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*&bold(){マケット}
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クワガタムシ型メダロット(KWG)
登場作品:[[8>メダロット8(カブト・クワガタ)]] [[9>メダロット9(カブト・クワガタ)]] [[S>メダロットS]] ※漫画版メダロット3初出
#contents(fromhere=true)
*機体概要
初出は漫画版メダロット3で、&bold(){作中オリジナルメダロット}。
後年、メダロット8にてDLCという形でゲーム作品に初登場した。

&bold(){自分の機体の全高よりも大きな、マイクロ波兵器}を搭載した右腕が特徴的。
誤解されがちだが、作品中で装備しているマイクロ波兵器は、&bold(){後述する様に本来のマケットの装備ではない}。

他でもないほるまりん先生自身の手(たぶんね)によるオリジナルメダロットであるにも拘らず、
ファンの間で話題に上がる事はまことに少なかった。

腕部形状・バイザー式の頭部といった点が[[ドークス]]に似ているようにも見える。
この点についてほるまりん先生は、以下のようにコメントしている。

>ほるまりん ‏@horuma_rin KWGシリーズ・マケット(雛型)! 良いワルノリです。 18:52 - 2014年10月2日
>https://twitter.com/horuma_rin/status/517613122295562240
>ほるまりん ‏@horuma_rin ドークスと名付けた機種が細身で全くドルクス属のクワガタっぽくなかったため、開発段階では太かったという事にして0号マケット(最初の雛型)を後付けたわけです。 20:33 - 2014年10月2日
>https://twitter.com/horuma_rin/status/517638429044011010
>ほるまりん ‏@horuma_rin 「試作機」という、もう手垢ベッタリな単語を使いたくなかったの。 20:48 - 2014年10月2日
>https://twitter.com/horuma_rin/status/517642173865394176

**メダロット8以降の設定
メダロット8でゲームに登場した際に、以下の様に設定された。
[[ゾーリン]]に次ぐ第3世代KWGタイプとして開発されていたが、「&bold(){スペックを欲張りすぎた}」ために開発中止となる。
その後、開発コンセプトは[[ドークス]]([[ブラックスタッグ]])の系統と[[ティタンビートル]]を経ての[[ティレルビートル]]の系統に分割された。

ハイエンドな試作機を開発して、量産される際にスペックが落とされることや、逆に量産機体の方がスペックが高くなることもある。
そのため、「スペックを欲張りすぎた」とはされているものの、実際の性能が高かったかは不明。

#region(【コラム】マイクロ波兵器について)
マイクロ波兵器は架空のものではなく、&bold(){実際に研究されている}。
そのうちのひとつである&bold(){アクティブ・ディナイアル・システム}は、主に暴徒鎮圧用の非殺傷兵器としての使用を想定している。

メダロット3作中、マイクロ波兵器は「&bold(){巨大な電子レンジ}」と紹介されており、実際にアクティブ・ディナイアル・システムは人体を加熱して無力化する。
作中の様に虫に対しては殺傷効果もあろうが、人間に対しては&bold(){眼球ーー目玉に回復出来ないダメージを与える懸念が存在した}程度である。
また、コレは保護されていない電子機器を破壊することも出来るとされており、メダロットの様な機械を動作不能には出来る可能性はある。

フィクションにおいては、マイクロ波兵器に近いものとしては、アニメ「&bold(){ PSYCHO-PASS}」シリーズに登場した&bold(){ドミネーター}が登場。
電磁波を放つ銃型の装置で、相手の心理状態を読み取り切り替わるモードによって、人間を気絶させたり破裂させたりする。
機械に対しては別のモードが存在し、そちらでは電磁波は用いられていない。

マイクロ波兵器と明言されたものとしては、アニメ「&bold(){機動戦士ガンダムSEED}」で基地に侵入した敵軍への罠として使用された大型兵器、&bold(){サイクロプス}が該当する。
こちらは人間も人型兵器モビルスーツなどの兵器も殺傷及び破壊していた。
メダロットーー機械を破壊出来るレベルとなると、恐らくはそれ位の出力となるだろう。
//普段は某○○とぼかしていますが、解りやすくするために、例外的に作品名を出しました。by編集者vokzehn
#endregion
*機体説明
**メダロット8
漫画版メダロット3での初登場から長い年月をかけて、メダロット8のDLC追加イベント6でまさかのゲーム参戦を果たす。
さらに右腕に取り付けられた、例のマイクロ波兵器まで搭載。
本作より設定された[[型式番号]]は、「&bold(){ KWG XX}」

追加イベント6道中に警備メダロットとして出現。
なんと[[アサドアラーク>サルベーション]]同様の「&bold(){黒いメダル}」搭載機。
「黒水晶」の[[メダリア]]は忘れずに装備しておこう。
注目の右腕は本機のみの専用わざ[[マイクロウェーブ]]。
[[チャージバスター]]に[[ハンマー]]のような防御無視特性と、自壊ペナルティがついたものである。
チャージ100%から放たれるそれは即死ものの威力のため要注意。

[[脚部特性]]は格闘よりの脚部としては珍しい「[[アーティラリー]]」。
機動はそこまで高くないので僚機でフォローしたい。
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**メダロット9
メダロット通信第9回で配信された。

ゲーム本編で、鉱山口の[[メタビー]]/[[ロクショウ]]に攻勢を仕掛ける[[ロボロボ団]]が使用する、[[バスターティラノ]]と[[ジ・エッジ]]に右腕パーツが装備されている。
メダロット7までとメダロット8以降の世界観の連続性を抜きにしても、&bold(){本来[[セレクト隊]]仕様という設定のメダロットといい試作装備といい、いったい何処からそれらを持ってきたのだろうか}。

わざや脚部特性など基本スペックはメダロット8のものを踏襲している。
その威力と巨大さ故に、右腕パーツは[[ヘヴィパーツ]]と設定された。
また、脚部パーツのヘヴィリミットは1である。

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**メダロットS
ピックアップガチャで入手出来る初期ランク☆3メダロットとして登場。

スキルや脚部特性、ヘヴィパーツの該当などの基本スペックはメダロット9のものを踏襲している。

本作での脚部特性アーティラリーは過去作品よりピーキーになっているため、同じチームのメダロットでフォローが必要である。

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*登場人物としてのマケット
**漫画「メダロット3」
[[鮟倉具左衛門>鮟倉一族]]による[[イッキ]]達への改造メダロット披露の折に登場。
右腕にマケット本来のパーツではなく、[[タマオ>タマオ・ピルバーレン]]の父が開発したマイクロ波兵器を搭載した。
それも含めてどのような経緯で鮟倉の手に渡ったかは不明で、[[サケカース]]も「&bold(){んなこたぁどうでも良い}」と一蹴していた。

父の開発した、という言葉はタマオの心情を大きく揺さぶることとなる。
一方、自慢のマイクロ波兵器は幸か不幸か、襲い来るしゃべる虫たちにしか放たれることはなかった。
抵抗虚しく、そのまま虫たちによって他の改造メダロット共々、ビルの屋上から放り出されて爆裂四散するのであった。

*関連機体
|>|BGCOLOR(#FFFFD0):同系列のメダロット達|
|[[KWG型メダロットシリーズ]]|クワガタムシ型メダロットたちのリンクはこちら|
|>|BGCOLOR(#FFFFD0):漫画からゲームに颯爽登場!|
|[[アンズドビートル]]|メダロッターりんたろう!メダロットR発、&br()過激な弾丸娘カブト|
|[[ティレルビートル]]|メダロッターりんたろう!メダロットR発、&br()重量級可変クワガタ|
|[[ブロッソメイル]]|メダロッターりんたろう!メダロットR発、&br()復活の紅い悪魔|
|&bold(){マケット}|漫画版メダロット3発、&br()右腕に巨大な電子レンジ|
|[[トリトビートル]]|メダロット再〜リローデッド〜発、&br()チャージを操るカブトでやんす|
|[[ヤークトスパイダ]]|メダロット再〜リローデッド〜発、&br()罠を持たぬ剛力鉄槌クモ|

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*機体性能
**[[メダロット8>メダロット8(カブト・クワガタ)]]

&ref(http://cdn7.atwikiimg.com/medadictionary/pub/2_mmeda_all_anime.gif,,left)名称:マケット (パーツ性別:&bold(){&color(blue){男}})
|BGCOLOR(#FFFFD0):アルバム:No.235 型番:KWGXX| 
|欲ばりすぎた開発コンセプトで&br()製品化させることはなかったが、&br()後に「ドークス」の系列と&br()「ティタンビートル」の系列へ&br()派生した、幻の試作メダロット。&br()&br()右腕は「巨大電子レンジ」こと&br()マイクロ波兵器へと換装済み。| 

&ref(http://cdn7.atwikiimg.com/medadictionary/pub/2_mmeda_h_anime.gif,,left)頭部:エセテット
|BGCOLOR(#FFFFD0):装甲|BGCOLOR(#FFFFD0):成功|BGCOLOR(#FFFFD0):威力|BGCOLOR(#FFFFD0):充填|BGCOLOR(#FFFFD0):冷却|BGCOLOR(#FFFFD0):回数|BGCOLOR(#FFFFD0):攻撃対応|BGCOLOR(#FFFFD0):スキル / サブスキル|BGCOLOR(#FFFFD0):わざ|
|140|-|-|47|37|5|不可|たすける / なし|[[レーダーサイト]]|

&ref(http://cdn7.atwikiimg.com/medadictionary/pub/2_mmeda_r_anime.gif,,left)右腕:エセドロワ
|BGCOLOR(#FFFFD0):装甲|BGCOLOR(#FFFFD0):成功|BGCOLOR(#FFFFD0):威力|BGCOLOR(#FFFFD0):充填|BGCOLOR(#FFFFD0):冷却|BGCOLOR(#FFFFD0):攻撃対応|BGCOLOR(#FFFFD0):スキル / サブスキル|BGCOLOR(#FFFFD0):わざ|
|130|15|47◎|5|8|防御可能|しゃげき / ねらいうち|[[マイクロウェーブ]]|

&ref(http://cdn7.atwikiimg.com/medadictionary/pub/2_mmeda_l_anime.gif,,left)左腕:エセゴーシュ
|BGCOLOR(#FFFFD0):装甲|BGCOLOR(#FFFFD0):成功|BGCOLOR(#FFFFD0):威力|BGCOLOR(#FFFFD0):充填|BGCOLOR(#FFFFD0):冷却|BGCOLOR(#FFFFD0):攻撃対応|BGCOLOR(#FFFFD0):スキル / サブスキル|BGCOLOR(#FFFFD0):わざ|
|130|9|56|18|21|防御可能|かくとう / なし|[[ハンマー]]|

&ref(http://cdn7.atwikiimg.com/medadictionary/pub/2_mmeda_f_anime.gif,,left)脚部:エセジャンプ
|BGCOLOR(#FFFFD0):装甲|BGCOLOR(#FFFFD0):機動|BGCOLOR(#FFFFD0):格闘|BGCOLOR(#FFFFD0):射撃|BGCOLOR(#FFFFD0):タイプ|BGCOLOR(#FFFFD0):攻撃対応|BGCOLOR(#FFFFD0):脚部特性|BGCOLOR(#FFFFD0):森|BGCOLOR(#FFFFD0):岩|BGCOLOR(#FFFFD0):砂|BGCOLOR(#FFFFD0):平|BGCOLOR(#FFFFD0):水|BGCOLOR(#FFFFD0):空|BGCOLOR(#FFFFD0):氷|BGCOLOR(#FFFFD0):ホ|BGCOLOR(#FFFFD0):サ|
|160|29|36|26|二脚|回避可能|アーティラリー|4|4|2|4|2|2|2|4|4|
脚部特性:アーティラリー
攻撃行動の充填中に攻撃を受けなければ、その行動実行時威力&成功性能+5。

&link_up(▲ページ上部へ▲)
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