刻印型術式(こくいんがたじゅつしき)は、
現代魔法発展初期に開発された魔法技術である。
術式を幾何学紋様化して、感応性の合金に刻み、
サイオンを注入することで発動する。
この刻印術式で発動した魔法を「
[[刻印魔法]]」と呼ぶ。
刻印術式には継続時間に関する記述が無く、
サイオンの注入を止めると効果が切れる。
欠点として必要とする
サイオン量が多い。
刻印はあくまで想子の流れを誘導するもので、刻印型魔法の本質は物としての刻印に依存しない。
対抗魔法の影響を受け難いという利点があり、単一目的に使用する術式としては有効性が高い。
刻印補助は
古式魔法の符術に近い。
災害対策
刻印魔法は特に災害対策として有用性を評価されている。事前に刻印を施しておけば極短時間で建材の耐火性や耐衝撃性を、一時的に飛躍的に高めることができる。
西果新島の防御システム
海底資源採掘基地として国家的に重要な意味を持つ人工島・
西果新島では、この分野の権威である
五十里家が、設計から関わる形で技術協力し刻印魔法による防御システムを組み込んでいる。
仕掛けとしては、大型海洋生物を寄せ付けない為にフロート表面に斥力場を発生させる。これは人間にも作用し、フロート、採掘施設に接触することはできない。更に、付着物も超音波洗浄の原理で剥がれてしまう。というものである。
使用者
五十里啓 -
五十里家は刻印魔法の権威である
コメント
用語 魔法
最終更新:2016年10月05日 21:41