送されましたが、完全な映像は見つかっていません。

背景

1973年6月6日、日本の湯沢台という村にある小さなカトリック修道院のシスター笹川は、聖母マリアが現れ、ロザリオの祈りをするように言われたと主張しました。聖母マリアが現れた後、彼女と他の修道女たちは、祭壇の聖母マリアの木像の右手に奇妙な血のついた十字形の跡が現れるのを見ました。同じ跡がシスター笹川の手にもありました。シスター笹川によると、6月12日には天使が現れ、像の前で祈るように言われました。その後、シスター笹川は右耳の聴力が部分的に回復しました。医療検査の結果、1982年には完全に聴力が回復したと結論付けられました。
次の重要な出来事は1975年1月4日に起こりました。村の人々が像が人間の涙を流し始めたと証言しました。その日、像は3回涙を流しました。この出来事の後、像はさらに多くの機会に涙を流しました。1975年にさらに1回、1976年に6回、1978年に12回、1979年に74回、1981年に4回です。

録画

安田貞治神父は著書『現代の奇跡 秋田の聖母マリア -聖母像の涙とメッセージ-』の中で、テレビ東京から涙を流す像にまつわる超常現象について取材を依頼されたことを述べています。1979年12月6日、テレビ局は山内氏の指揮の下、4台のカメラと数人の技術者を派遣し、12月7日の聖母マリアの祝日に放送するインタビューを行いました。安田神父によると、12月8日の深夜0時を数分過ぎた頃、部屋の電話が鳴り、シスターから像が涙を流し始めたと知らされました。彼が礼拝堂に到着すると、カメラマンがすぐに駆けつけ、その出来事を記録し、写真を撮りました。
山内氏とカメラマンたちは、最初から涙を記録できなかったことを悔やみました。そのため、彼らは像に向かって固定カメラを設置しました。撮影は12月8日午後8時に始まりました。午後11時を少し過ぎた頃、祭壇の前で祈っていたシスターがカメラマンたちに像が再び涙を流し始めたと知らせました。この出来事の一部始終は固定カメラで記録され、他の技術者たちもそれぞれのカメラで撮影しました。
1984年、カトリック教会はこの出現を承認し、聖座が認めた数少ない聖母マリアの出現の一つとなりました。

状態

像が涙を流しているビデオの全容についてはあまり知られていません。ある情報源によると、録画映像は今も礼拝堂に残っているとのことです。この映像はテレビで何度も放送されたことが分かっており、例えば1988年7月19日には、有名なEWTN番組「マザー・アンジェリカ・ライブ」でジョン・イトウ司教のインタビュー中に放映されました。
しかし、マザー・アンジェリカのライブ放送を含め、録画からはほとんど何も明らかになっていません。入手可能な映像は、1990年のドキュメンタリーで放映された数本の短いクリップのみで、それが12月8日の最初の涙なのか、2番目の涙なのかは明らかにされていません。

ギャラリー

録画の断片のみ（2:47 分から）

https://pomf2.lain.la/f/5itfrv2.mp4
1992年1月4日に日テレ系列で放送された「衝撃のワイドショー！スクープの決定的瞬間！！」という番組内で放送された可能性あり※ネットに上がっているものは別日（同年10月？）に放送されたものでマリア像の映像は含まれていない。

外部リンク

• Our Lady of Akita (partially found television broadcast of Mariana apparition; 1979)
• wikipedia - 秋田の聖母マリア