トラキア・ローマ帝国(ラテン語:Imperium Thrax-Romanum、ギリシア語:Θρακορωμαϊκή Αυτοκρατορία)
は、バルカン半島南東部に位置する国家。北マケドニア、モエシア、トラキアの3地域から成り、首都はアンドロニコポリス。国家の通称として「トラキア」や「トラキア帝国」などが用いられる。 名目上は立憲君主制国家であり、エウドクシア3世(Eudoxia III)を元首とするが、その政治体制は厳格な議会主導型の民主主義を特徴とし、実質的な行政権・立法権・統帥権の多くは首相および議会に委ねられている。帝国の憲法は、国家元首としての皇帝(または女帝)に「軍の指揮・統帥」「議会の召集・解散」「法案の裁可」などの権限を形式上は認めているが、いずれも象徴的な意味合いに留まっており、現代における皇帝の役割は儀礼的・文化的なものである。 古代にはローマ帝国の一属州として発展し、後に東ローマ帝国(ビザンツ帝国)から分離独立。神聖ローマ帝国・ビザンツ帝国と並ぶ「ローマの正統な後継国家」としての地位を自認した。だが、14世紀後半にオスマン帝国の侵攻を受け、一度は滅亡に至る。 現在のトラキア・ローマ帝国は、19世紀初頭の民族独立運動の英雄、ブルトゥス・カエサル・アンドロニクスによって再建された国家である。彼はオスマン帝国の支配下にあったトラキア地域の統一を達成。その後の立憲改革を経て、民主主義体制が整備され、今日では東南ヨーロッパにおける安定した民主主義国家のひとつと評価されている。 現在の国家体制は議院内閣制を採用しており、国民の直接選挙によって選出された議会によって首相が指名される。二院制議会の下、政党政治が機能しており、特に中道左派・中道右派の政党が主要勢力となっている。 |
トラキア・ローマ帝国 Imperium Thrax-Romanum Βασιλεία Θρακορωμαίων |
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国旗[i] | 国章[ii} | |
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略号 | IRT | |
略称 | 虎羅国、羅国、トラキア、ローマ等 | |
皇帝 |
エウドクシア3世 Eudoxia Ⅲ Ευδοξία Γʹ |
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執政官(首相) |
テレンティウス・マーロー Terentius Maro |
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首都 | アンドロニコポリス | |
最大の都市 | シンギドゥヌム | |
国歌 |
Lupa Capitolina(ラテン語) Η Λύκαινα Καπιτωλίνα(ギリシア語) カピトリヌスの狼 |
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帝室歌 |
Ave Imperatrix(ラテン語) Χαίρε βασίλεια(ギリシア語) 皇帝陛下万歳 |
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国の標語 |
Senatus Populusque Romanus(ラテン語) Η Σύγκλητος και ο Λαός της Ρώμης(ギリシア語) ローマの市民と元老院 |
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国家体制 | イギリス型立憲君主制 | |
公用語 |
ラテン語 ギリシア語 セルビア語(自治体の公用語として) ブルガリア語(自治体の公用語として) |
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宗教 |
ローマ・ギリシア神教 76% C教諸派 19% その他 5% |
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通貨 | デナリウス | |
国花 | バラ | |
国鳥 | 鷲 | |
国土面積 | 318,314km2 | |
人口 | 約7000万人 | |
X(Twitter) |
https://x.com/Gricanniarum https://x.com/Imp_Thr_Romanum |
[i](元画像の著作権者:Oren neu dag、ライセンス:Katepanomegas, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons、<https://commons.wikimedia.org/wiki/File:New_SPQR_Flag.svg>を改変して作成) [ii](元画像の著作権者:Katepanomegas、ライセンス:Katepanomegas, CC BY-SA 3.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0>, via Wikimedia Commons、<https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/30/Great_coat_of_arms_of_the_king_of_italy_%281890-1946%29.svg>を改変して作成)
機関名 | 長の名称 | 職務内容 | 閣僚の氏名 |
内閣府 | 枢密院書記官長および内閣書記官 | 政策立案、総合調整を行う。公共サービスの改善、第三セクターなどの省庁横断的な優先課題を中心から推進するために首相および内閣を補佐する。 | |
内務省 | 内務大臣 | 国土、都市、防災、地方自治、通信等の政策を担当する。警察、消防、選挙、放送・通信等の行政業務を管轄する。 | |
地方自治・海外領土省 | 地方自治・海外領土大臣 | 地方財政、地方自治制度、海外領土における地域政策および自治を所管する。 | |
外務省 | 外務大臣 | 外交、国際問題等の政策を担当する。諸外国との関係における国益の保護および促進のための外交を行う。 | |
国防省 | 国防大臣 | 他国による侵略や大規模災害から国家および国民を防衛することを任務とし、軍隊を統制する。 | |
教育省 | 教育大臣 | 国の教育制度を企画・管理し、学校教育や教科内容に関する方針を所管する。 | |
司法省 | 大法官 | 司法制度の適切な機能の維持および憲法政策、人権法、情報権法を担い、再犯の防止および国民の保護、司法アクセスの提供、司法への信頼の向上、国民の人権擁護等を所管する。 | |
大蔵省 | 大蔵大臣 | 国の財政や予算に関する政策を担当し、税制や金融政策等を所管する。 | |
運輸省 | 運輸大臣 | 陸上・海上・空の交通手段に関する政策を調整し、公共交通機関や道路網の整備、運輸安全規制等を所管する。 | |
保険・社会福祉省 | 保険・社会福祉大臣 | 国の社会保障制度や福祉政策を運営し、健康保険や社会保険、福祉施設の管理・調整を所管する。 | |
労働省 | 労働大臣 | 雇用と労働市場に関する政策を展開し、労働者の権利擁護や雇用安定のための施策を所管する。 | |
文化・国家遺産省 | 文化・国家遺産大臣 | 国の文化や歴史遺産の保存・振興、博物館や文化イベントの企画・支援、文化遺産の登録・保護などを所管する。 | |
食糧・農業省 | 食糧・農業大臣 | 食糧、農業、林業、畜産業、水産業などに関する政策、および国内外での食糧供給、農業生産、林業、畜産業、水産業の促進を所管する。 |
・国歌「カピトリヌスの狼 (Lupa Capitolina)」(原曲'Deşteaptă-te române!')
・帝室歌「皇帝陛下万歳 (Ave Imperatrix)」(原曲'Kungssången')
トリエステにて停戦協定締結へ。 - 8 Apr.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 トラキア・ローマ帝国と新生ローマ帝国の両国は、戦況の膠着と国内情勢の悪化を背景に、ついに停戦交渉へと踏み出した。先日まで続いていたヴェネツィアの防衛戦では、帝国軍が補給作戦「ルクレティウス」により一時的な持久態勢を確立したものの、制海権の確保に至らず、また敵増援の到着によって戦局が一変。司令部の英断により守備隊の損耗を最小限に抑えたうえで、秩序だった撤退が実施された。 だが、勝利を宣言した新生ローマ帝国側においても、戦闘による損耗は著しく、主力師団の再編成を余儀なくされるなど、戦争継続への体制は限界に達しつつある。とりわけ、ヴェネツィアを奪還したにもかかわらず、補給線も疲弊しており、戦力の再投入は当面困難と見られている。 一方、帝国軍においても、長引く北イタリア戦線が経済と兵站を圧迫。両国はトリエステにおける停戦会議の開催に合意し、数日間にわたる交渉の末、本日、暫定的な停戦協定が結ばれた。 協定内容は以下の通りである: 即時停戦の履行 捕虜の相互返還と人道的処遇の確認 停戦協定は12か月間有効とすること なお、今回の合意はあくまで戦闘の一時的停止を目的とした休戦措置であり、恒久的な講和条約には至っていない。また、「ローマ皇帝位」および新生ローマ帝国の正統性主張に関する論点は今後の外交交渉に持ち越され、両国の立場と主張には依然として大きな隔たりがあり、今後の交渉次第では再び戦端が開かれる可能性も否定できない。 それでも今回の合意により、兵士たちに安堵の時間がもたらされ、また両国民にとっても一時の平穏が戻ることは間違いない。今後の展開においては、国民の声と外交努力が両国の未来を左右する鍵となるであろう。 |
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帝国軍、ヴェネツィアを放棄 戦況は振り出しへ。 - 14 Mar.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 新生ローマ帝国軍は、ヴェネツィア市街へ向けた総攻撃を行い、北側正面では、新生ローマ軍歩兵部隊が運河を渡るために橋の制圧を試みたが、トラキア軍が事前に設置した爆薬を起爆。橋が崩落し、攻勢は大きく遅滞した。 東側水路では、新生ローマ軍が小型船を使用して運河を越えようとしたが、トラキア軍の狙撃兵と砲撃が正確にこれを迎撃。多数の損害を与えることに成功した。南側の港湾地区では市街戦が激化、トラキア軍と新生ローマ軍が入り乱れる接近戦が続き、街の至る所で銃撃戦が展開された。制海権を失った新生ローマ軍は直接の海上支援を受けられず、戦闘は泥沼化しつつあったが、増援部隊を投入。これにより戦況は決定的に変化し、トラキア軍は圧倒的不利に陥った。 戦況を分析した結果、トラキア軍司令官イサアキオス・パパドレウ大将はヴェネツィアの放棄を決定。トラキア軍は秩序ある撤退を開始し、市街の防衛拠点から後退している。 トラキア軍は補給作戦「ルクレティウス」によって一時的に持ちこたえたものの、新生ローマ帝国軍の戦力差を覆すには至らなかった。戦略的撤退により、トラキア軍は今後の反攻の機会を探ることになると見られる。 ヴェネツィア市街は現在も混乱の最中にあり、戦闘の影響で市民の避難が難航しているとの報告もある。戦況は振り出しへと戻ったが、両者とも被った損害は大きく、外交ルートで停戦への協議が進められているとの情報もある。 |
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帝国海軍、戦艦サヴォイアを強襲――新生ローマ艦隊の撤退を阻止へ - 14 Mar.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 新生ローマ帝国陸軍によるヴェネツィアへの攻勢が勢いを増している。すでに新生ローマ軍は約6万の兵力を集結し、ヴェネツィア本島を完全封鎖。唯一の陸路「リベルタ橋」を封鎖し、海上補給路を断つことで、守備隊を孤立させる戦術を展開している。新生ローマ軍はヴェネツィアへの正面攻撃を避け、補給遮断による兵糧攻めを選択。すでに周辺地域の補給線は寸断され、市内の食料・弾薬の消耗が進んでいると見られる。 一方で、パパドレウ大将が率いるヴェネツィア駐留部隊はヴェネツィアの特異な地形を活用し、防衛体制を強化、持久戦の覚悟を示した。 現在、新生ローマ軍による補給物資を狙った散発的な攻撃が続いているが、ヴェネツィアの石造りの街並みが延焼を防ぎ、大規模な被害には至らず、帝国軍は持ちこたえている。しかしながら、市内には一定の物資が備蓄されているものの、包囲が長期化すれば消耗戦は避けられない。一方で、新生ローマ軍も包囲戦が長引くことで自軍の補給負担が増すことは避けられず、今後の戦略転換が注目される。 ヴェネツィア包囲戦は、単なる都市の攻防ではなく、今次戦争の戦略的主導権をかけた戦いでもある。この戦いの行方が、今後の戦局を左右することは間違いない。 |
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帝国海軍、戦艦サヴォイアを強襲――新生ローマ艦隊の撤退を阻止へ - 14 Mar.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 トラキア・ローマ帝国海軍は本日未明、新生ローマ帝国の装甲艦「サヴォイア」に対し潜水艦による雷撃を敢行し、同艦に深刻な損傷を与えた。これは、敵艦隊の撤退を阻止するための作戦の一環として実施されたものであり、トラキア側の軍事的優勢をさらに確固たるものとする一撃となった。 作戦は、沿岸基地から発進した爆撃機部隊による制圧と並行して展開され、トラキア潜水艦隊は新生ローマ艦隊の航路を封鎖。アドリア海南部での待ち伏せに成功した。深夜、「オルフェウス」を含む4隻の潜水艦が敵艦隊に接近し、魚雷攻撃を実施。うち2発がサヴォイアの右舷に命中し、大きな爆発とともに艦体に甚大な損傷を与えた。 しかし、新生ローマ側もただちに反撃。護衛の駆逐艦が索敵を強化し、対潜攻撃を実施。「オルフェウス」は果敢に回避を試みたものの、最終的に爆雷攻撃を受け、戦闘不能に陥った。乗組員の生存者については現在確認中である。 一方、損傷を負ったサヴォイアは速度を大幅に低下させ、護衛艦に囲まれながら撤退を余儀なくされている。帝国艦隊はこの機を逃さず、再び戦力を集結させ、追撃を継続。制海権の掌握に向けて、さらなる攻勢をかける構えを見せている。 軍関係者は、「サヴォイアの機動力を削ぐことに成功した以上、次の段階として完全な撃沈を目指す。帝国海軍の作戦は、確実に敵の戦略を崩壊させつつある」とコメント。今後の戦局の推移に注目が集まっている。 |
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ペスカーラ沖海戦勃発―新月の闇に潜む帝国艦隊、新生ローマ艦隊を急襲 - 1 Mar.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 アドリア海で激戦が繰り広げられたペスカーラ沖海戦において、新生ローマ海軍が戦艦サヴォイアを中心とする艦隊の奮闘により、戦略的優位を確保した。帝国海軍は奮戦したものの、増援艦隊の到着により形勢が逆転。ミサイル攻撃が装甲に阻まれ、決定打を欠いた。 トラキア側は煙幕と電子妨害を活用して撤退戦を展開。駆逐艦と巡洋艦の一部を後衛として残し、敵艦隊の追撃を遅らせる作戦に出た。特に駆逐艦(カピターニ・ロマーニ級と推定)との交戦は激しく、双方に甚大な損害をもたらした。しかし、帝国海軍は冷静かつ計画的に後退戦を遂行。煙幕と電子妨害を駆使し、戦術的な損害を最小限に抑えつつ、主力部隊を安全に後退させることに成功した。 戦場に残された後衛部隊は、最後まで奮戦し、敵に甚大な被害を与えつつ時間を稼いだ。この献身により、帝国軍は次なる作戦の準備を整える貴重な時間を確保した。 関係者によると、この戦闘によりトラキア海軍はアドリア海での作戦計画を修正する可能性があり、今後も海軍の活動は続く見込み。 |
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ペスカーラ沖海戦勃発―新月の闇に潜む帝国艦隊、新生ローマ艦隊を急襲 - 1 Mar.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 本日未明、新月の闇に紛れた帝国海軍の地中海艦隊が、新生ローマ艦隊とペスカーラ沖で交戦、大規模な戦闘が開始された。 新生ローマ側は巡洋艦を中心とした艦隊を展開し、アドリア海での制海権維持を目指していたが、帝国海軍は最新鋭のレーダーシステムを駆使し、視界外からのアウトレンジ攻撃を仕掛け、敵艦隊の前衛部隊に壊滅的は打撃を与えた。 しかし、戦艦級の艦船を含む予想外の増援艦隊がすでに到着しているとの情報もあり、状況は予断を許さない。 |
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ペスカーラ沖で衝突――帝国海軍と新生ローマ艦隊が交戦 - 27 Feb.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 本日未明、ペスカーラ沖で地中海艦隊の分遣艦隊と新生ローマ帝国海軍の哨戒部隊が交戦した。 関係者によると、帝国海軍はカピタ・ローマーナ級駆逐艦2隻とフィリッポポリス級フリゲート1隻で構成された先行部隊を派遣し、新生ローマ側の哨戒線を突破しようとしていたとみられる。遭遇後、両軍は互いに警告信号を発したものの、緊迫した状況の中で北イタリア側の哨戒艇が短距離ミサイルを発射。これを受けて、トラキア艦隊も反撃を開始し、本格的な交戦へと発展した。 戦闘では、新生ローマ側の哨戒艇が機動力を活かして艦隊の側面を突いたものの、地中海艦隊は高度なレーダー技術と精密な対艦ミサイルで応戦し、数隻の哨戒艇を撃破。主力と思われる駆逐艦(艦級不明)は撤退したという。海軍の報道官は引き続き制海権確保のため、軍事行動を継続するとしている。 |
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帝国軍、ヴェネツィアを制圧――新生ローマ艦隊は脱出に成功 - 26 Feb.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 帝国軍は本日、北イタリアの要衝ヴェネツィアを制圧した。コルネリア・カティリナ中将率いる第四軍団「マルス・インウィクトゥス」が市街地へ進軍し、新生ローマ帝国軍の防衛線を突破。市内各所で激しい戦闘が繰り広げられたが、トラキア軍の精密な砲撃と歩兵部隊の制圧により、ヴェネツィアの主要拠点は陥落した。 ヴェネツィアは新生ローマ帝国海軍の主要軍港の一つであり、アドリア海の制海権を巡る重要な拠点だった。軍の計画では、港湾施設を制圧し、新生ローマ海軍の艦艇を鹵獲することが最大の目標とされていた。しかし、新生ローマ側も事態を予測しており、陸軍部隊が時間を稼ぐ間に艦隊は出港。結果的に港湾施設の奪取には成功したものの、主力艦隊を取り逃がす形となった。 一方、帝国海軍司令部は、新生ローマ艦隊の脱出を受けて、直ちに追撃部隊を編成。地中海艦隊をアドリア海に派遣し、敵艦隊の追跡と封鎖作戦を開始した。軍関係者によると、すでに一部の艦艇が新生ローマ側の艦隊を補足しており、今後数日以内に本格的な海戦へと発展する可能性があるという。 政府は「アドリア海の安定を確保するため、必要な措置を講じる」との声明を発表。新生ローマ側の動向次第では、さらに大規模な軍事行動が取られる可能性も指摘されている。 ヴェネツィアの陥落により、地上戦においてはトラキア軍が優位に立った。しかし、海上では新生ローマ海軍が依然として戦力を温存しており、戦争の行方は依然として不透明だ。今後のアドリア海の攻防が、この戦争の勝敗を大きく左右することになるだろう。 |
【国際】政府、ローマ皇帝位を巡り新生ローマ帝国に最後通牒 — 両国関係は決裂へ -24 Feb.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 トラキア・ローマ帝国と新生ローマ帝国の緊張が頂点に達した。外務省は正式に新生ローマ政府へ最後通牒を発し、「ローマ皇帝位の正統性はトラキア・ローマにある」との立場を強調、新生ローマ皇帝の退位とローマ市の割譲を強硬に要求した。 両国の対立は、トラキア軍によるメディテラネア領ニースの無断占領に端を発した。同地域での現地住民への徴発はメディテラネア国内で大きな反発を呼び、トラキア・メディテラネア関係は急速に悪化。事態は新たな局面へと進むこととなった。 トラキア外務省は「ローマ皇帝の冠は正統なる継承者である我々のものである」とする声明を発表。外交交渉の場では強硬姿勢を貫き、「神聖ローマ皇帝の退位とローマ市の割譲」が受け入れられない場合、武力行使も辞さない」と警告した。 新生ローマ政府はこれに対し、トラキア・ローマ帝国による要求は過剰な内政干渉であると反発、「永遠の都ローマを侵すことがあれば、我々はそれを賊軍と見做し、徹底的に排除することも厭わない」と要求を一蹴した。 外交の道は完全に閉ざされ、両国は軍事衝突の危機に直面している。帝国軍はすでに北イタリア国境沿いに大規模な兵力を展開し、侵攻準備を整えているとの情報もある。一方、新生ローマ帝国も軍の即応態勢を強化し、各都市での防衛線構築を急いでいる。 【記者:カリスト・ニコメデス】 |
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クラキア人による亡命申請が増加 - 5. Feb. 政権幹部「ローマを再び帝国の統治下とするべき」 -6.Feb. ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 |
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皇帝陛下 御出産 - 19 Jan.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 皇帝陛下は19日の午後8時30分、無事に元気な女の子を出産された。陣痛が始まってから12時間足らず、病院に到着してから2時間半後だった。 お生まれになった御子はラテン語名でエウフェミア、ギリシア語名でエフフィミアと命名された。エウフェミア殿下は帝位継承第2位であり、「皇女」と「殿下」の称号を有する。 |
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イベリア半島へ侵入 大規模な陸戦 - 5 Jan.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 年が明けてもなお、イベリア動乱は収束の気配が見られない。リビア戦線は敵軍の防御陣地を突破したものの、内陸部で膠着し睨み合いが続いている イベリア本土においては連合軍は大部分の制空権を確保し、残るカタロニアの確保のため引き続き大規模な作戦を展開している。 【記者:カリスト・ニコメデス】 |
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イベリア半島へ侵入 大規模な陸戦 -25 Dec.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 帝国軍はセビリアへの上陸を完了し、イベリア本土へ進出、迎え撃つイベリア軍との間で大規模な衝突が発生した。 現地報道によると、作戦初日の戦闘において帝国軍は約20kmの前進を達成し、戦況は連合軍優勢となっている。 【記者:アンナ・イシドラ】 |
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イベリアに対し宣戦布告 リビアおよびイベリア本土へ進軍 -22 Dec.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 カルタヘナにおける紛争について、政府はこれまで静観する姿勢を続けていたが、イベリア政府が政権転覆やテロを我が国においても企てていたことが明らかとなり、宣戦布告を行った。 帝国軍は中華国軍を中心とする連合軍に合流しリビアおよびイベリア本土への進行を開始、リビアにおいては既に陸軍の先遣部隊が上陸に成功しており、アフリカにおける橋頭堡を築いている。 |
皇帝陛下 第二子ご懐妊 -7 Dec.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 アンドロニコポリス宮殿は皇帝陛下はご懐妊されたことを発表した。現在は妊娠4ヶ月で御子の性別は女の子であり、皇太子殿下は妹君を迎えられることとなる。 ご出産までは陛下は公務を減らされる以降で、名代としてアタナシウス公殿下やコルネリウス皇子殿下が公務を肩代わりされる。 |
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海軍人事局長を拘束 一連の盗撮事件に関与か -5 Sep.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 国家憲兵隊は5日、トラキア・ローマ海洋学園における盗撮事件に関与したとして、海軍参謀本部人事局長のアウレリウス・アナスタシウス中将を拘束した。アナスタシウス中将は学園職員から盗品などを受け取る見返りに、卒業生に対して海軍内のポストを斡旋するなどした、斡旋収賄罪違反の容疑がかけられている。 また、押収した中将の私用PCとHDDからおよそ15TBに及ぶ映像データが発見されており、長期間にわたって関与していた疑いが持たれている。 |
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職員と生徒3名を逮捕 窃盗と盗撮容疑 -4 Sep.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 窃盗と盗撮行為をしたとして、東トラキア州警察は4日、トラキア・ローマ海洋学院職員のディミトリス・イオアニディス容疑者と同校生徒のソフィア・ミラキ容疑者、アナスタシア・ラウレンティア容疑者を逮捕した。 3名は生徒の私物の窃盗、トイレや浴室での盗撮行為を行い、映像をネット上で販売した疑いがかけられている。 警察は今回逮捕された容疑者以外にも関係者がいるとみて調査を進めている。 |
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皇帝陛下御真影の更新について -1 Sep.-
アンドロニコポリス宮殿プレスリリース 東ローマ紀元における新年を迎えるのにあたって、皇帝陛下の御真影を公開します。この写真は昨年の歴史的な戴冠式の後、宮殿内で撮影されたものです。 このうちには、宮殿の「王座の間」で帝冠を身に着けられ、、王笏と宝珠を手にされた皇帝陛下が写っています。 |
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【総選挙】与党が単独過半数維持 マケドニア国民党は大きく議席減らす -14 Jul.-
ヌンティウス・ウェスペルティヌス紙 平民会(定数330)の総選挙は開票が進められ、与党のローマ民衆同盟が引き継ぎ単独過半数を維持する見込みだ。野党第一党の社会民主党も議席を増やしたものの、過半数には及ばなかった。 また、上マケドニア州の分離独立を主張するマケドニア国民党は議席を減らし、前回選挙では議席無しだったキリスト教民主党が5議席を確保した。 |
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皇帝陛下の祝賀行事開催 -27 Jun.-
ムンドゥス紙 27日、皇帝陛下の公式誕生日を祝う伝統行事が盛大に開催された。この歴史ある行事は、国内外から多くの人々が集まり、華やかな一日となった。 当日は、皇室メンバーが参列する中、帝国軍による壮麗なパレードが行われた。パレードは宮殿前広場からスタートし、帝国軍の各部隊が一糸乱れぬ行進を披露した。特に注目を集めたのは、帝国騎馬砲兵隊による礼砲の発射である。この礼砲は、宮殿のバルコニーで待つ皇帝陛下と皇室メンバーを迎えるものであり、迫力ある音と共にその威厳を示した。 その後、皇帝陛下とフィリッポポリス公殿下は馬上から将兵の閲兵を行われた。お二人はゆっくりと馬を進めながら、一人一人の兵士と目を合わせ、その忠誠心と勇敢さを称えられた。観衆からは大きな拍手と歓声が沸き起こり、皇帝陛下ご夫妻の姿に感動する声が広がった。 また、皇室メンバーが宮殿のバルコニーから観覧する中、帝国空軍による儀礼飛行も行われた。空にはカラフルな煙が描かれ、華麗な編隊飛行が繰り広げられ、見上げる人々を魅了した。 |
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皇帝陛下 議会開会式御臨席 -5 Jun.-
ムンドゥス紙 議会の新しい会期が始まり、元老院議場で皇帝陛下が開会を宣言されるとともに、政府の施政方針演説を述べられた。演説では会期中の政府の議題が示され、提案された政策や法案の概要が説明される。開会式は議会のの3つの構成部分(君主、元老院、民会)が一堂に会する唯一の定例行事である。6br()開会式は議会日程の主要な儀式的行事であり、通常、大勢の観衆が集まり、テレビやインターネットでも多くの視聴者が見守る。 |
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紀元前2000年頃、ドナウ川以南の地域ではヴァルナ文化と呼ばれる高度な文明が栄えていた。ヴァルナのネクロポリスなどの遺跡からは精巧な極彩色の土器や、古代エジプト、メソポタミアよりも古い時代に作られた黄金細工の品々が発見されている。紀元前1000年頃からは周辺の印欧語族の文化と混合した文化圏が形成されていく。しかしこうした動きは大きな混乱をもたらし、既存秩序の崩壊と移住の連鎖により、この地域の文明は徐々に衰退していった。
紀元前600年ごろになるとギリシア人が黒海周辺に植民を始め、その文化は黒海沿岸のトラキア人に大きな影響を与えることになる。この頃になるとギリシアの影響が少なかったドナウ川以北のダキア人との違いがはっきりと現れ、「トラキア人」としての独自性が強まっていった。
紀元前480年、トラキア人の一部族、オドリュサイ族のテレス1世(Teres Ⅰ)がオドリュサイ王国(Odrysian kingdom, Regnum Odrysium)を成立させる。彼は強力な騎兵とギリシア式のホプリタイを以てトラキア諸部族を征服、黒海とドナウ川に挟まれた限られた範囲にも拘らず、ギリシアの諸国家に並ぶ強力な国家となった。王国は第5代国王セウテス1世の時代に最盛期を迎えるが、紀元前335年、マケドニア王国のアレクサンドロス3世により王国は征服された。その後、一時独立を回復するも、国王による中央集権から有力な豪族が次々と離脱し、王国の領域は当初よりも約三分の一にまで縮小し、紀元前20年ごろにはローマ帝国の属国化、西暦46年にはトラキア属州としてローマに併合された。ローマの支配を通して、トラキア人はローマ人との混血が進み、次第に同化していった。
西暦395年、当時のローマ皇帝テオドシウス1世は帝国領を2人の息子に分け与え、帝国はテオドシウス帝の次男ホノリウスが治める西ローマ帝国と長男アルカディウスが治める東ローマ帝国に二分され、トラキア属州は東ローマ帝国領となり、オリエンス道トラキア管区に改められた。また、トラキアの東端部にあるビュザンティオンがローマ帝国の新首都コンスタンティノポリスとなったことからトラキア地方は首都近郊の重要な地域となった。後に西部地中海海盆の広大な土地を回復し、東ローマ帝国の最大版図を築き上げたユスティニアヌス1世や、その廷臣であるベリサリウス将軍もトラキアの生まれである。
532年、トラキア地方の歴史の分岐点となる出来事が起こる。度重なる増税に反発した市民が時の皇帝ユスティニアヌス1世(大帝)に対して反乱を起こしたのである。市民たちは「ニカ(勝利せよ)」の言葉を合言葉としたため、この反乱を「ニカの乱」という。 この反乱は将軍ベリサリウスらにより鎮圧されるが、トラキア管区行政官ヨハンネスのもとにユスティニアヌス帝崩御の報告が舞い込む。これは結局誤報だったものの、彼はユスティニアヌス帝亡き後の東ローマ帝国に価値を認めず、新たなローマ帝国、すなわち「トラキア・ローマ帝国(中世トラキア・ローマ帝国、中世帝国とも)」の建国を宣言し、ユスティニアヌス2世として自ら帝位に付く。この帝国が現在のトラキア・ローマ帝国の前身とされている。反乱の収束後も彼は自らの国家を正当なローマ帝国と主張し続けたが、当然のことながら東ローマ帝国側はトラキア・ローマ帝国が「ローマ帝国」であることを認めず、ユスティニアヌス2世がローマ皇帝であることも承認しなかった。一方、トラキア・ローマ帝国側でも、東ローマ帝国のことを正統なローマ帝国であると認めなかった。
ユスティニアヌス2世による建国後、トラキア・ローマ帝国は東方に向けて領土を拡大し、現在のブルガリアや含む領域を統治した。特に、バルカン半島に住むスラヴ人との戦争が続いたが、7世紀中頃には彼らを服従させ、一部をトラキア・ローマ帝国の文化に取り込むことに成功した。これにより、帝国内ではローマ文化とトラキア・スラヴ文化が融合し、独自の文化的アイデンティティが形成された。
ビザンツ帝国との対立は8世紀に入るとより激しくなった。特に、聖像破壊運動(イコノクラスム)を巡る宗教的対立が深まり、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国の聖像破壊政策に強く反発し、双方の総主教を破門する事態となった。これが、両国間の宗教的・政治的な亀裂をさらに深める結果となった。
しかし9世紀にイスラム王朝の脅威がより一層大きくなり、トラキア・ローマ帝国とビザンツ帝国は脅威に対して団結し、領土を防衛するための新たな軍事体制を確立した。この時期、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国との間で一時的な和平を結び、イスラム王朝からの侵攻に対抗するための同盟関係が築かれた。さらに、両王朝の婚姻も頻繁に行われるようになり、この時期には両帝国の蜜月の時代を迎えることとなった。
1071年、ビザンツ帝国がセルジューク朝との戦いで壊滅的な敗北を喫した「マンジケルトの戦い」は、東ローマ世界における大きな転換点となった。この戦いにおいてビザンツ帝国は、皇帝ロマノス4世ディオゲネスが捕虜となり、アナトリアの広大な領土を失うという壊滅的な打撃を受けた。この敗北はビザンツ帝国の弱体化を招き、トラキア・ローマ帝国にとっても重大な影響を及ぼした。 マンジケルトの戦い後、ビザンツ帝国は内戦状態に陥り、その軍事力と統治力が大幅に低下した。これにより、ビザンツ帝国のバルカン半島での支配が揺らぎ、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国の混乱を利用して自らの地位を強化する機会を得ることとなる。 1070年代後半から1080年代にかけて、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国からの独立性をさらに高め、バルカン半島南部での影響力を拡大した。しかし、セルジューク朝がアナトリアを支配する中で、トラキア・ローマ帝国もまた、セルジューク朝の脅威にさらされることとなる。
1081年にビザンツ帝国でアレクシオス1世コムネノスが帝位に就くと、アレクシオス1世は帝国の軍事力と経済力を再建し、バルカン半島での支配を再確立した。この動きはトラキア・ローマ帝国にとって脅威となり、両帝国の間で再び緊張が高まった。 アレクシオス1世は、西欧の十字軍を利用してセルジューク朝に対抗しつつ、トラキア・ローマ帝国を含むバルカン諸国に圧力をかけた。この時期、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国の圧力に対抗し、領土を維持するために軍事的および外交的な努力を強化したものの、コムネノス朝に対して十分な対抗策を見いだすことは出来なかった。
12世紀初頭において、トラキア・ローマ帝国はビザンツ帝国の勢力拡大に伴い、その影響下に置かれるようになる。しかし、トラキア・ローマ帝国は独自のアイデンティティと政治的独立を保つ努力を続け、アレクシオス1世の後継者たちによるビザンツ帝国の安定化と拡大政策の中で、トラキア・ローマ帝国はしばしばビザンツの同盟者として振る舞いながらも、自国の独立を守り抜くことに努めた。
1204年、第4回十字軍によるコンスタンティノープル占領とビザンツ帝国の一時的な崩壊は、トラキア・ローマ帝国にとっても重大な転機となった。ビザンツ帝国の領土がラテン帝国やニカイア帝国、エピロス専制公国などに分割される中、トラキア・ローマ帝国もまた新たな政治的混乱と軍事的圧力に直面した。 ラテン帝国がバルカン半島において支配を広げる一方で、トラキア・ローマ帝国はその領土を防衛するために奮闘した。帝国内の貴族たちは、中央政府の統制を弱め、地方ごとに自立する動きが強まった。この結果、トラキア・ローマ帝国は内部の分裂が進行し、帝国の結束が大きく揺らぎ始める。
1261年、ニカイア帝国がコンスタンティノープルを奪回し、ビザンツ帝国が復興されると、トラキア・ローマ帝国はその独立性を再び危うくする。ビザンツ帝国はラテン帝国から領土を回復する過程で、トラキア・ローマ帝国に対しても領土要求を強めたが、トラキア・ローマ帝国は様々な手段を用いつつ独立を維持し続けた。
しかし、1300年半ばにはビザンツ帝国との戦いで敗北を喫し、さらに領土の一部が分離して独立する地方政権が出現ししたこともあり、首都フィリッポポリスとその周辺を領土とするのみとなった。この頃、君主制イスラーム国家であるオスマン帝国がバルカン半島諸国を脅かしていた。トラキア・ローマ帝国も例外ではなく、限られた兵力を以って抵抗を続けていたものの、1378年、オスマン帝国に併合される。トラキア・ローマ帝国の滅亡後もオスマン帝国は破竹の勢いで勢力を伸ばし、1453年にはコンスタンティノポリスを占領、ビザンツ帝国を滅亡させる。
1700年代末、革命時代のフランスに滞在していた古典学者のガイウス・コッケイウスはフランス革命の経験からトラキア・ローマ人が自らのアイデンティティを確立させる必要があると考え、地下組織
現代に入ると、トラキア・ローマ帝国は共産主義の脅威に直面することとなる。ゲオルギウス2世帝の治世、欧州では共産主義を掲げる国家の共同体たる”欧州ソヴィエト連邦”と、反共主義の思想で一致する諸国からなる”バルセロナ条約機構”が存在し、所謂冷戦状態が続いていたが、大和王国の間接統治にシェラルドが反旗を翻し、欧ソと不可侵を結びベルタティスへ一斉に侵攻、それに伴いBTOの防衛協定が発動し、欧州全域を巻き込む大戦へと雪崩れ込んだ(欧州大戦)。この大戦はアマリエンで講和条約が結ばれ終結し、トラキアは大きな被害もなく、また利益を得ることもなかったが、現代欧州における、東欧の一国家でしかなかったトラキアが存在感を高めるきっかけとなった。
戦後、ゲオルギウス2世は高齢を理由に兄の長男であるユリウスに譲位し、ユリウス6世が即位する。ユリウス6世は欧州大戦後に退位したシェラルド王国の先王、シルヴィアと結婚、現皇帝であるエウドクシアをもうけた。またこの頃、トラキアは自由主義陣営であるLPTOに加盟している。
欧州大戦
第二次欧州大戦
第三次欧州大戦
ビザンツ・エジプト戦争
第四次欧州大戦
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憲法上では皇帝の神聖不可侵および議会の招集・解散、勅令の発布、軍隊の指揮・監督などを行う権利が明示されているがこれらの権利の行使には首相もしくは各国務大臣の助言と承認が必要であり、実質的な政治の主権は内閣が握っている。 議会は二院制であり、非公選の貴族議員からなる元老院と公選の平民議員からなる平民院で構成される。 また、皇帝の諮問機関として主要閣僚を含む役50人の顧問官からなる枢密院が存在しており、宣戦布告、法令の布告、議会の招集・解散の大権の行使には枢密院の議を経るのが慣習となっている。
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枢密院 | |
名称 | 陛下の最も高貴なる枢密院(Eius Majestas Nobilissimum Consilium Seretus ) |
定員 | 50人 |
議長 | ニキフォロス・マヴロカタカロン |
上院 | |
名称 | 元老院(Senatus) |
定員 | 300人 |
任期 | 終身 |
議長 | メタクサス男爵ステファノス |
下院 | |
名称 | 民会(Comitia plebis) |
定員 | 330人 |
任期 | 4年 |
議長 | クラウディウス・レントゥルス |
院内勢力 | |
議長 | |
ローマ民主同盟 | |
社会民主党 | ああ |
マケドニア国民党 | |
民主統一会議 | |
労働党 | |
無所属 |
主たる宗教は古代ギリシア・ローマの信仰を受け継ぐギリシア・ローマ神話に基づく 多神教 である。国民の約76%が信仰しているとされる。他の宗教に見られるような教会制度は存在せず、また預言者も居なければ纏まった形の共通の聖典も存在しない。皇帝が 最高神祇官(Pontifex Maximus) とされ、憲法に基づき祭事を行う。 C教は国民の約19%が信仰しており、内訳はO派が84%、C派が7%、P派が5%、その他の宗派が4%程度と推定されている。国内の正教会は アンドロニコポリス大主教 が管掌している。 その他、I教やJ教信者、B教徒も少数ながら存在しており、多神教一神教問わず様々な宗教が共生している。
日付 | 日本語表記 | ラテン語表記 |
1月1日 | 新年 | Annus Novus |
4月6日 | 独立記念日 | Dies Libertates |
5月1日 | メーデー | Dies laboris |
8月29日 | 皇帝誕生日 | Dies Caesaris |
9月2日 | 戦没者追悼記念日 | Dies recordationis |
番号 | 州名 | 州都 | 最大の都市 |
① | 北イリュリア州 | ビルニジウム | サライウム |
② | 南イリュリア州 | スコドラ | ドゥラキウム |
③ | セルビア州 | シンギドゥヌム | シンギドゥヌム |
④ | 上マケドニア州 | リュクドニス | リュクドニス |
⑤ | 西トラキア州 | アンドロニコポリス | フィリッポポリス |
⑥ | 東トラキア州 | オデッスス | オデッスス |
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トラキア・ローマ帝国軍(ラテン語: Exercitus Imperialis Thracis Romani)は、トラキア・ローマ帝国が保有する軍隊であり、帝国の安全保障と防衛を担っている。正式には「皇帝陛下の軍」(Exercitus Augusti)または「我らの軍」(Exercitus noster)と呼ばれる。 トラキア・ローマ帝国軍は以下の五つの主要な部隊から構成される:
帝国内の地上戦や治安維持を担当する部隊。主な部隊には機甲部隊、歩兵部隊、砲兵部隊が含まれ、多様な地形に対応する能力を有する。また、情報部隊や工兵部隊も存在し、戦術的な支援を行う。
帝国の海域を守り、海上交通の安全を確保する。艦隊は戦艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦から構成され、海上の防衛と海洋戦略に寄与する。また、海上輸送部隊や沿岸警備部隊も含まれ、帝国の海上資源を保護する。
空域の防衛と空中からの攻撃、偵察活動を行う。空軍の主な部隊には戦闘機部隊、爆撃機部隊、輸送機部隊が含まれ、また、空中警戒管制部隊が空中の安全を維持する。
宇宙空間での防衛と運用を担当する部隊。宇宙軍は探査機、通信衛星などを使用して、帝国の宇宙領域の防衛と宇宙関連の作戦を行う。
国内の秩序維持、重要施設の警護、VIPの護衛などを担当する部隊。都市部や重要な政府機関の警備に従事し、また、国家の重要行事や式典の警護も行う。
トラキア・ローマ帝国軍の名目上の指揮権は皇帝または女帝が持つが、実際の権限行使には憲法の規定により首相の副署を必要とするため、実質的な指揮権は政府首班である首相が持つ。軍の管理は国防省(Ministerium Defensionis)が担当し、運用計画や予算管理、兵器の調達などを行う。国防省には複数の局や部門が存在し、戦略的な運用と政策の策定を行う。
各軍には専用の軍事学校や訓練施設があり、将校や兵士の育成が行われている。教育機関では戦略学、戦術学、兵器技術などの専門的なカリキュラムが用意され、また、実戦を想定した演習や訓練も行われる。軍事学校には、帝国内外から優秀な人材が集まり、将来の指揮官や専門家としての基礎を築く。
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将官 |
元帥 Mariscalcus Exercitus Στρατάρχης |
元帥 Navarchus Classis Αρχιναύαρχος |
元帥 Mariscalcus Aeronauticae Στρατάρχης Αεροπορίας |
元帥 Navarchus Spatii Αρχιναύαρχος Διαστημικός |
上級大将 Dux Major Επιστρατηγός |
上級大将 Navarchus Major Επιναύαρχος |
上級大将 Dux Major Επιπτέραρχος |
上級大将 Navarchus Major Επιναύαρχος |
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大将 Dux Στρατηγός |
大将 Navarchus Ναύαρχος |
大将 Dux Aeronauticae Πτέραρχος |
大将 Navarchus Ναύαρχος |
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中将 Legatus Legionis Αντιστράτηγος |
中将 Navarchus Vicarius Αντιναύαρχος |
中将 Legatus Aeronauticae Αντιπτέραρχος |
中将 Navarchus Vicarius Αντιναύαρχος |
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少将 Tribunus Militum Υποστράτηγος |
少将 Navarchus Contrarius Υποναύαρχος |
少将 Tribunus Aeronauticae Υποπτέραρχος |
少将 Navarchus Contrarius Υποναύαρχος |
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佐官 |
大佐 Tribunus Angusticlavius Συνταγματάρχης |
大佐 Capitaneus Πλοίαρχος |
大佐 Capitaneus Grupus Σμήναρχος |
大佐 Capitaneus Πλοίαρχος |
中佐 Primus Pilus Αντισυνταγματάρχης |
中佐 Capitaneus Fregatae Αντιπλοίαρχος |
中佐 Praepositus Alae Αντισμήναρχος |
中佐 Capitaneus Fregatae Αντιπλοίαρχος |
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少佐 Pilus Prior Ταγματάρχης |
少佐 Capitaneus Corbitae Πλωτάρχης |
少佐 Praepositus Squadronis Επισμηναγός |
少佐 Capitaneus Corbitae Πλωτάρχης |
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尉官 |
大尉 Primi Ordines Επιλοχαγός |
大尉 Tenens Navis Υποπλοίαρχος |
大尉 Capitaneus Σμηναγός |
大尉 Tenens Navis Υποπλοίαρχος |
中尉 Centurio Λοχαγός |
中尉 Subtenens Navis Ανθυποπλοίαρχος |
中尉 Tenens Υποσμηναγός |
中尉 Subtenens Navis Ανθυποπλοίαρχος |
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少尉 Optio Υπολοχαγός |
少尉 Subtenens Corbitae Σημαιοφόρος |
少尉 Subtenens Ανθυποσμηναγός |
少尉 Subtenens Corbitae Σημαιοφόρος |
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下士官 |
曹長 ArchiServiens Αρχιλοχίας |
曹長 ArchiServiens Αρχικελευστής |
曹長 ArchiServiens Αρχισμηνίας |
曹長 ArchiServiens Αρχικελευστής |
軍曹 Serviens Λοχίας |
軍曹 Serviens Κελευστής |
軍曹 Serviens Σμηνίας |
軍曹 Serviens Κελευστής |
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伍長 Decrio Δεκανέας |
伍長 Nauta Magistralis Δεκανέας |
伍長 Primus Aviator Δεκανέας |
伍長 Nauta Magistralis Δεκανέας |
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兵卒 |
一等兵 Principalis Στρατιώτης |
一等兵 Nauta Δίοπος |
一等兵 Aviator Senior Επισμηνίτης |
一等兵 Nauta Senior Δίοπος |
二等兵 Legionarius Νεοσύλλεκτος |
二等兵 Nauta Ναύτης |
二等兵 Aviator Σμηνίτης |
二等兵 Nauta Ναύτης |
帝国陸軍
軍旗 | ![]() |
名称 | 帝国陸軍(Imperialis Exercitus) |
総兵力 | 約18万5000人 |
参謀総長 | グナエウス・カエサル上級大将 |
最先任曹長 | アナスタシア・サテリア曹長 |
モットー | 我等ローマの為なら何処までも(Quocumque pro Roma Ibimus.) |
速歩行進曲 | (原曲:Yorckscher Marsch) |
並歩行進曲 | (原曲:Royal Marines Slow March 'Preobrajensky' ) |
帝国内の地上戦や治安維持を担当する部隊。主な部隊には機甲部隊、歩兵部隊、砲兵部隊が含まれ、多様な地形に対応する能力を有する。また、情報部隊や工兵部隊も存在し、戦術的な支援を行う。
礼装 | 軍服 | ||||
士官礼装 | 騎兵礼装 | 兵・下士官礼装 | 共通準礼装 | ||
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![]() |
![]() |
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||
常装 | 冬常装 | 夏常装 | |||
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兵科色 | |
将官・参謀本部付参謀・近衛軍団 | 深紅 |
歩兵・機械化歩兵 | |
騎兵・胸甲騎兵・騎馬砲兵 | |
砲兵 | |
工兵・電子機械 | |
戦車 | |
情報 | |
憲兵・法務 | |
兵站・経理・人事 | |
看護・衛生 | |
音楽 |
編成
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装備
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軍旗 | ![]() |
名称 | 帝国海軍(Imperialis Classis) |
総兵力 | 約7万7000人 |
参謀総長 | コルネリウス・レギルス上級大将 |
モットー | 良き風とともに(Cum Ventis Secundis) |
速歩行進曲 | (原曲:Heart of Oak) |
並歩行進曲 | (原曲:Men of Harlech ) |
士官・下士官 | 軍服 | ||||
礼装 | 常装 | 夏礼装 | 夏常装 | ||
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||
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兵 | 冬服 | 夏服 | |||
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帝国の海域を守り、海上交通の安全を確保する。戦艦や空母と言った大型艦船のほか、駆逐艦やフリゲート、戦闘機や対潜哨戒機などの作戦機を保有し、海上の防衛と海洋戦略に寄与する。また、海上輸送部隊や沿岸警備部隊も含まれ、帝国の海上資源を保護する。
艦船接頭辞はMNN(Majestas Nostrae Navis)またはΑΠ(Αυτοκρατορικής Πλοίον, Aftokratorikós Ploion)
編成
+ | ... |
装備
+ | ... |
ラウンデル | ![]() |
名称 | 艦隊航空隊(Classis Aeronautica) |
総兵力 | 約8100人 |
司令官 | ニコラオス・セオドリカコス |
装備
+ | ... |
軍旗 | ![]() |
名称 | 帝国空軍(Imperialis Aeronautica) |
総兵力 | 約5万1000人 |
参謀総長 | テオドロス・アラツァキス上級大将 |
モットー | より速く、より高く、より強く(Citius,Altius,Fortius) |
速歩行進曲 | (原曲:Γιοί των Αετών ) |
並歩行進曲 | (原曲:Scipio ) |
空域の防衛と空中からの攻撃、偵察活動を行う。空軍の主な部隊には戦闘機部隊、爆撃機部隊、輸送機部隊が含まれ、また、空中警戒管制部隊が空中の安全を維持する。
礼装 | 軍服 | ||
士官礼装兼冬常装 | 兵・下士官礼装兼常装 | ||
![]() |
![]() |
||
常装 | 夏常装 | ||
![]() |
装備
+ | ... |
軍旗 | ![]() |
名称 | 帝国宇宙軍(Imperialis Classis Apatialis) |
総兵力 | 約1万5000人 |
参謀総長 | アルベルトゥス・ローエングラム上級大将 |
モットー | 困難を通じて天へ(Per Aspera Ad astra) |
速歩行進曲 | (原曲:Μακεδονία ξακουστή) |
並歩行進曲 | (原曲:Westering Home) |
軍旗 | ![]() |
名称 | 国家憲兵隊(Vigil Militaris) |
総兵力 | 約1万4000人 |
憲兵総監 | クィントゥス・セイヤヌス上級大将 |
モットー | 永遠の忠誠(Fides aeterna) |
速歩行進曲 | (原曲:The Lorraine March) |
並歩行進曲 | (原曲:Marsch der Finnländischen Reiterei aus dem 30jährigen Krieg) |
装備
+ | ... |
名称 | アンティパトリア帝国陸軍士官学校(Imperialis Academia Militaris ad Antipatria) |
校長 | ルクレティウス・ロマヌス中将 |
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即位名 |
エウドクシア3世 Eudoxia Ⅲ Ευδοξία Γʹ |
全名 |
エウドクシア・イレーネ・ソフィア Eudoxia Irene Sophia エヴドクシア・イリニ・ソフィア Ευδοξία Εἰρήνη Σοφια |
|
称号 |
ローマ人、ブルガール人、セルビア人、ダルマティア人、マケドニア人の女帝 諸王の王 緋色の産室生まれ 尊厳ある者 国民の第一人者 国母 最高神祇官 Imperatrix Romanarum, Bulgaricarum, Serbicarum, Dalmaticarum, Macedonicarum; Porphyrogenita, Augusta, Prima inter Pares, Mater Patriae Αυτοκράτειρα των Ρωμαίων, Βούλγαρων, Σέρβων, Δαλματίων. ἡ πορφυρογέννητος, Αυγούστα, Πρώτη μεταξύ Ίσων, Μητέρα της Πατρίδας |
|
性別 | 女 | |
年齢 | 26歳 | |
身長 | 165cm | |
配偶者 | フィリッポポリス公爵アタナシウス | |
軍階級 | 帝国陸海空宇宙軍元帥 | |
趣味 | 乗馬 |
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全名 |
アタナシウス・アエミリウス=カンタクゼヌス Athanasius Aemilius Cantacuzenus アサナシオス・イミリオス=カンダクヅィノス Αθανάσιος Αιμίλιος Καντακουζηνός |
称号 |
フィリッポポリス公爵殿下 Serenissimus Caesareus Dux Philippopolis |
|
性別 | 男 | |
年齢 | 26歳 | |
軍階級 | 帝国陸軍元帥 |
全名 |
アレクシウス・ロマヌス・アエミリウス=カンタクゼヌス Alexius RomanusAemilius Cantacuzenus アレクシオス・ロマノス・イミリオス=カンダクヅィノス Αλέξιος Ρωμανός Αιμίλιος Καντακουζηνός |
称号 | トラキア・ローマ皇太子、緋色の産室生まれ |
性別 | 男 |
年齢 | 2歳 |
+ | ... |
家名 | モノマコス家 |
爵位 | 公爵 |
当主 | セオドロス・セバストポリティス・モノマコス |