『アンネ・フランク物語 -アンネの日記と童話より-』(*1)は、1979年9月28日に放送された、『アンネの日記』を原作とするテレビアニメ映画(*2)。
日本アニメーションとテレビ朝日の共同制作で、監督は岡部英二。
アンネ・フランク生誕 50 周年を記念したもので、『アンネの日記』を最初にアニメーション化した作品でもある。
日本アニメーションとテレビ朝日の共同制作で、監督は岡部英二。
アンネ・フランク生誕 50 周年を記念したもので、『アンネの日記』を最初にアニメーション化した作品でもある。
ストーリー
ナチス軍のユダヤ人弾圧を逃れるため、オランダのアムステルダムへ移ったフランク一家。時計塔が見える隠れ家で人目を忍ぶ生活を送る中、次女のアンネは同居する少年ペーターと心を通わせていく。だがそんな彼女たちにナチスの軍靴が……。
(allcinemaより引用)
アンネがアムステルダムの屋根裏部屋に隠れている時の生活を主軸にしつつ、幕間劇としてアンネが執筆した4つの童話も映像化された。また、オットー・フランク(アンネ・フランクの父。屋根裏部屋に隠れていたメンバーの中で唯一戦後まで生き残った)へのインタビュー、ナチスの強制収容所の様子、オランダの風景といった実写映像も含まれている。
『はだしのゲン』や『火垂るの墓』など、戦争をテーマにした子供向けのアニメというサブジャンルのはしりとも考えられている。
『はだしのゲン』や『火垂るの墓』など、戦争をテーマにした子供向けのアニメというサブジャンルのはしりとも考えられている。
発見状況
本作は1979年9月28日午後9時~午後10時22分にテレビ朝日系列で放送された。放送後、再放送やビデオ化はされなかった。2024年現在、スチール写真が現存しているのみで、映像は一切発見されていない。
1995年に公開された、同じくアンネ・フランクの生涯を題材にした日本の長編アニメ映画『アンネの日記』(訳注:永丘昭典監督作品。2009年にDVD化)とは無関係である。
1995年に公開された、同じくアンネ・フランクの生涯を題材にした日本の長編アニメ映画『アンネの日記』(訳注:永丘昭典監督作品。2009年にDVD化)とは無関係である。
訳注:補足事項
雑誌『アニメージュ』1979年10月号では本作を4ページにわたって特集しており、内容について以下のような事実が確認できる。
- 作画はアニメ的なかわいらしさが抑えられリアル調になっている。これは当時存命だったオットー・フランクの「マンガチックでなく史実に忠実に」という意見を受けてのもの。
- アンネが生前に執筆した童話14篇の内、「恐怖」「かしこい小人」「ヘンリエッタ」「子熊ブラリーの冒険」の4篇が劇中劇として映像化された。
- 原作にはない収容所でのアンネの様子も、生還者からの証言を基に映像化している。
- 挿入された実写映像は「第二次大戦時のニュースフィルム」「オットー・フランクへのインタビュー」「アンネ生誕50周年記念式典の映像」等で構成されている。
上述の通り映像は見つかっていないが、ED曲の「かもめになった少女」のみネット上で聴くことが可能。
メディアギャラリー




外部リンク
- Anne no Nikki: Anne Frank Monogatari (lost anime film based on diary; 1979) 元記事
- 日本アニメーション株式会社:アンネ・フランク物語-アンネの日記と童話より-
- allcinema:アンネの日記 アンネ・フランク物語
- Wikipedia:アンネの日記 アンネ・フランク物語
- The Anime Encyclopedia, 3rd Revised Edition: A Century of Japanese Animation 本作の紹介ページあり(英語)